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1話
嫁の苦労をしたくないばかりに“実家のない男”と結婚するのが夢だったユニ。夫に選んだ優しい外科医テリーは、5歳のときアメリカに養子に出された孤児で、二人は自由な新婚生活を満喫していた。一方、パン店を営むジャンスの家では、祖母マンレの留守を狙って次女イスクの誕生祝いが開かれる。その日は30年前、ジャンスの長男グィナムが市場で行方不明になった日でもあった。
2話
引っ越し先を探していたユニとテリーは、不動産屋のジョンベの紹介で、パン店の2階に手頃な物件を見つける。引っ越し当日は不吉なほどの大雨。さらに壁紙のリフォーム代を巡って大家のチョンエともめることになり、イラつくユニ。チョンエもまた、夕食の誘いを迷惑げに断ったユニに腹を立てる。その頃、チョンエの長女イルスクは、夫のナムグが浮気をしていることに気付く。
3話
同じ養子の境遇の兄が実母と会えたという朗報に刺激を受け、自分も生みの親を捜そう、と決意するテリー。さっそく警察に相談に行き、家族捜しのための登録を済ませる。ユニは親が見つからなかったときのテリーのショックを心配する。そんなとき、チョンエの前に「自分は生き別れの息子ではないか」と男が名乗り出てくる。そしてイルスクは夫の浮気相手の女社長と対決するが…。
4話
テリーが落とした財布に入っていた少年の写真を見て、テリーこそが行方不明のグィナムだと直感するヤンシル。だが、グィナムが現れると都合の悪いヤンシルは、その写真を破り捨ててしまう。一方、ユニは仕事でスポンサーの広報室長に振り回されて困っていた。室長のジェヨンと会ってみると、かつて家庭教師をしていた時の教え子で、ジェヨンにとってユニは初恋の人だった。
5話
足が悪くないのに松葉杖を使う怪しい男が、パン店のまわりをうろついているのを見て声をかけたテリー。だが、そこに現れたチョンエは「私の息子よ、簡単に人を疑わないで!」と怒って男をかばう。一方、浮気夫になんとか復讐したいイルスクは、夫のカードを持ち出して妹のイスク、マルスクとともにデパートで買い物をしまくる。が、女社長の通報で警察に捕まるはめになる。
6話
建物の住人で共有部分の掃除をする日曜の朝。寝坊したユニは、チョンエの手違いで頭からバケツの水を浴びせられる。お詫びにユニ夫婦を夕食に招待するチョンエ。その頃、イルスクは夫から別れ話を持ち出され、自分から離婚してやる!と息巻く。一方、祖母のマンレは、グィナムを名乗る男がニセ者とも知らず、入学金のための1000万ウォンを渡してしまう。そこに警察から電話が…。
7話
ニセのグィナムに騙されたショックで「もう息子捜しは諦める」と言い、残してあった幼いグィナムの思い出の品をすべて捨ててしまうチョンエ。家族捜しのための登録も取り下げてしまう。一方、イルスクは離婚届を出しに裁判所に行ったものの、寸前で思いとどまる。制作中のドラマの視聴率が低迷し、協賛で苦労しているユニは、現場で女優と監督の板挟みになり、キレそうになる。
8話
病院で偶然、ニセ者のグィナムを見つけたテリーは、その場で捕まえて警察につき出す。そんなテリーとユニを邪魔に思うヤンシルは、周囲が真実に気付く前に、夫婦をアメリカに留学させようと画策する。入居したばかりでまたすぐに引っ越すというユニ夫婦に驚くチョンエ。一方、イスクの職場に借金取りのヤクザが突然乱入。通りかかったジェヨンはイスクを助けようと飛び込む…。
9話
アメリカから、テリーの親捜しの手がかりになる少年時代のセーターが届いた。それを見たジャンスはグィナムのものだと直感するが、確証を持てず悶々とする。一方、ずっと好きだった歌手のユンビンを近所で見かけたイルスクは思わずサインをねだるが、彼が白いピアノとともに屋根部屋に引っ越してきた男だとは気づかずにいた。そしてジャンスはテリーの育った児童養護施設を訪ねる。
10話
やはりテリーはジャンスの息子グィナムだった。涙で抱き合う父と子。あとは警察からのDNA鑑定の結果を待つだけだ。家に帰ったテリーは「もしも僕の親が見つかったら受け入れてくれる?」とユニに聞く。笑顔で「大丈夫よ」と答えるユニ。だが、実はそのときユニはブランドのバッグについたペンキがもとでチョンエ母娘と4対1の大喧嘩をしていた。やがて警察から鑑定結果の電話が…。
11話
お向かいの医者が息子のグィナムだと知ったチョンエは、近くにいたのに気づいてやれなかった自分を責めつつも「生きていてくれてありがとう」と抱きしめた。その夜、家族揃っての夕食会が開かれ、ユニはさっそく嫁として扱われる。喜んだジャンスは息子が戻ったお祝いに“あんパン”を無料で配り、この「仰天ニュース」はマスコミにも注目されて、家族揃ってテレビ番組への出演が決まる。
12話
テレビでユニは満面の笑みを浮かべ「新しい家族ができて幸せです」と言う。両親と川の字なって寝ながら、幼い日の思い出話を聞いて涙ぐむグィナム。だが、アメリカ留学は2週間後に迫っていた。思い直してほしいチョンエは、急にユニに優しくなり、ペンキでダメにしたブランドバックを弁償するようマルスクに頼む。だが、以前からユニをよく思っていないマルスクは露店で偽造品を買う。
13話
渡米前に親孝行として、ジャンス、チョンエ、マンレを健康診断に連れて行くグィナム。病院内のどこに行ってもグィナムの評判はよく、3人は鼻を高くする。公園で朝のジョギングをしていたユニは、大田【ルビ:テジョン】にいるはずの弟セグァンに会って驚くが、セグァンは口から出まかせを言って切り抜ける。そして、グィナムは大切な学会のため済州島行きの飛行機に乗ろうとするが…。
14話
グィナムの気持ちを思いやり渡米をやめたユニ。それを聞いたチョンエたちは大喜び。「今後は朝食を一緒に」「子供はいつ産むの?」と遠慮なく干渉してくるので、ユニはたちまち後悔する。一方、イルスクは青春時代の憧れのアイドル、ユンビンが自分の家の屋根部屋に住んでいることを知って大興奮。イスクはユニに男性を紹介してもらうが、待ち合わせ場所にいたのはジェヨンだった。
15話
「おかずを届けておくから玄関の暗証番号を教えて」と言うチョンエに、「プライベートがなくなるから…」と教えなかったユニ。マルスクは、セグァンに思惑があるとも知らず、キスされ有頂天になる。そんな時、ユニの家に来たチョンエが化粧品の瓶を踏んで転び、腰を痛めて泊まっていくことに。しかも祖父の命日と結婚記念日が同じ日だと知ったユニとグィナムはお祝いを諦める。
16話
そうとは知らずに、マルスクが買ってきた偽のブランドバックを女優に貸して、謝罪だけでは済まなくなったユニ。それでも生意気な態度をとるマルスクに我慢できなくなり、鼻をつまんで懲らしめる。一方グィナムは祖父の法事で完璧な料理の腕前を披露。さらに亡き祖父にユニを紹介する感動的な手紙を読み、ますます株を上げる。その頃ラジオのど自慢に応募したスネは美声で評判を呼ぶが…。
17話
マンレから金を騙し取った偽グィナムは、ヤンシルの弱みを嗅ぎつけて再び姿を現す。グィナムは、ユニとイルスク、イスク、マルスクの小姑トリオとの不仲を心配してカラオケ大会を企画。初めて腹を割って話し、わだかまりを解消する。翌日、ユニはイルスクが離婚していたことを偶然知るが、内緒にして欲しいと頼まれる。その頃ジョンベはジャングンの学校で担任のジヨンから呼び出され…。
18話
5歳の頃の記憶を断片的に思い出したグィナムは、地下室の秘密の場所から宝箱を見つけ出す。グィナムの記憶が戻るのではないかと動揺するヤンシル。一方、本社からレストランに左遷されたジェヨンは、ユニに頼まれてイスクを雇うが、共に働くうちにイスクのことが気になっていく。その頃セグァンは、友達の復讐のためにマルスクに仕掛けた恋の罠をどう終わらせようかと悩み始める。
19話
ユニを呼び出して金遣いが荒いと説教したチョンエは、「そういう話は僕も一緒にいる時にしてください」とグィナムに言われ、すっかり傷つき自信喪失してしまう。その後、親戚のいる田舎に挨拶に行ったユニとグィナムは、何かというと「早く子供を」とプレッシャーをかけてくる家族や親戚にげんなりする。その頃イルスクは、屋根部屋のユンビンに食事を届けるようになっていた。
20話
脅迫されて、30年前に5歳のグィナムをバスに乗せて遠くへ置き去りにした暗い過去を思い出すヤンシル。ユニはグィナムに、やはり仕事と子育ての両立は自信がないと告白する。
イルスクはミンジの養育費の件でナムグと会うが、またも女社長にプライドを傷つけられてしまう。ユニが制作するドラマを一緒に見た家族は自分たちがモデルとは気づかずに、こんな姑や小姑はいないと笑う。
21話
食事会で気分が悪くなったユニをみて、マンレとチョンエは、つわりだとよろこぶが、ストレス性の胃炎だった。昔のマネジャーに「いつも殴られていた」とテレビで言われたユンビンは、イメージダウンでイベントの仕事までキャンセルされる。苦しい家計で出産費用が必要なジョンベは地下鉄で行商のバイトを始める。マルスクは、ユニの服を返さないことを家族に責められてかっとなり家出する。
22話
朝帰りしたマルスクは、激怒したジャンスに髪を切ると言われてユニたちの家に逃げ込む。一方、イスクは10年間片思いしてきた初恋の相手ギュヒョンに「受け入れてくれるなら2週間後に迫った結婚を破談にする」と言われ動揺する。家族に内緒でバイトしていたジョンベは新聞配達しているところをボエとスネに見つかってしまう。グィナムが見つかって初めての「父母の日」を迎えた家族は…
23話
グィナムは、父母の日にお金で買えないプレゼントを家族に贈る。ジャングンからジョンベとオクへのプレゼントはビリを脱出したテストの成績だった。一方、別れのメールを受け取ったマルスクはセグァンに会いに行くが、冷たくされて傷つく。アメリカから来た後輩のスジが同じ大学病院に勤務することになり、実家と嫁の板挟みに疲れたグィナムが浮気したら?とユニは不安になる。
24話
登山に行ったグィナムとジャンスは、帰りにグィナムが行方不明になった市場に立ち寄り、食堂で事件が起こった日のヤンシルの噂を聞く。ギュヒョンから破談になったと告げられて戸惑うイスクに、ジェヨンはイライラする。失恋のショックからついにマルスクは入院。スネはテレビの熟年合コン番組に出演し失笑を買う。ユンビンはスターのプライドを守ってくれたイルスクをマネジャーにする。
25話
ユニと一緒に市場に来たグィナムは、あの日ヤンシルに連れられてバスに乗ったことを思い出す。ギュヒョンと破談になったヘスがレストランに文句を言いに来るが、イスクに代わってジェヨンが追い返した。やっとセグァンに会えたマルスクは「お前が振った男たちの痛みをわからせるため」と言われて愕然とする。ユニは社長直々に来年制作の大作ドラマのプロデューサーをまかされる。
26話
夫と別居を決意したヤンシルはマンレに告げて旅に出る。イスクはギュヒョンに呼び出されて2人のことを真剣に考えて欲しいと言われる。ユンビンを売り出したいイルスクは、空港に行き、ユンビンが日本で活躍しているように見せかけ取材を受けることに成功する。大きな仕事を任された直後に妊娠したとわかり、仕事を辞めたくないユニは職場だけでなく家族にも内緒にしてほしいとグィナムに頼む。
27話
大よろこびしたマンレやチョンエにすぐに仕事を辞めろと言われたユニは、家族の多数決で決めようと提案する。票集めを始めたユニは、仕事を紹介した代償として投票するようにイスクを説得し、ブランド品に弱いマルスクを高級バッグで釣る。そんな時、大学を休学していることをユニとグィナムに知られてしまったセグァンは、ユニの家に居候させられることになり、ジャングンの家庭教師になる。
28話
理解者だと思っていたグィナムに仕事を辞めてほしいと言われてユニは驚く。自分がグィナムを行方不明にしたことを、ヤンシルはやっと夫に告白するが、冷酷な態度をとられて絶望する。テレビ局で最低の扱いを受けたユンビンのため、イルスクは気が強いマネジャーになる練習をする。ジェヨンはギュヒョンと上手く行きそうなイスクのデートを妨害しようとレストランのスタッフ合宿を決行する。
29話
グィナムは行方不明になった日のことを全て思い出してヤンシルに理由を問いただすが、記憶が間違っていると否定され、ヤンシルの夫ジョンフンに会いに行く。レストランの合宿に豪華な差し入れを持って現れたギュヒョンをイスクは歓迎するがジョエンは面白くない。ユニの体が心配で、仕事を辞めさせたいチョンエとマンレは、ユニが制作するドラマの撮影現場へ見学に行って何やら画策する。
30話
予想以上に頭が悪いジャングンに、家庭教師のセグァンは苦戦。ユニはライバルプロデューサーの陰謀で妊娠を知った社長から退職を促され、会社で冷遇されるようになる。しかもマルスクがユニに仕事を辞めるように忠告したことで、2人の関係がこじれ事態は家族までを巻き込み始める。一方、ユンビンとイルスクは優勝賞金3億ウォンのスター復活番組「RE-START」への参加を決意する。
31話
12歳年下の生意気なマルスクに「これからは敬語を使わない!」と宣言したユニは「夫の家族を見下している証拠」と責められて困惑。祖母マンレの肩を持つグィナムにもがっかりする。妻と実家の板ばさみになったグィナムは、頭を使ってこのピンチを切り抜ける。一方、セグァンがユニの弟だとは思ってもみないマルスクは、自分の家に招待されたセグァンをカフェで待ち続けるはめになる。
32話
「30年前の行方不明事件は単なる迷子ではなく誰かの意図だったのかも」と疑いを抱き、独自の調査を始めるグィナム。ジョンベは再婚して裕福に暮らすオクの母親に会いに行くが、手酷く追い返される。ギュヒョンからパーティーに招待されたイスクは髪も服も女の子らしく大変身。その頃、スター復活番組に出たユンビンは、イルスクのアドバイスどおり、落ちぶれた今の自分を正直に告白するが…。
33話
ついにヤンシルと対決したグィナムは、30年前の事実を認めながらも「私のほうが地獄だった」と言うヤンシルに、これまでの苦しみを涙で激白。その姿を偶然見てしまったユニは、その夜グィナムを「あなたには私がいる」と優しく励ます。セグァンの好みの女性に変わるため、ブランドの服もメイクもやめて必死のマルスク。一方、イスクとギュヒョンの仲が気になるジェヨンは、ユニに相談する。
34話
グィナムが「もう誰も傷つけたくないからここで終わりにする」と言うのを聞いたものの、家族に告げるべきか悩むユニ。久しぶりにテレビに出たユンビンは、番組の策略で発言を勝手に編集され、傲慢なヤツだとバッシングされてしまう。誕生日を祝ってもらったことのないイスクのために、店で誕生日会を開くジェヨン。ヤンシルはチョンエの還暦の祝いに、ホテルのレストランで食事会を開く。
35話
チョンエの誕生祝いの会で、初めて自分たちが姻戚だと知ったセグァンとマルスクは、とっさに初対面のふりをしてしまう。会の最中に自分の罪が暴かれたらと動揺するヤンシルをジョンフンは密かにたしなめていた。一方、ユンビンの汚名を返上したいイルスクは、編集前のインタビュー映像をどう利用すればいいか、ユニに相談する。ジェヨンはイスクとの映画館デートに成功するが…。
36話
グィナムからヤンシルの罪を聞き出したジャンスは、深夜にもかかわらず会いに行き真偽を問いただすが、開き直ったジョンフンに失望して兄弟の縁を切ることに。翌日、プレゼントで1週間の休暇をもらったチョンエは、ボエ、スネと一緒に旅行に出かけ、海の見えるホテルで贅沢な時間を過ごす。その頃イルスクはユンビンへの謝罪会見を開くように、番組のプロデューサーにかけあっていた。
37話
セグァンとマルスクは路地でキスしているところをユニに見つかり、顔を隠して走って逃げる。別人のようにユニに親切になったマルスクを不審がる家族たち。ジェヨンははずみでイスクに好きだと言ってしまうが、イスクは冗談だと思って受け流す。ジャンスは旅先のチョンエに電話してこれまでの労をねぎらうが、はめを外したチョンエたちは、3人組の詐欺師にひっかかり財布を盗まれてしまう。
38話
心に傷を負った少年ジファンに過去の自分をだぶらせたグィナムは「この子を養子にしたい」と突然言い出し、ユニを驚かせる。告白以来、自分を避けるようになったイスクに、「あのことは忘れてくれ」と言うジェヨン。ユンビンの記者会見の報道がどこにも出ていないことに怒ったイルスクは、ユニに相談。ユニは編集前のインタビュー映像をネットで流し、ユンビンの“傲慢なヤツ”という汚名を返上する。
39話
セグァンと別れて自暴自棄になったマルスクは、ユニに「大嫌い」と暴言を吐く。それを叱ろうとしたグィナムは、逆に妹への無関心を責められる。ジェヨンはイスクがギュヒョンにプロポーズされるのを阻止しようと、衝動的に車に乗せて地方へ。セグァンに付いてドラマの撮影現場に行ったジャングンは、いきなり代役に抜擢される。そんなとき、イルスクの別れた夫ナムグが突然パン家に現れる。
40話
ヤンシルの家で、グィナムがなくしたはずの子供時代の写真を見つけて戸惑うマンレ。山道を走っているうちにガス欠になったジェヨンは、仕方なくイスクと車で一泊することになり、ジャンスとグィナムは一睡もせずにイスクの帰りを待つ。無能なイルスクを利用するな、と凄むナムグに「彼女は優秀だ、再起で恩返しする」と言い返すユンビン。その頃、ジョンベの会社にオクの母親がやってくる。
41話
迷子になったジファンを派出所に迎えに行ったユニは「ママ」と呼ばれて困惑する。そんなジファンを家に泊めるグィナム。ジェヨンは高熱が出たふりをしてイスクが家に看病に来てくれるのをウキウキしながら待つ。一方、スネからイルスクが離婚していたことを知らされたチョンエはショックで寝込んでしまう。ユンビンはスター復活番組で順調に勝ち進み、イルスクは意気揚々と家に帰るが…。
42話
イルスクの離婚がナムグの一方的な理由だと知ったチョンエは怒り心頭。ユニに相談してナムグを呼び出し、イスク、マルスク、スネ、ボエ、ユニとともに取り囲んでとっちめ、最後にビンタを食らわせる。合コンに行ったマルスクは長身でスタイルのいいイケメンから交際を申し込まれる。デート帰りの二人を見てショックのセグァン。一方、イスクはギュヒョンから家具メーカーの転職先を紹介される。
43話
グィナムとジャンスは険悪な状態のチョンエとユニを仲直りさせようと和解の席を設ける。ユニはマルスクとセグァンが交際していると知って激怒し、はずみでマルスクを殴ってしまう。ユンビンが初めての給料を手にイルスクを訪ねて来た。その感謝の言葉を聞き、イルスクの仕事を応援する気持ちになるチョンエ。その頃、イスクがレストランを辞めると誤解したジェヨンはイスクを諦めようとする。
44話
夜の公園でブランコに乗っているイスクを見つけたジェヨンは、愛しさがこみ上げて思わずキス。ビックリしたイスクは呆然とタクシーに乗って帰ってしまう。イルスクはアイドルの追っかけ少女たちから「ファンからマネジャーになった憧れの先輩」と呼ばれ、ユンビンのファンクラブを復活させる。一方、マンレはついにヤンシルを呼び出し「30年前にグィナムを捨てたのか?」と問いただす。
45話
すべてを打ち明ける覚悟を決めたヤンシルは喫茶店にチョンエを呼び出す。それに気づいたユニは「自分の心の荷物を降ろすためにお義母さんを傷つけないで」とヤンシルに訴える。一方で、ユニはマルスクにセグァンを諦めさせるための厳しい“結婚の条件”を突きつけるが、それはマルスクがユニに要求したことだった。ジャングンはセグァンが編み出した台本勉強法で順調に成績を伸ばしていた。
46話
夜中に酔っ払ったマルスクが「死ぬほど好きな彼氏はセグァンさん」と玄関の前でわめき、仰天した家族は大反対。ジェヨンとイスクは交際を始めるが、ジェヨンは自分が会長の息子であることを言い出せない。ジョンベは深夜にロンドンオリンピックの中継を見る人のためにかき氷の配達を思いつき、それが大当たり。そんなとき、ジョンフンは公金横領が発覚し逃走、家屋や調度品を差押えられる。
47話
夫の指名手配で行き場をなくしたヤンシルを連れて帰るチョンエ。ヤンシルの罪を知っているジャンスとマンレは歓迎できない。一方、ジェヨンが黒服の男たちに連れて行かれる現場を見たイスクは、ジェヨンがヤミ金業者に借金していると誤解する。その頃、マルスクとセグァンはようやく会えるが、お金がなくて公園で野宿。テレビに出たジャングンに届いたお祝いの品はオクの母親からだった。
48話
母親に会いたいが、再婚した今の暮らしを邪魔したくないから我慢すると言うオク。2日も公園で野宿していたセグァンとマルスクは空腹に耐えかね家に戻ったところを捕まる。結婚の意思があることを確認して、とりあえず二人を許すマンレ。一方、イスクはジェヨンから、自分は会長の息子だと打ち明けられて驚く。その後、レストランにジェヨンの姉3人が、イスクを品定めしにやって来る。
49話
定期検診でユニに異常が発見される。ユニも知らなかった先天性の病気が原因だったと分かっても「私たちがストレスを与えたからではないか」と自分を責める家族たち。病院から戻ったユニは家族の優しさに感動するが、ベビー服を見て号泣してしまう。仕事が順調なイルスクの前に女社長と別れたというナムグが現われ、強引に復縁を迫る。グィナムはユニを励ますために、ある計画を立てる。
50話
ユニのために屋上に家族を集め2度目の結婚式を開いたグィナム。妻への深い愛を誓ったグィナムは、自分を傷つけた人を許すと言う。2度目の新婚旅行に出かけ、お互いの愛を確認しあう二人。一方、勉強のため俳優をやめようとしたジャングンは憧れのシン・セギョンに励まされ気が変わる。ナムグが汚い手でユンビンを陥れようとしていると知ったイルスクはマネジャーを辞めようとするが…。
51話
口論のはずみで「30年前にヤンシルがグィナムを捨てた」とチョンエに言ってしまったジョンフン。ジャンスは冷酷な弟を涙ながらに責め、チョンエはショックで寝込んでしまう。そして、自分のこれまでの人生を思い、哀しさと悔しさで耐えられなくなったチェンエは家を出てボエのところに。一方、交際を始めたジェヨンから「生まれてくれてありがとう」と言われたイスクは、長年の心の傷からやっと開放される。
52話
チョンエと会ったユニは「グィナムと渡米し後悔しないように生きなさい」と言われて驚く。イルスクは別れた夫ナムグを呼び出し、たとえ邪魔されたとしても、自分はユンビンのマネジャーをやりぬくと宣言する。家出したチョンエを思いやる家族は、それぞれ手土産を持ってボエの家を訪問。そんなとき「チョンエを誘拐した」という脅迫電話がかかってきて、慌てたジャンスは銀行に向かう。
53話
脅迫電話が振り込め詐欺だとわかり、チョンエを抱きしめたジャンスは、これまでのことを詫びた上で「寂しいから戻ってきてくれ」と頼む。そんなとき世界中をボランティアで回っているグィナムの養父母が韓国に来て、ユニとグィナムの家に滞在することになる。一方、ジェヨンの見合い話を聞いてしまったイスクは心を痛め、軍隊から入営通知書を受け取ったセグァンは、誰にも言わず1人で悩んでいた。
54話
息子たち夫婦が養父母と親密にしている様子が気に入らないチョンエは、ついにユニと激突。ジャンスとグィナムはそれぞれの妻の肩を持つ。その後、ユニはチョンエと話し合いの末、「姑・嫁協定」を結ぶ。一方、ジェヨンへの想いが高まったイスクは見合いに乗り込み、ジェヨンの子を妊娠していると嘘をついてしまう。ジョンベは不動産店をクビになってしまい、そのことを母親のマンレだけに打ち明ける。
55話
突然訪ねてきたジェヨンの父親に公園のブランコでアイスを食べながら結婚観を語るイスク。二人を探していたジェヨンはその姿を見て仰天する。セグァンの入隊をマニから聞かされたマルスクは大泣きする。ジョンベの不動産店に差し入れに行ったオクは夫がクビになっていたことを知る。再起に成功し大手音楽事務所にイルスクと共に移ったユンビンは、イルスクを女性として意識し始める。
56話
グィナムと2人で児童養護施設に行ったユニは、訪問客に酷い態度をとられたジファンを見て真剣に養子縁組しようと決心する。そして、後輩たちを集め「これからは互いに助け合って子育てとキャリアを両立させていきましょう」と提案する。ユンビンに愛を告白されるイルスク。ジェヨンにプロポーズされて悩むイスク。そしてマルスクはセグァンが入隊する前に結婚したいと焦るが…。
57話
家族揃っての夕食の席に突然、ジェヨンがやってきてイスクとの結婚を許して欲しいと言う。イスクは望まれて嫁がせたい、と反対するマンレ。その夜、セグァン、ジェヨン、グィナム、ユンビンは屋台で酒を飲み、男の本音をぶつけあう。一方、イギリスへの移民が決まったとオクの母親からジョンベに連絡があり、母親と再会するオクのためにジョンベはユニに協力を求める。そして一年が過ぎて…。
58話(最終回)
家族の祝福を受けて盛大な結婚式が開かれていた。ジファンを養子に迎え、息子に甘いグィナムと教育熱心なユニは初めて意見が対立。ジャングンは人気スターとなり、敏腕マネージャーのイルスクとユンビンも順調。軍隊にいったセグァンの為にマルスクは秘策を講じる。田舎でひとり暮らすヤンシルも生きる力を取り戻していた。それぞれが自分なりの幸せを掴む中、ユニとチョンエの関係は…。