24/12/20(金)17:52
去年、川崎市立中学校の生徒が教員に厳しく指導されたのち、自宅で飛び降り大ケガをした件をめぐり、川崎市教委は教員の不適切な指導が影響を与えたと認めました。
この問題は12月18日、みらい・押本吉司市議が一般質問し明らかになったものです。
男子生徒は去年8月夏休みの宿題を終わらせていなかったことから、相談室で教員から「うそをついたらリモコンを投げるぞ」などと強い口調で言われたり、机を叩いたりするなどの指導を受けました。
その後、自宅に宿題を取りに帰らされましたが、男子生徒は宿題をしておらず自宅には家族がいて帰ることができなかったことから、非常階段の柵を越えて3階から飛び降りたということです。
男子生徒は一命は取り留めたものの下半身の脊髄を損傷し、現在は車いすでの生活を余儀なくされているといいます。
文部科学省が作成した生徒指導に関する教職員向けの「生徒指導提要」によると大声でどなる、ものをたたく、投げるなど威圧的、感情的な言動で指導することは不適切指導にあたるとされていて市教委は「少なからず、生徒の行動に影響があった」として教員の指導が不適切であったことを認めました。
市教委は今後、男子生徒の保護者などに意向を聞きながら事実関係を精査していくとともに、児童・生徒の実態に応じた指導の仕方を全学校に周知するとしています。
24/12/20(金)17:44
秦野市の小学校で、創立150周年を記念したボルダーウォールが完成し、20日、そのお披露目式が行われました。
豊かな自然のふもとに1873年に開校した秦野市立東小学校は、去年、創立150周年を迎えました。
秦野市では表丹沢の魅力向上などを目的としてクライミングの普及に力を入れていることもあり、記念事業に取り組む実行委員会の発案で、ボルダーウォール設置が決まったということです。
創立151周年となる20日、会場となった体育館には5・6年生の児童約180人と関係者らが集まり、完成したボルダーウォールが披露されました。
児童「これからみんなでボルダーに挑戦しながら、体力を高め、健康的な生活を送っていけるよう、日々の勉強や読書にも前向きに取り組んでいきます」設置された幅5メートル高さ3メートルのボルダーウォールに登った代表の児童2人はクライミングの楽しさを感じていた様でした。
児童「やっと登れるという感じみんなが楽しく遊べると思う」「足場とかを踏みながら行きながら考えていくことが楽しい。
友だちと中休みとかに遊びたい」
24/12/20(金)16:56
川崎市の福田紀彦市長は会見のなかで市制100周年を迎えたことし1年を振り返り、「多様性を感じた1年だった」と話しました。
川崎市 福田紀彦市長「こちらです。もうこれしかないでしょう」ことし1年を表す一文字として迷わず「百」を選んだという福田市長。
市制100周年の式典で披露された混声合唱など様々な行事をみんなで祝い、市が大切にしている「百人百様」の多様性を大いに感じた1年だったと振り返りました。
また、能登半島地震についてこれまで延べ4000人の職員を派遣している現状をふまえ、今後も復興支援に努めると述べたほか、来年、団塊世代が後期高齢者になるいわゆる「2025年問題」についても触れ、地域包括ケアの重要性について語りました。
福田紀彦市長「この10年1番大切な施策は何だと言ってきたのは、地域包括ケアをちゃんとやるということをやってきましたのでひとつのターゲットイヤーとしては、しっかり総括しながら前にもっと進めていかないといけない1年になるのではないかなと思っています」
24/12/20(金)16:54
神奈川県の業務が適切に行われているかを確認する「包括外部監査」の結果がまとまり、52の項目について指摘や意見がありました。
今回の監査は、国際文化観光事業とスポーツ事業に関わる部署や関係機関が、昨年度に行った財務や事務を対象に行われました。
報告では、「規則に違反している」などとする「指摘事項」が11項目、「改善が望まれる」とする「意見」が41項目挙げられました。
「指摘事項」のなかでは、神奈川県が、県民ホールなどの指定管理業務の一部を受託した第三者が更にほかの第三者へ委託した場合に、入手するべき書類を入手しておらず、その委託の有無について確認していなかったことから、再委託が妥当かどうかを検討する体制を構築することなどが望まれるとしています。
県では、改善に取り組んだ措置の結果を、来年10月にホームページなどで公表することにしています。
24/12/20(金)16:52
夜景の美しい街を選ぶ「日本新三大夜景都市」に、横浜市が全国2位に選出されました。
横浜市によりますと、首都圏での認定は、初めてだということです。
「日本新三大夜景都市」は、夜景観光コンベンション・ビューローが、夜景で街の観光を活性化しようと、3年ごとに認定を行っています。
今回は、約4300人の夜景観光士による投票が行われ、横浜市は、トップの北九州市に次いで、全国2位に選ばれました。
理由として、現在、臨海部で開催中の「ヨルノヨ」といった夜間のイベントや、ビル群など街の景観を生かしたイルミネーションが、高く評価されたということです。
市は、今後も地域と経済界などと連携して、夜の横浜を楽しめる取り組みを進めていくとしています。
横浜市・山中竹春市長「横浜の夜のイルミネーションへの取り組みを行ってきた。そのことが改めて評価されたことをうれしく思う。今後、世界から評価される夜景づくりに取り組んでいきたい」
24/12/20(金)12:32
21日は一年で最も昼が短い冬至です。そんななか、箱根町の温泉テーマパークでは、無病と健康を願う変わったお風呂が登場しました。
記者リポート「冬至といえばゆず湯!こちらでは、人の顔サイズのゆずが浮かんだお風呂を楽しむことができます」箱根町にある「箱根小涌園ユネッサン」では、20日から三日間限定でゆず風呂が始まりました。
21日は、一年で最も昼が短い冬至。
日本では古くからこの日にゆず風呂に入る風習があります。
約300平方メートルの巨大浴槽に浮かべられたのは、約500個の「獅子ゆず」。
このゆずは、山北町で約10軒の農家でしか作られていない希少なもので、名産品を守ろうと施設では毎年、イベントなどでPRを行っています。
20日は、多くの家族連れが、ゆずの香り高い風呂で身を清めながら楽しんでいました。
遊びにきた人は「子どもたちもあまり体験出来ないのですごいうれしい」「オレンジのにおい」Q大きさは?「でかい!」「たのしくなった」箱根小涌園ユネッサンの「獅子ゆず風呂」は22日まで楽しめます。
24/12/20(金)09:20
19日夜、横浜市西区の路上で、男性が男に後方からヘッドロックをかけられ「金を出せ」と脅されて、ケガをする事件がありました。神奈川県警が3人組の男の行方を追っています。
県警によりますと、19日午後7時頃、横浜市西区桜木町の歩道で、通行人の男性が、車から降りてきた男に後ろから突然ヘッドロックをかけられ、「金を出せ」と脅されました。被害にあった男性は、「30代くらいの3人組の男で、面識はない」と説明していて、左手などに軽いケガをしましたが、所持品は奪われなかったということです。3人組の男は、車で逃走したということで、県警が強盗傷害事件として捜査するとともに、男らの行方を追っています。
24/12/20(金)08:40
横浜市は、今シーズン初となるインフルエンザ流行注意報を19日発令しました。
市によりますと、12月15日までの1週間に市内153カ所の定点医療機関で確認されたインフルエンザの患者数は、1医療機関当たり18.91人で、注意報を発令する基準の10人を超えています。
前週の9.81人から倍近くの患者数となっています。
年齢別にみると、15歳未満が、全体の61パーセントを占めています。
地域別では、都筑区の34.13人が最も多く、次いで、泉区の29.57人となっています。
市では、こまめな手洗いや室内の換気など、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。