戦後80年藤沢市平和式典に広島・長崎市長が出席 平和への思いを未来につなぐ
25/11/15(土)18:17
戦後80年を迎えるなか、平和への思いを未来につなごうと、被爆地・広島と長崎の市長を招いた式典が藤沢市で初めて開かれました。
式典には広島市の松井一實市長と長崎市の鈴木史朗市長が出席。
藤沢市が実施している平和学習プログラムに参加した高校生や大学生らとパネルディスカッションなどに参加しました。
そのなかで、広島市の松井市長は「過ちは繰り返さない。
これは広島の心。
広島を全国の平和学習の拠点にしたい」と述べました。
また、長崎市の鈴木市長は「長崎を最後の被爆地にしたい」と語り、両市長とも被爆者がいなくなる時代を見据え、若い世代へ平和教育を継承していく必要性を強調しました。
式典の最後には市民13人が「藤沢平和のメッセージ」を順に読み上げ、平和への決意を新たにしました。
遠藤菜那子さん(小学5年生)「平和は人類共通の世界遺産です。
その言葉は深く考えれば考えるほど忘れてはいけない言葉だと思いました。
私は戦争の苦しみや悲惨さを未来へ伝え続けていこうと思います」
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