25/12/19(金)18:14
就役して25年の海上自衛隊の潜水艦「うずしお」が老朽化のため除籍され、横須賀市で自衛艦旗の返納式が行われました。
全長82メートル乗員およそ70人のうずしおは、2000年3月に就役。
国内での演習やアメリカへの派遣訓練などに参加し、25年間で移動した距離は地球12周分にものぼるということです。
式典では関係者などが見守る中、静かに号令がかかり、海風にはためいていた自衛艦旗がゆっくりと降ろされ、榮屋義弘・艦長から八木浩二・横須賀地方総監へと手渡されました。
八木総監は訓示の中で、うずしおが25年にわたって果たしてきた役割や、貢献について労をねぎらったあと、最後の艦長となった榮屋2等海佐が挨拶しました。
うずしお 榮屋義弘艦長「本日25年におよぶ任務を完遂し除籍いたします。
うずしおはとても良い船でした。
多くの乗員を育て、その乗員たちは今も人知れず海中で主力として活躍しています」拍手で見送られた乗員たちはうずしおとの別れを惜しみながら会場をあとにしました。
25/12/19(金)18:13
火災が増える傾向にある年末年始を前に、横須賀市では消防などが「住宅用火災警報器」の設置の徹底や点検の重要性を高齢者に呼びかけました。
横須賀中央駅前でチラシなどを配布するこの取り組みは、空気が乾燥し火災の発生が増える時期に火の取り扱いに注意してもらおうと、消防と地元ボランティアあわせて13人が行ったものです。
横須賀市消防によりますと、去年、火災で亡くなった人は市内で8人いましたが、このうち7人が高齢者で、逃げ遅れにより死亡したとみられるケースが多いということです。
こうしたことから、消防は、いち早く火災の発生を知らせる「住宅用火災警報器」の設置の徹底を促していて、会場では、電池の残量などを確認するよう高齢者を中心に呼びかけを行いました。
横須賀市中央消防署予防係鈴木真係長「住宅用火災警報器は横須賀市では平成23年6月1日から設置しなければいけないものになっている。
すでに10年以上経過している。
交換や日頃の点検をお願いしたい」
25/12/19(金)17:57
三浦半島の伝統野菜「三浦大根」の命名100周年を記念して作られたレトルトカレーが20日から発売されるのを前に、19日市役所で試食会が行われました。
重さ3キロを超えるボリュームや、煮崩れしにくく柔らかいのが特徴の「三浦大根」。
江戸時代から三浦市などで栽培されことし、命名100周年を迎えました。
これを記念し、石井食品は市と市農業協同組合と3者で、三浦大根を使ったレトルトカレーを開発。1000食限定で発売することが決まり、19日、関係者らを招いた試食会が行われました。
だしを使った和風のルーに、ダイスカットされた三浦大根が取り入れられているこのカレー。あすから発売されるの前に、試食をした三浦市の出口市長は・・・三浦市 出口嘉一市長「カレーの甘みと大根の辛みを感じられて、それがすごくアクセントになる。
甘いベースの中に辛みが出てきてすごくおいしい。まずおいしい」三浦市農業協同組合 加藤勝典代表理事組合長「これからもいろいろな食材の利用が、こういったカレーも含めてヒントになって、いろいろな形に利用されていくことを望んでいる」「三浦大根を使ったカレー」は、県内のスーパーなどで20日から販売されます。
25/12/19(金)17:55
町田市内などの商業施設であわせて8回にわたって万引きを繰り返したとして、神奈川県は、19日付けで33歳の女性職員を懲戒免職にしました。
免職の懲戒処分になったのは県住宅計画課の33歳の女性職員です。
神奈川県によりますと女性職員は去年6月、町田市内の商業施設でぬいぐるみなど5万円相当のキャラクターグッズを万引き。
さらに、ことし1月から2月にかけては兵庫県西宮市内の商業施設で、電動歯ブラシやモバイルバッテリーなどあわせておよそ26万4000円相当を7回にわたって万引きしたということです。
女性職員はことし2月に窃盗の容疑で兵庫県警に現行犯逮捕、4月に略式起訴されていて、その後、西宮簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けています。
県の聞き取りに対し「同じものがもう一つあれば便利だと思った。
迷惑をかけて申し訳ない」などと話していたということです。
県 人事課 本田裕一課長「県職員がこのような不祥事を起こしたことは、県民の皆さんの信頼を大きく揺るがすものであり、大変申し訳なく思っている。このようなことが再び起こることのないよう、より一層厳正な服務規律の徹底を図っていきたい」
25/12/19(金)12:29
第3回神奈川県議会定例会が18日に最終日を迎え、物価高対策を含んだ補正予算案など71議案が可決されました。一方で、「県立福祉機構」に関する議案が継続審査となっています。
県がきのう提出した補正予算案は、一般会計でおよそ504億8900万円。
キャッシュレス決済時にポイント還元を行う取り組みや、医療・福祉・学校の光熱費に対する支援など、物価高対策として266億4300万円が計上されていて、即日可決されました。
一方で、来年4月に県立障害者支援施設「中井やまゆり園」の運営移行をめざす地方独立行政法人「県立福祉機構」に関して、1件の議案が継続審査となりました。
議会局によりますと、黒岩知事が提案した議案が継続審査となったのは初めてだということです。
中井やまゆり園をめぐっては、利用者が不在にも関わらず個別支援計画を作成していたことが今月11日に明らかになっています。
25/12/19(金)12:27
19日朝、横浜市中区の資材置き場で火事があり、隣の建物にあったみこしが焼けました。ケガ人はいませんでした。
火事があったのは横浜市中区本牧町の資材置き場で、19日午前7時20分頃、近くに住む女性が火が出ているのをみつけ119番通報しました。
火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、資材置き場を全焼し隣にある建物の一部が焼けました。
ケガ人はいませんでした。
資材置き場には内装関係のクロスなどが置かれていて、近所の人の話によると、この業者と町内会が使っていた建物に保管してあったみこしが焼けたということです。
現場は本牧山頂公園の近くの住宅街で、県警が火の出た原因を詳しく調べています。