25/11/25(火)17:47
5年前に首都高速道路で高級スポーツカーが乗用車に追突し、夫婦が死亡した事件の裁判員裁判が横浜地裁で始まり、運転手の男は危険運転の罪を否認しました。
起訴状などによりますと、東京都の彦田嘉之被告は、2020年8月、川崎市川崎区の首都高速湾岸線で車線変更する車両を妨害するするために、最大時速およそ200キロから268キロで高級スポーツカーを走行。
車線変更した後、前を走っていた乗用車に追突し、乗っていた内山仁さんと妻の美由紀さんを死亡させた危険運転致死などの罪に問われています。
25日の初公判で彦田被告は、「制御困難な進行をしたことはなく、妨害する目的で運転した事実はありません」と危険運転の罪について否認しました。
その後の冒頭陳述で検察側は、「制御困難な高速度での走行は脅威。
独占的に走行していて、妨害目的があった」などと指摘。
一方、弁護側は、「息子も乗せていて、積極的に妨害しようとしていたことはありえない」などと訴え、自動車運転処罰法違反の過失致死罪にとどまると主張しました。
25/11/25(火)17:45
神奈川県議会の第3回定例会が開会し、横浜市の県立高校跡地に設置される雨水調整機能の工事費用およそ2億円が盛り込まれた11月補正予算案などが提出されました。
黒岩祐治知事「今回の補正予算案では、9月補正予算編成後の状況の変化を踏まえ、早急に対応する必要がある事業について、措置することとした」25日の神奈川県議会には16の条例案などが提出されたほか、11月補正予算案では、横浜市にある県立高校跡地に設置される雨水地下貯留施設の工事で地盤沈下のリスクが判明したことによる改良工事費用に、2億1000万円が計上されました。
このほか、建設事業などの年間の稼働時期を平準化するため、来年4月から6月に予定している工事を年度内に前倒しで発注する「ゼロ県債」に、過去最大となる178億3400万円が計上されました。
25日の県議会に提出された議案は、今月28日からの本会議などで審議され、来月18日に採決が行われます。
25/11/25(火)17:40
先月のドラフト会議で埼玉西武ライオンズからドラフト1位で指名された東海大相模出身で明治大学の小島大河選手が、地元・伊勢原市を訪れ熱烈な歓迎を受けました。
小島選手は伊勢原市出身で2021年に東海大相模でセンバツ優勝を経験。明治大学では捕手として東京六大学リーグで通算打率3割4分2厘、7本塁打、54打点と活躍し、侍ジャパンの大学代表にも選ばれています。
25日、伊勢原市役所では歓迎セレモニーが開かれ、小島選手を一目見ようと集まった多くの市民らから熱い声援と拍手が贈られました。その後、萩原鉄也市長らと歓談した小島選手は、「伊勢原の地でつちかった力をプロの世界でも伸ばし、みんなから応援されるような選手を目指して頑張りたい」と豊富を語りました。
これを受け萩原市長は「小島選手の挑戦を全力で応援していく」などとエールを贈りました。
西武1位指名 明治大学 小島大河選手「いい結果で戻ってこられたというのはうれしいし、また頑張ろうという気持ちになった。まずは多くの人から応援されるような選手を目指すこととプロ野球は結果がすべてだと思うので、みんなから支援をしてもらって、勝負強いと言われるような選手を目指し一軍で長く活躍することを目標に頑張りたい」
25/11/25(火)17:38
6年前の台風19号に伴う川崎市内の浸水被害をめぐり、住民らが市に対し損害賠償を求めている裁判は来月、裁判官が被災地を訪れる「現地検証」が行われることになりました。
25日は報道陣向けにリハーサルが行われ、被害の状況が説明されました。記録的な大雨をもたらした2019年の台風19号。
訴状などによりますと、川崎市では多摩川沿いに設置された4つの排水ゲートを市が閉鎖の義務を怠り、河川の水がゲートを逆流したことで住宅など1000棟以上が浸水被害を受けたということです。
25日は中原区にある宮内排水ゲートと山王排水ゲートの2カ所と、周辺の被災した住宅地を弁護団が案内しました。
二本木キャスター「坂道を下ったこちらのエリアも浸水の被害がありました。赤い建物、私の背丈よりも高いところに浸水の被害が残っています」弁護団「ちょうど建物の1階部分が全部浸水したという跡になる。
電光の高さというと2メートル前後くらいの被害」現地検証では、具体的な被災状況を報告するため、5人の原告の自宅などを公開する予定です。
地下室が浸水した川崎さんの自宅は、リフォーム後もかび臭さや雨漏りが続いていると訴えます。
原告「原告がどんな思いで闘っているかということを皆さんに知っていただければ」台風19号多摩川水害訴訟弁護団 川岸卓哉弁護士「被害の実態を踏まえて市の判断の誤りをただすような判断をまず求めたい」現地検証は来月16日に予定され、市側も出席します。
25/11/25(火)13:14
ここで、県内で発生している特殊詐欺の情報です。現在、5件の電話が確認されています。ご注意ください。
県警によりますとこれまでに横浜市港北区小机町、川崎市麻生区王善寺東、平塚市四之宮、大和市上草柳、相模原市中央区田名で詐欺の電話がかかってきています。
内容は、厚生労働省をかたって「あなたの保険証で睡眠薬を買っている者がいます」や、警察官をかたって「あなた名義の携帯電話が契約されています」などです。
その電話は詐欺です。
すぐに電話を切り警察に連絡してください。
25/11/25(火)11:15
ことし7月、横浜市神奈川区の住宅で現金およそ700万円などが入った金庫が奪われた強盗傷害事件で、神奈川県警は、指示役の男ら7人を逮捕しました。
7人は「匿名・流動型犯罪グループ」とみられています。25日までに強盗傷害などの疑いで逮捕されたのは、ボリビア国籍のヴァカタケオケビンリュウ容疑者、と石田雄大容疑者、16歳~17歳の少年5人のあわせて7人です。
県警によりますとヴァカ容疑者ら7人はことし7月、横浜市神奈川区の住宅で住人の男性に催涙スプレーのようなものをふきかけるなどの暴行を加えて現金およそ700万円などが入った金庫を奪った疑いが持たれています。
男性は軽傷です。
ヴァカ容疑者と石田容疑者の2人は秘匿性の高い通信アプリを使用して、実行役の少年5人に犯行の指示を出していたとみられています。
指示役の2人は知人関係で、少年5人の一部とも面識があったということです。
県警は、捜査に支障があるとして、7人の認否を明らかにしていません。
7人は「匿名・流動型犯罪グループ」とみられ、県警が事件の経緯を詳しく調べています。