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tvkニュース[2018年1月23日(火)]

川崎老人ホーム転落死事件 初公判で無罪主張

18/1/23(火)13:10

2014年川崎市の老人ホームで入居者3人をベランダから転落させ殺害したとして、殺人の罪に問われている元職員の男の裁判員裁判が横浜地裁で始まり、男は無罪を主張しました。

横浜地裁には23日朝、傍聴券を求める列ができ、注目度の高さがうかがえました。 この裁判は2014年11月から12月にかけて、川崎市幸区の老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で、入居者の男女3人をベランダから転落させ殺害したとして、元職員の今井隼人被告が殺人の罪に問われているものです。 今井被告は、逮捕前の県警の任意の調べや逮捕直後は3人の殺害を認めていましたが、その後黙秘に転じていました。 午前10時から始まった初公判の冒頭で今井被告は「私はいずれも何もやっていません」とはっきりとした口調で起訴された内容を否認しました。 さらに「記憶があるということか」と質問されると、「犯行時刻に施設内にいた記憶はありますが、何もしていません」と繰り返しました。 検察側は「3人共通の夜勤担当は今井被告だけで、今井被告は同僚に被害者が転落死することを予言するような発言をしていた」と指摘しました。 一方で弁護側は「県警の任意の取調べでは圧力を受け続け、うその自白をしてしまった」などと無罪を主張しました。 今回の裁判の主な争点は、今井被告がおこなった自白が信用できるかどうかです。 今井被告は無罪を主張していますが、検察側は厳しい刑を求めると予想されます。 裁判は3月始めにすべての審理を終えて、その後判決が言い渡される予定です。