25/12/1(月)20:55
ことしも冬の横浜が光と音楽で彩られます。イルミネーションイベント「ヨルノヨ」が12月4日から始まるのを前に、一足早くメディア向けに会場が公開されました。
みなとみらいから山下公園まで、3キロ以上にわたる街全体が舞台のイベント「ヨルノヨ」。
2020年に始まり6回目となることしは過去最多の46施設が参加。
音楽に合わせて街が一斉に光り輝く「ハイライト・オブ・ヨコハマ」は、例年以上の見ごたえとなっています。
今回のコンセプトは…?記者「それが…“花”です。
山下公園には花をモチーフにした光のオブジェが登場し、音楽にあわせて花びらがゆっくりと開き始めました」横浜が会場の「国際園芸博覧会」が再来年に迫るなか、機運を高めようとコンセプトに「花」を採用。
花や木をモチーフにした18台のオブジェが、幻想的な光の庭園を演出します。
また、イベントの常連となっている25メートルの光のくじらが、ことしも各会場を泳ぎ回ります。
ヨルノヨは、12月4日から30日までで、午後5時から9時頃まで毎日行われます。
25/12/1(月)20:51
センチ単位の測位を実現します。位置情報システムなどを支える日本の衛星の新たな機体が、鎌倉市内の工場で公開されました。
記者「こちらに見えますのがみちびき7号機です。
地球に向けて電波を送受信するアンテナがいくつもついているのがわかります」三菱電機の鎌倉製作所で公開された「みちびき7号機」は、日本独自の測位システム「準天頂衛星システム」を運用する衛星です。
準天頂衛星システムは、スマートフォンの位置情報システムなどに活用するもので、現在は5機体制でGPSなどの外国の衛星と連携して運用されています。
みちびきは、12月7日に5号機が、来年2月に7号機が打ち上げられると7機体制になり、外国の衛星に頼らず安定した測位が可能でセンチ単位の精度が実現できるとしています。
また、これまでのGPSではできなかったサービスの開発が進められているということです。
内閣府準天頂衛星システム戦略室 三上健治室長「準天頂衛星初号機が2010年に打ち上がって、ことし15年かけてようやく7機体制を整備する。
一つのクライマックスだと思っている」みちびき7号機は、来年2月1日に鹿児島県の種子島から打ち上げられます。
25/12/1(月)17:54
ことし4月に横須賀市でアメリカ兵の男性が運転する車に衝突され、原付バイクを運転していた男性が死亡した事故をめぐり、1日、遺族らが損害賠償を求める訴えを起こしました。
この事故はことし4月、アメリカ海軍横須賀基地に所属する32歳の兵士の男性が、横須賀市平成町の信号機のある交差点を車で右折した際に、対向車線を直進してきた原付バイクと衝突し、当時47歳の男性が死亡したものです。
県警は、その後、アメリカ兵の男性に話を聞くとともに、過失運転致死の疑いで調べを進めています。
この事故をめぐって1日、死亡した男性の母親や息子など遺族ら7人がアメリカ兵の男性を相手取り、あわせて約1億2100万円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁横須賀支部に起こしました。
その後開かれた会見では代理人弁護士が、死亡した男性の母親のコメントを読み上げました。
遺族らの代理人 呉東正彦弁護士「命を無駄にしないためにも、遺族としての思いはただ一つ。
二度とこのような悲しみを他の誰にも経験させないこと。
そのためにも加害者は厳しい処罰が下されるべきだと強く望む」
25/12/1(月)17:50
神奈川県秦野市の特産で「かながわブランド」にも登録されている冬野菜、「葉ニンニク」がシーズンを迎えています。
「葉ニンニク」は鳥獣被害を受けにくい作物として、秦野市で2015年から栽培されている野菜。
一般的なニンニクよりもにおいや辛みが少なくマイルドな味が特徴です。
去年、神奈川県の「かながわブランド」にも登録された「葉ニンニク」は、これからがシーズンの鍋料理をはじめ炒め物など幅広い料理に合うほか、特に肉料理にマッチするということです。
1日は、生産者らが所属する「JAはだの葉ニンニク研究会」のメンバーらが生育確認のため畑を巡回。
今シーズンは夏の猛暑の影響で種まきが遅れたものの、出来栄えは例年通りだということです。
JAはだの葉ニンニク研究会 諸星一雄会長「早まきを初めて取り入れたが、少し柔らかめだった。味そのものも例年と同じように上手にできている。ニンニクになる前のものを食べるのでとても栄養もいい。マイルドな味でどんな料理にも使ってもらえるいいものだと思う」「葉ニンニク」は来年5月まで出荷され、市内の直売所などで販売されます。
25/12/1(月)17:48
日本では高齢化が進み、「認知症」と診断される人が増加しています。そこで神奈川県は、地域医療機関での症状の早期発見・対応を強化するため、新たな認定施設の設置を行いました。
鎌倉脳神経MRIクリニック根本哲宏院長「認知症が認識されてきていて、早い段階で受診しようという意識がみられる」1日から、神奈川県の「認知症疾患医療センター」になった鎌倉脳神経MRIクリニックの根本哲宏院長は、「本人や家族が違和感を抱き受診するケースが増えている」と現状を語りました。
認知症とは、さまざまな要因から脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、記憶や判断力などの認知機能が低下。
日常生活に支障が出ている状態のことをさします。
県はこれまで認知症の早期発見と対応のため、県内10カ所の病院やクリニックに「認知症疾患医療センター」を設置し、相談や診断・治療などを行ってきました。
現場で治療にあたる言語聴覚士の前田順子さんは、「早期の発見であれば、薬や環境を整えることで症状が改善する可能性もある」と語ります。
言語聴覚士 前田順子さん「認知機能だけではなくて、どういう背景で地域で生活してきて、価値観を持っている人かを理解したうえでその人にどんな治療法が合うのかを考えていくことが大事」このクリニックでは、問診や専門職による認知機能検査などを行い、症状のタイプを診断。
適切な治療や必要に応じてより高度な医療機関につないでいく役割を担っています。
2040年には、認知症患者が県内で推定43万人になると見込まれるなか、医療機関の体制整備も求められています。
鎌倉脳神経MRIクリニック 根本哲宏院長「きちんと適切な治療を受けられるようにしたい。
なるべくこの地域・住み慣れた場所で家族と一緒に過ごせる時間を長くすることが目標」
25/12/1(月)16:33
神奈川県内でも有数の初詣客が足を運ぶ川崎大師の敷地内で、バスジャックなどを想定したテロ災害対策の合同訓練が行われました。
川崎大師の駐車場で行われたこの訓練は、客を乗せた走行中の大型バスがテロリストにジャックされたという想定で行われ、川崎鶴見臨港バスや県警、それに市消防など、およそ60人が参加しました。
訓練では、通報によってかけつけた警察官が刃物を持った犯人役を取り押さえ、その後、バスの車内に散布された不審物によって負傷した乗客を、有毒ガスなどに対応する防護服を着用した消防隊員が救助しました。
また、負傷者を程度によって選別する「除染トリアージ」の訓練も行われ、多くの参拝客が訪れるシーズンを前に、各機関が連携をはかっていました。
川崎鶴見臨港バス塩浜営業所 大崎康弘所長「お客様の命を守らなくてはいけないので集合研修等で周知徹底をし迅速に対応できるよう進めていきたい」川崎市消防局 大川和人警防第1課長「この臨港地区に限らず消防機関、警察機関、そしてバス会社と連携をさらに強化して安心安全なまちづくりの力になりたい」
25/12/1(月)12:13
12月1日午前11時半現在、県内で発生している特殊詐欺の情報です。
県警によりますと、これまでに横浜市保土ケ谷区瀬戸ケ谷町、泉区和泉中央北、逗子市池子、大和市西鶴間で詐欺の電話がかかってきています。
内容は配送業者をかたって「あなた宛てに現金の荷物が届いている」や病院をかたって「息子さんが事故にあった」などです。
その電話は詐欺です。
すぐに電話を切り、警察に連絡してください。
25/12/1(月)11:29
日本維新の会が、党に所属する金村龍那衆議院議員の公設秘書が役員を務める企業に「運転業務委託料」などとして計約67万円を支出していたことが、政治資金収支報告書で分かりました。
収支報告書などによりますと、日本維新の会は2022年からおととしまでのあわせて4件の業務を、金村議員の公設第1秘書が役員を務める逗子市のコンサルタント会社に発注。
「参院選での街宣車運行」などが具体的な業務で、支出には税金が原資の政党交付金が充てられていました。
維新は共同通信の取材に、「政治活動の一環として支出した」と文書で回答したということです。
維新では藤田文武共同代表が、公設第1秘書が代表のコンサル会社に、ビラ印刷などを発注していたことも問題となっています。
25/12/1(月)11:02
小田原市で1日未明、マンションの一室を全焼する火事があり、焼け跡から性別不明の遺体が見つかりました。
県警などによりますと、火事があったのは小田原市栄町の6階建てのマンションの一室で、1日午前2時頃、「炎が出ている」などと付近の住民から119番通報がありました。
火は約3時間半後に消し止められましたが、火元の3階の部屋が全焼し焼け跡から性別不明の遺体が見つかりました。
遺体は浴室の脱衣所付近で、うつ伏せに近い状態で発見されたということです。
この部屋の住人と連絡が取れておらず、県警が身元の確認を進めるとともに火が出た原因を詳しく調べています。
現場は、小田原駅から北東に約500メートルの銀行や住宅が立ち並ぶエリアです。