25/12/11(木)22:26
今回、日向山で山火事が起きた原因、そして、日本でも大規模な山火事が相次ぐ要因など専門家に聞きました。
日本大学 生物資源科学部 串田圭司教授「今回も火の不始末だと思う。気象状況によってずいぶん違ってくるが、今回のように雨が1カ月ぐらい、1ミリとか3ミリしか降っていない状況だと森全体が乾燥している。どうしても雨が降らなければ消火できない」地球環境が専門で、林野火災を研究する日本大学の串田圭司教授。
国内で山火事が頻発する現状には、極端な乾燥を引き起こす地球温暖化が関係していると話します。
串田圭司教授「件数は多いが、常に小規模で収まる。なぜかというと、日本は非常に湿潤な国だからと思っていた。
ことしになってからこれまでにないぐらいの大きな山火事が起きた。
地球全体で、温暖化が進むと、山火事が増えていく、大規模になっていくことは言われている。
海外に関しては過去20年くらい見ても、そういう傾向が出てきている」二本木キャスター「いつどこで大規模な山火事が起きても不思議ではないんですね」柳田キャスター「串田教授はなにより、山で火を使わないよう呼びかけます」串田圭司教授「今回のように、1カ月の間ほとんど雨が降っていない時には極力、火の使用を抑える。
どうしても使わなければいけない時は、万全の注意を払うことを最初にしなければいけない」
25/12/11(木)20:45
ことし4月、横須賀市で起きた死亡事故で、神奈川県警が車を運転していたアメリカ兵の男性の起訴を求める「厳重処分」の意見を付けて書類送検していたことがわかりました。
9日、過失運転致死の疑いで書類送検された、アメリカ海軍横須賀基地に所属する32歳の男性はことし4月、横須賀市平成町の信号機のある交差点を車で右折した際に、対向車線を直進してきた原付バイクと衝突し、当時47歳の男性を死亡させた疑いが持たれています。
被害者遺族の弁護士によると、神奈川県警は横浜地検横須賀支部に書類送検する際、アメリカ兵の男性の起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたということです。
この事故をめぐっては、今月1日、死亡した男性の遺族らがアメリカ兵の男性に対し、1億2000万円余りの損害賠償を求める訴えを横浜地裁横須賀支部に起こしていました。
25/12/11(木)17:51
三浦市の海岸で冬の風物詩となっている大根干しが最盛期を迎えています。
記者「三浦海岸では、このように大根が一斉に並び冬の陽ざしを浴びています」三浦市では、海風が通る環境を生かして毎年この時期に地元で収穫された青首大根を一斉に干して「たくあん」作りを行っています。
冷え込みが強まるこの時期は大根の甘みが増すといわれ、乾燥した海風で干すことにより水分が抜けてうま味が凝縮されます。
大根は収穫された翌日から浜辺で1週間ほど天日で乾燥させた後、米ぬかと塩に2週間ほど漬けこまれ、たくあんになります。
かねり長谷川農園では、この時期におよそ4万本のたくあんが作られるということです。
かねり長谷川農園 長谷川司さん「丁寧に手作りでやっているので、一本一本ちょっとずつ味が違うかもしれない。
だけども大根のうま味を生かした漬け方で、米ぬかと塩のみの昔ながらの手作りの味なので、それを楽しんでもらえれば」こちらの農園では、たくあん作りで出る大根の切れ端を生かして、大根干しのキムチも作っています。
干し大根で作ったたくあんとキムチは、今月中旬から来年2月末まで直売所や県内のスーパーなどで販売を予定しているということです。
25/12/11(木)17:48
交通事故や犯罪の防止などを通じて、安全で安心な街づくりを目指すために、神奈川県警と京浜急行電鉄が包括連携協定を結びました。
協定では、県警と京急が協力し、さまざまな犯罪の防止やテロ・災害対策、犯罪被害者の支援などを通じて「地域の安全・安心」の実現に取り組むとなっています。
県警によりますと、これまでにも京急と連携して痴漢・盗撮の根絶や、踏切事故の防止に向けた取り組みを進めてきましたが、今回の協定では、これらの連携内容を明記することでさらなる強化を図るものです。
締結式では、県警の今村剛本部長が京急との協力関係をより緊密なものにして、県民の安全・安心に資する取り組みを一層強化する意向を示しました。
京浜急行電鉄・川俣幸宏社長「さらに連携を深めて、事故や犯罪を未然に防ぐこと、万が一の事故が起きた時に共に協力して対応し被害を最小限に食い止める。
それによって地域の安心につながる。
そんな沿線の街づくりにつないでいければ。
25/12/11(木)17:47
プロ野球千葉ロッテマリーンズからドラフト3位で指名を受けた横浜高校の奥村頼人投手が新入団選手発表会に出席し活躍を誓いました。
千葉ロッテ3位背番号40奥村頼人投手「横浜高校から参りました奥村頼人です。
自分は直球勝負でみなさんをびっくりさせたいと思います。
応援のほどよろしくお願いします」都内のロッテ本社ビルで行われた新入団選手発表会に出席したのは、ことしのドラフトで指名された支配下7人、育成3人のあわせて10選手です。
3位指名、横浜高校の奥村頼人投手もピンストライプのユニホームに背番号40を背負い登場しました。
奥村投手は最速148キロのストレートと、スカウトが評価するぶれない強いメンタルを武器に、いずれも推定、契約金5000万円、年俸600万円で契約。
アンダー18の日本代表で一緒にプレーした、チームメイトでドラフト1位の健大高崎高校・石垣元気投手の存在もあり、奥村投手はライバル心むき出しで活躍を誓いました。
千葉ロッテ3位背番号40奥村頼人投手「縦じまを着ることが初めてなので、改めて身の引き締まる思いでいっぱい。高校時代から意識していた石垣投手と同じチームでできるということなので、石垣投手以上の選手になれるようにライバル意識をもって負けたくない思いで毎日過ごしていきたい」
25/12/11(木)12:37
愛川町で来年の春に卒業を迎える小学生たちが、町の伝統産業である海底和紙で特別な卒業証書を作成しました。
愛川繊維会館で卒業証書をつくったのは、愛川町立半原小学校の6年生47人です。
この取り組みは、愛川町の伝統産業である海底和紙づくりを未来へつなごうと始まったもので、半原小学校では、2018年度から実施しています。
ことしの卒業生は初めての試みとして、和紙の原料となる楮を2年生の時に植栽、5年生の時には楮の枝の皮をむくなど、一連の作業を経験してきょうを迎えました。
児童たちは、専用の器具を使って和紙の形にしていく「紙漉き」に、真剣なまなざしで取り組んでいました。
児童「そんなに冷たくないと思っていたけど、氷以上に冷たかった」児童「こんないい体験はないと思うから、すごい貴重な体験になった。6年生になるのがすごい早くて悲しい」愛川町教育委員会佐藤照明教育長「世界で唯一の卒業証書だからそれを大事にしてもらいながら、将来に向けてチャレンジ精神を忘れずにがんばってもらえたらいいなと思う」和紙は、乾燥させたあと、来年の春の卒業式で卒業証書として授与されます。
25/12/11(木)12:31
神奈川県内で発生している特殊詐欺の情報です。
神奈川県警によりますと、これまでに横浜市神奈川区神大寺港北区日吉鎌倉市津西茅ヶ崎市若松町で詐欺の電話がかかってきています。
内容は、通信事業者をかたって「利用停止します」や「料金が未納です」などです。
その電話は詐欺です。
すぐに電話を切り、警察に連絡してください。
25/12/11(木)12:29
12月9日に発生した伊勢原市と厚木市にまたがる日向山の林野火災。11日朝からは自衛隊のヘリも加わり消火活動が行われていますが、鎮圧にはいたっていません。
12月9日から林野火災が起きているのは、伊勢原市にある標高約400メートルの日向山の山頂付近です。
9日の時点で、少なくとも600平方メートルが燃え現在も延焼中です。
これまで、県からの要請を受けた横浜市消防局や東京消防庁などのヘリコプターが、上空から水をまくなどして消火活動を続けてきましたが、鎮圧にはいたらず。
10日、黒岩知事は自衛隊に災害派遣要請を行い、11日午前6時頃からは、自衛隊を加えた計4機のヘリコプターなどが消火活動にあたっているということです。
なお、火災発生現場の近くには民家がなく、現時点でケガ人は確認されていません。