25/12/3(水)22:00
ことし2月、横須賀市内の交差点で、歩行中だった男性を車ではねケガをさせた罪に問われているアメリカ兵の男の初公判が横浜地裁横須賀支部で行われ、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、アメリカ海軍横須賀基地に所属するフリオ・チャーリー・シソン被告はことし2月、横須賀市深田台の交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた当時87歳の男性をはね、足の骨を折るなどのケガをさせたとして、過失運転傷害の罪に問われています。
3日行われた初公判でフリオ被告は起訴内容を認め、その後、日本語で「心よりお詫び申し上げます」などと述べました。
また、出廷した被害者の男性は「介護してくれている妻に負担をかけてしまっている」などと話しました。
検察側は被害結果は重大で被告の過失は大きいと指摘し、禁固10カ月を求刑。
一方、弁護側は、当時は視界が悪かったと主張し、事故後も5回以上、被害者へ見舞金の支払いを申し出るなど謝罪の意を持ち続けているなどとして執行猶予付きの判決を求め即日結審しました。
判決は、来月13日に言い渡されます。
25/12/3(水)17:53
ことしも残すところあと1カ月。川崎大師では、初詣で多くの参拝者を迎える準備の一つとして、特別な護摩札の製作が進められています。
「厄除けのお大師さま」として親しまれる川崎大師では、元旦に護摩祈祷を受ける参拝者のため、特別なお札の準備が進められています。
3日は、3人の僧侶が「元旦修行」と朱書きされた護摩札に水引を丁寧にかけていきました。
正月までに3万躰を用意する予定で準備は佳境を迎えています。
川崎大師法務課 島津和徳さん「一人ひとりのお参りする日がその人にとって特別な日になるが、特に元旦、新年を迎えたその日にお参りすることはその人にとって一番の特別な日になる。
私どももお札の一躰一躰に懇請の念をこめて謹作をしている」川崎大師では、25日に大本堂のすす払い、大みそかには大山門に締め飾りを取りつけるなどして、新年を迎える準備が進められます。
25/12/3(水)17:52
路線バスの減便が進む地域で住民の移動環境を担保する取り組みです。多様な乗り換えが可能なモビリティステーションの実証実験が川崎市で始まっています。
モビリティステーションは、地域の公共交通とその先の移動手段となるモビリティとの乗り換え機能を持つ拠点のこと。
先月25日に設置された川崎市高津区の「MobiSt.川崎・橘公園」は、川崎市が川崎区に続いて実証実験を行う2カ所目のモビリティステーションです。
この実証実験は、川崎市と横浜市に本社を置く「アットヨコハマ」の協業で行われています。
導入されているのは、電動自転車、電動キックボード、乗用車などのシェアサービスで、子どもから高齢者までが利用可能な5種類。
また、屋外電気ヒーターやWi-Fiルーターなどのほか、バスの運行情報、地域イベント情報などを表示するデジタルサイネージも設置。
多様な乗り換え機能と待合などで利用できる憩いの空間を組み合わせることで、地域交通の利便性と回遊性の向上を図るということです。
アットヨコハマ 東昭人取締役「川崎市の人が幸せになるというか、便利になるということ。市民の笑顔が増えればいいと思う」「MobiSt.川崎・橘公園」の実証実験は、来年2月末まで行われます。
25/12/3(水)17:51
ことし9月、ひき逃げなどの疑いがかけられていた男の逃走を手助けしたとして、暴力団組長の男が逮捕されました。
犯人隠避の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団六代目山口組系の組長、50歳の男です。
県警によりますと、組長の男は、ことし9月、建設業の50歳の男がひき逃げなどの疑いがかけられて逃走していることを知っていたにも関わらず、共謀のうえ横浜市戸塚区のビジネスホテル近くの路上で男を車に乗せて、埼玉県内まで運び逃走を手助けした疑いが持たれています。
男は、ことし9月、横浜市南区の路上で信号待ちをしていた車に追突する事故を起こし運転手にケガをさせていて、その事故の実況見分中に警察官の静止を振り切り逃走していました。
その後、県警がひき逃げなどの疑いで行方を追っていたところ、逃走していた男が宿泊していた戸塚区のビジネスホテルの部屋に出入りする組長の男の姿が防犯カメラに映っていたということです。
逃走していた男は、すでに南警察署に出頭していて、ひき逃げなどの疑いで逮捕されています。
25/12/3(水)12:48
ことし8月、茅ヶ崎市の団地の床下から男性の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は45歳の男を傷害致死の疑いで再逮捕しました。
この事件はことし8月、茅ヶ崎市鶴が台の団地で、部屋の床下約2メートルの土の中から、一部白骨化した武田和実さん、当時54歳の遺体が見つかり、この部屋に住む無職の小椋亮容疑者ら2人が、死体遺棄の疑いで逮捕・起訴されていたものです。
武田さんは当時2人と同居していました。
県警は12月3日、武田さんに複数回暴行を加えて死亡させたとして、小椋容疑者を傷害致死の疑いで再逮捕しました。
武田さんは当時、小椋容疑者が経営する建設会社の従業員だったということです。
県警の任意の調べに対し、小椋容疑者は「複数回暴行をふるった」といった趣旨の話をしていました。
県警は2人の間に仕事に関するトラブルがあったとみて、事件のいきさつを詳しく調べています。
25/12/3(水)12:02
日本と韓国がバドミントンを通じて交流しようと、両国の代表選手らが参加する大会が座間市で開かれています。
今回で39回を迎えたこの大会は、日本と韓国で交互に開催され、両国の現役代表選手などが出場するものです。
12月2日は始めに、県内の小中学生が両国の選手らに挑むエキシビションマッチが行われ、トップレベルのプレーを体験する貴重な機会を楽しんでいました。
また県内からは、S/Jリーグ2「ほねごり相模原」に所属する松本麻佑選手と今井優歩選手が出場しました。
日本代表の松本選手は、10月に行われたフランスオープンで優勝していて、12月2日も、国際大会で上位進出した経験があるペアに2セット連取で勝ちました。
松本麻佑選手「なかなか神奈川県の皆さんに自分の試合を見せられることが無いのでそういう機会を楽しみに皆さんも楽しみにして来てくれていると思うので自分も楽しみながら試合をしたい迫力や音臨場感を楽しんでほしい」この大会は、12月3日も午後5時から「スカイアリーナ座間」で行われます。
25/12/3(水)11:59
ラグビー・リーグワン三菱重工相模原ダイナボアーズの選手らが、シーズン開幕を前に黒岩神奈川知事のもとを訪れ、意気込みを語りました。
黒岩知事のもとを訪れたのは、地元・相模原市出身の小泉怜史選手やチームの関係者らあわせて4人です。
昨シーズンは、6勝12敗で12チーム中9位と悔しい結果に終わったダイナボアーズ。
今シーズンは「ダイナフォワード全緑前進」をスローガンに、悲願のプレーオフ進出を目指しています。
小泉選手が、「リーグワンで戦えるチーム作りができているので、あとは皆さんに勝利でお返しするのが今シーズンの目標」と意気込みを語ると、黒岩知事は、「スタジアムに行って直接応援したい。
目標を達成できるように頑張ってほしい」とエールをおくりました。
三菱重工相模原ダイナボアーズ小泉怜史選手「意気込みをしっかりと話すことによって、自分ももう一回頑張らないといけないというのを再認識した。
ダイナボアーズが勝つことで、地域の皆さんの活気であったり、相模原市内のラグビーの熱もさらに上がっていくと思うので、重要な役割をチームが担っている。勝つのが大事」ダイナボアーズの開幕戦は、12月13日に千葉県市原市で浦安D-Rocksと対戦します。
25/12/3(水)11:57
神奈川県内で発生している特殊詐欺の情報です。
県警によりますと、これまでに横浜市金沢区東朝比奈、旭区白根、緑区北八朔町、川崎市高津区末長で詐欺の電話がかかってきています。
内容は、通信事業者をかたって「あなたの電話が悪用されている」や病院をかたって「息子さんが血を吐いて運ばれた」などです。
その電話は詐欺です。
すぐに電話を切り、警察に連絡してください。