必殺商売人
毎週金曜 15:00~15:55 3/6スタート
“必殺シリーズ”第12弾
ご存知、中村主水(藤田まこと)6度目の登場。
草笛光子、梅宮辰夫、火野正平らとみせる殺しの冴え!
中村主水……(藤田まこと)
“必殺シリーズ”のエースは今回で6度目の登場。ついに妻のりつが妊娠して、“種なし”の汚名は挽回できたが、まだ生まれぬ子供のために、姑のせんやりつに振り回される。
もちろん、裏の稼業では手練の一刀が鞘走り、胸のすくような殺しをみせる。
おせい……(草笛光子)
根津の花街に住む美人の踊りの師匠。あでやかなその目が冷たく光るとき、扇に仕込んだ匕首(あいくち)やカンザシで悪人の息の根をとめる。別れた亭主の新次とは“師匠”として、また“殺し屋”として付き合いを続けている。何とも不思議な関係だ。
新次……(梅宮辰夫)
芸者置屋の箱屋兼髪結いで、おせいの元の亭主。かつて二人で殺し屋稼業を続けていたが、何年前、ただ一度だけ、依頼人の選択の過ちで、間違った相手を仕留める破目になり、それから間もなく別れた。寡黙な男で、頼まれるとイヤと言えず、茫洋とした中に繊細な神経を持ち、男ぶりの良さから女によくモテる。
主水とはお互い腹を探り合い、不思議な緊張感で結ばれている。殺しの武器は髪結いの櫛。
正八……(火野正平)
足力(そくりき)屋という足で踏むマッサージ師。
主水、おせい、新次らの仲間の一員として、相変わらず情報収集で活躍する。“新必殺仕置人”では絵草紙屋をしていたが、今回は不忍池のほとりの高燈台をねぐらとし、街角で喜捨を乞う美人の秀英尼に熱をあげる。
秀英尼……(鮎川いづみ)
いつも根津の花街の街角で、仏ジャーンとドラを鳴らしながら喜捨を乞っている、美人の尼僧。
彼女は貧しい人たちへの慈善施設を開いており、「人間の性は善、人類はみな兄弟だ」と信じている。その澄んだ眼で見つめられると、正八でさえフラフラとなけなしの金を喜捨してしまうほどだ。
せん(主水の姑)……(菅井きん)
りつ(主水の妻)……(白木万理)
スタッフ | 制 作: 松竹(株) キー局: ABC 放送期間: 1978年2月17日~1978年8月18日 素 材: HDテレシネ(サイド黒味) 脚 本: 野上龍雄・安倍徹郎 他 監 督: 工藤栄一・松野宏軌 他 |
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出演 | 藤田まこと / 草笛光子 / 梅宮辰夫 / 火野正平 / 菅井きん / 白木万理 / 鮎川いづみ |