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番組審議会 バックナンバー

第396回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年6月18日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評
 「News Link」(毎週月~金曜 夜9:30~) 「BusinessLink」(毎週金曜 夜9:50~)
 5月31日(金)放送分

委員 「NewsLink」の2人ともニュース番組らしい安定感があって、非常によかった。それぞれ現場に行って肌で感じて取材をしているから言葉に力があったのかなと感じた。相模原路上殺人事件については、裁判のポイントをボードも活用しながら分かりやすく伝えていた。最後に「立証が不十分」と言ってから、「十分とは言えない」と言い直していたが、裁判官も表現は気を使っていると思うので、本当の判決理由をそのまま拾ってほしかった。登戸の19人殺傷事件の続報は、ひきこもりの人がすべて危険な存在であるかのような印象に持っていく報道が多いという批判がある中で、どのようなスタンス、配慮をしたのかということが気になった。天気予報は、明日の天気、紫外線予想と週間予報、全部セグメントが違う。意味があって分けているのか。「BusinessLink」は非常にコンパクトにまとまっていて、いいインタビューになっていたと思う。相当事前の打ち合わせをしたのだろう。
委員 「BusinessLink」で、ドレスなどの高価な洋服を長く使えるということはいいと思うが、パーツを組み合わせて大事に使うとどのぐらいの価格が必要なのかを入れてほしかった。
委員 「NewsLink」はタイトルデザインやテロップベースの使い方が統一されていて、デイリーで見るのに飾りすぎず地味すぎずというちょうどいいという印象を持った。冒頭のニュースは、裁判結果についての情報を端的に伝えるという趣旨だったと思うが、事件の行方はというところでは、もう1つ情報がほしかった。16歳の女性サーファーが日本一になったというニュースがサラッといってしまったのが、せっかくの明るいニュースが、構成として惜しい。「BusinessLink」、こういう情報番組は、ホームページとリンクして見る癖があるが、前週の情報がゼロだった。
委員 ニュースを身近な視点でやるという、非常に地元局らしい番組。もサーフィン日本一の少女を紹介したが、こういったことは地元局ならでは。大切にして、優先的に報じていってもらいたい。裁判員裁判で殺人事件の被告に無罪が出たということで非常に関心を寄せたが、傍聴している記者に出てきてほしかった。臨場感をもって話せると思う。登戸の事件は、容疑者の歩いた経路を話すよりも、背景があらぬ方向へ行きかけているので、そのことに何がしかの考えを述べることも良かったのでは。「BusinessLink」は、オーダーメードのワンピースを作ることで日本が見えるコレクションというのが分かりにくかったので、そこをもっと突っ込んでもらいたかった。
委員 地元のニュースに絞り込んだ中で、藤沢の防災訓練、警戒レベルなどを内容的にも掘り下げて、解説も非常に分かりやすい。ただ全体的に堅いなというイメージ。例えば「この警戒レベルを皆さん守っていきましょうね」と訴えかけることなどが欲しいなと思った。「BusinessLink」は誰をターゲットに、この業者をもっと盛り上げようと訴えているのか、ちょっと分からない。
委員 殺人事件については、これから相当長期的にフォローしていかないといけないと思う。形式的ではなくて、市民生活の立場から追及し明らかにしていくというストーリーは、やはり地元のジャーナリズムしか作ることができないから、大きな責任があると思う。中長期に渡ってフォローしてもらいたい。
委員 相模原の市議選に落ちた市議会議員候補はとても残念で、その気持ちは分かるが、こういうことをいちいちつついていったら、選挙というものは果たして成り立つのかなという疑問も持った。当事者からのインタビューは紹介したが、市民の声なども取り上げて聞くのも必要だったのではないか。警戒レベルの紹介も大事だが、情報をいち早くキャッチすることによって、人の命が救えるということをもっと強く言ってほしかった。たくさんのニュースがあり、なかなかそれをチョイスするのは難しかったと思うが、まとまっていた方だと思う。「BusinessLink」のMCは、もう少し明るく元気に朗らかにやってもらいたい。最後に『これからの夢』というのは、非常に紋切り型の質問だ。
tvk どういうことが起きて、亡くなった方はどういう方で、それを起こしてしまったとされる人間がどういう人間でということを、細かく取材して伝えることが全体をきちんと伝えることだというスタンスがある。その事件の核心を立体的に伝えたいということで、1つ1つ判断をしている。ひきこもりに関しては、後日、県内でそういう状態の人の現状、サポートの特集を組んだ。キャスターは、言葉は気を付けなければいけないが、感情移入みたいなものを出していくことは、大事なことだなと思っている。気を付けながらも、やはり本音、自分の考えをなるべく言っていけるようなキャスターになってほしいし、そのためにはやはり取材を現場に出ていってやってほしいなという思いでいる。天気予報は、紫外線情報や花粉情報など日々変えているが、一貫性も含め、もう1回ラインナップを見てみる。「BusinessLink」は、所管は報道部、制作は情報番組などを作っているディレクター、企業の選定などには営業が入り、各部署の垣根を超えた一丸となって作れる番組となっている。MCには、インタビュアーとしていろいろなものを引き出して、それをきちんと表現できるように期待して指導していきたい。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役制作局長
壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 遠藤幹彦報道部長

次回視聴合評番組
「関内学」2019年6月22日(土)午後6時30分~放送


第395回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年5月21日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評 「3人の証言者~カナガワ平成史~」 4月30日(火)夜10時~10時55分放送

委員 報道機関が持っているテープ、これはまさに報道の財産だと思うが、ひっくり返して後世に残していくことは、とても大事なことだなと思った。こういう過去の出来事を流してもらい、「この時にこういうことがあったんだ」「自分たちは、この時こんなことをしていたんだ」ということを思い起こす番組はとても有難い。これからも機会、機会を捉えて特集として組んでもらいたい。
委員 現象であるとか事件・事故を介して、関わった方に語ってもらうことで時代を振り返るという、非常に地元局らしい意欲的な取り組みだったと思う。ただもう少し時間を取ってほしかった。オウム事件については、江川さんが語ったことに尽きるが、改めてこういう番組を通じて言っていただいたということで「ああ、そうだったのか」と思われた方も、特に若い人でいると思う。カルト教団が勢力を伸ばす、その社会的な土壌というのが、むしろ元号が変わったからといって何も変わるものではないということを、おそらく彼女は言いたかったのではないか。また、神奈川が政治の分野で、時代に先駆けたことが起きるのかということを、政治評論家でもいいし、tvkの記者の方でもいいが、説得力のある話を聞きたかった。
委員 なぜこの3人、なぜこの3件というところの、裾野の部分の説明が少し前半にあるとよかった。オウムのコーナーの前にダイジェストで平成の出来事を非常に密度濃く短く、ぎっしり説明していたが、導入にそれを持ってきて、「これだけのことがあったけれども、この3つに絞りました」という一言の説明があるだけで、「理由はさておき、この3人にしたんだ」という説得力になったのではないか。1つ1つが、ボリュームがあることなので、語り切れていないところは多々感じて、やはり特番をそれぞれ見たいという気持ちを持った。撮影された映像に関しては、国吉先生の言葉が続いているのに汽車道だったり、ショットが変わるのが絶妙にテクニックの高いことをやっていて、見応えがあった。江川さんのところは、シンボリックにその言葉が染みていくような映像を、撮影面での効果をもっと期待したくなった。
委員 坂本弁護士事件では、当時もそう考えたのだろうが、改めてニュースを見て振り返ると、国は対応が遅いというふうに怒りを覚えた。あっという間の1時間だったが、これが平成ということで、いいところと悪いところを捉えてまとめられたということで、いい番組だったと思う。
委員 今、平成を振り返るにあたって、あるトピックスからそれに関わった証言者の証言を元に振り返ろうという試み、企画自体はとても素晴らしかった。ただ、横浜博覧会とみなとみらい地区の街づくり、ベイスターズの優勝、坂本堤弁護士一家殺人事件というのが、本当に平成を総括する3つのトピックスということで良かったのかと言われると、ちょっと疑問。証言者の証言も、トピックスだけではなく、そこに平成という時代を見た何らかの証言があれば、一番良かった。特に社会問題ということで言えば、坂本弁護士事件はとても大きな問題だが、非寛容だったり時代の閉塞感であったというのが平成の特色で、それがまさに神奈川で全国最初に起きてしまったことをどうしても触れてほしかった。やはり平成の時代を語るには、災害というのは絶対に忘れてはいけないテーマの1つだと思うので、今回入ってこなかったのは残念。
委員 神奈川の平成史というとなんとなく後ろ向きな気がする。国際的にも神奈川的にも日本的にも今後の社会の方が難しいと言われている。その時に平成史だなんて、そんなものはどこか隅の方に置いておけばいいじゃないか。そういう姿勢・考え方もあるということを認識してもらうといい。
委員 ベイスターズに関しては、優勝した年、これは谷繁さんがいるからそういう番組になったかもしれないが、実は最下位を2年ぐらい連続したことがあった。監督が途中で交代するとか、そこにもう少しスポットを当てても良かったのではないか。オウム事件は、神奈川県警の初動捜査の遅れ、しかも誤っていたメディアに対する情報の提供、こういったことをまたもう1回番組として検証をしてほしい。全体の進行を堀潤さんがやっていたが、テレビ神奈川には30年の間に大きな事件・事故を取材した報道部の記者がいるので、そういう人たちが進行をやっても良かったのではないか。
tvk 神奈川に特化し、かつ平成が終わる今だから語ってもらえる話や新事実とまではいかないかもしれないが、そういうものや舞台裏というようなものを、県民の皆さんに知っていただきたいなということから企画した。報道機関としてアーカイブを残すことの大切さということは肝に銘じて、今回の番組を作り、また気持ちを新たにした。テレビ神奈川はローカル局とは言え、言論機関であり報道機関でもあるので、そういう部分で気概を持ってやっていきたい。4月30日という平成最後の日に向けて、どういうことがあったのかを我々の中でまとめた。85分枠でやろうという話もあったが、残念ながら55分に落ち着いた。出していない映像はまだまだいっぱいあるので、今後何らかの形で取り組めたらと思う。3つを選んだ経過は難しいところだが、県内の出来事の中で、平成30年を通して、ある程度県民の気持ちの中に残っているもの。それから我々が若い人たちに伝えていかなければいけないものというテーマでやろうということだった。例えば街づくりの部分では、平成元年にYES'89があって、それから街づくりが始まった。
最初のうちは勢いが良かったが、すぐ不況が来た中で、ずっと街づくりが続いていく。そういうものが「みなとみらい」にはあるということを、国吉先生への取材後に分かった。スポーツについては、松坂大輔、神奈川大学箱根駅伝2連覇、取り上げたいものが山ほどあった。今でも県民、横浜市民が応援している横浜DeNAベイスターズに対して、深掘りをしたらいいのではないかという考えを持った。やはりその時の、選手たちが一番頑張ったのではないかということから、捕手で、女房役で、ということから谷繁さんになった。一番やりたかったのは坂本弁護士事件で、この問題こそが我々が語り継がなければいけないものだと。これは今回に限らず、ずっとやっていかないといけないものだと思う。災害がなかったことについては、計画停電、帰宅難民などはあったが、県内での大きな被害がそうなかったというのが理由。我々としては、今だから話せるということだったり、知らなかったことが1つでもあって、心の微妙な動きを視聴者に持ってもらえればいい。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 土屋義嗣プロデューサー

次回視聴合評番組
「News Link」(毎週月~金曜 夜9:30~)
「BusinessLink」(毎週金曜 夜9:50~)


第394回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年4月16日(火)開催

報告

4月期編成表 タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評 第7回アフリカ開発会議 横浜開催特別番組「アフリカと横浜 あふれる力でともに未来へ」
 3月20日(水)午後8:00~8:55放送

委員 tvk既存の3番組がそれぞれの番組の切り口でTICADをテーマに紹介するという構成は、とても良かった。ただ、その3つがいずれも情報・報道系番組だったので、例えば音楽番組にして、アフリカミュージックの紹介をするなど切り口に変化があっても良かったのかなと思った。横浜がTICADに積極的に乗り出し、さらにアフリカとの交流を図ろうとしている狙いがもう少し分かりやすく出るとありがたかった。インタビューされた人がはすからずっとインタビュアーの方向を見ながらしゃべりっ放しというのは、聞き手にかえって伝わりにくかったと思う。
委員 アフリカの人たちが一生懸命勉強しているのが今回の番組で感じられた。逆に小学校、市の清掃局を含めて、アフリカから何を学ぶかというのが欠けているのではないかと感じた。
委員 横浜とアフリカ諸国が非常に強い絆で結ばれ、今後も引き続き横浜が先頭に立って、アフリカ開発というものに協力していくという姿がよく表れていた。その裏付けをtvkの人気番組3種類でうまく表現していて、とても見やすい番組だった。経済が豊かになれば、人々はより大量な食を消費するという問題があり、そのことがアフリカ開発とどのように横浜が関わっていくのか、やはり食料という問題を、是非とも加えてほしかった。アフリカの開発が自然破壊にならないこと、貧富の差が大きくならないこと、紛争の助長につながらないようなこと、そのようなことをメッセージとして伝えられていたか疑問。
委員 8月のTICADを前に、いろいろな横浜の国際交流推進事業の一校一国運動を紹介するとともに企業がいろいろ出資していることを紹介するというのは、地元、横浜のテレビ局らしい意味のある番組だったと思う。誘致活動があったと思うが、横浜がなぜこれに一生懸命なのかということを、もう少しマエストロ都市を目指す戦略の一環だろうが、それを含めて教えてもらいたかった。番組編成にいろいろ持論があるだろうが、例えば「Up To Date」と「ハマナビ」で1本、それと「猫ひた」とアフリカの料理や動物で1本、そういった作りもできなかったのかなと。ちょっと詰め込み過ぎたという印象。
委員 55分の番組ということで、ボリューム、情報量ともに非常に満載感があって、本当に醍醐味があった。その醍醐味と同時に、見終わった直後の印象がやや曖昧だった。経済的に理解している専門家の意見を引き出しながら、メッセージまで締めてもらえると良かった。担当者が話すということは嘘ではないが、番組を見ている人にとって伝わるかどうかという点においては、検討の余地があると思う。来ている人たちに少しずつインタビューするのではなく、アフリカの良さが見ただけで実感できる何かを紹介してもいいのかなと思った。
委員 国際交流、市民交流は、お互いもっといろいろなことを知りましょうというのが基本だと思う。こちらの状況も、向こうの状況もお互いに知って交流していかないと、本当の意味での国際交流は成り立たない。どうして相手のことを知るのか。あるいは横浜をどうやって知ってもらうのかということを中心に置いた、市民の国際交流をどう進めるのか。そこのところを少し突っついて整理すると、非常に面白い番組だったと思う。
委員 アフリカと一口で言っても面積は広い、天候は異なる、宗教も違う、習慣・文化も違う。この番組がどういうふうに作るのかなと。それは決して危惧ではなく、楽しさを含んだ、一つの期待感だった。結論から言うと、約1時間弱という中で、いろいろなものが網羅されていたが、まとまってできたのではないか。政治的な問題で、突っ込み方によっては内政干渉になるので大変難しいが、民族問題を日本に伝えることによって、もっとアフリカというものが身近になるので触れてもらいたかった。インタビューは、アフリカ駐在経験がある商社マンなどが良かったのでは。
tvk TICAD(アフリカ開発会議)は、横浜とアフリカにとってはとても大きな国際会議だが、市民レベルでは「知らない」という人がとても多い。横浜開催の第1回目で見えてきた、いろいろな取り組み、交流を一人でも多くの市民に知ってもらいたく、今回特別番組という形で開催前の放送となった。
今回の放送では目的が大きく3つ。1つは国際技術の協力を拡大していく、これを知らせていこう。もう1つは「Up To Date」にもあったがビジネス支援を強化していく。3つ目は次世代の育成、市民交流。一校一国運動も一例だが、市内の子どもたちにアフリカとの交流をつなげていこうという目的があった。この3つの目的を、どうやって番組としてまとめていくかということで、それぞれの番組のカラーを生かし、1つの特番というよりは、3番組がコラボレーションして、それぞれの強みを見せながら、テーマを紹介しようということで放送した。
制作期間がすごく短い中、いろいろなことを整理していかないと成り立たない番組で、すごく苦労したが、今回のアフリカ開発会議というテーマによって、アフリカのことと横浜の関わりを、きっかけにしてもらいたかった。一つになるというよりは、いろいろ総花的にちりばめていったので、そこら辺は番組としては弱い部分だったと思うが、この番組を見て、経済のこと、アフリカのこと、動物のことなどに気づいて、次の一歩に踏み込めるような番組づくりになればという思いがあった。音楽とのコラボレーション、やはりtvkは音楽番組が強いので、なぜ気付かなったのかなと思う。実験的要素がすごく多い番組だったので、今回の意見を整理して、いい番組づくりへの糧にしたいと思う。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長 三枝弘プロデューサー

次回視聴合評番組
『3人の証言者~カナガワ平成史~』 4月30日(火)夜10時~10時55分


第393回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年3月12日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評「部活応援プロジェクト しゃかりき」(毎週金曜 午後11:00~放送) 2/22放送分

委員 出る人の影に、出られない人がいるということ。部活の宿命みたいなものにスポットライトを当ててやったのはいいと思った。
委員 「今の高校生は、もっとしらけて、1人の世界に閉じこもっているかと思ったら、こんな熱い世界があったんだ」とすごい衝撃を受けた。もう少し誰かにポイントを置いて追いかけてみるのも、部活動の違う面、側面を表すのかなと思った。「もう生きるのも嫌だ」「面倒くせえ」と言っている子たちがたくさんいる中で、こんなにも素敵に輝いているということを見られて、感謝。
委員 子どもたちが本当に元気だということを画面の中で見させてもらい、嬉しくなった。真っ白なところに4人が座っているスタジオは、部活応援プロジェクトというテーマからすると、もっとざわざわしていて、躍動感があってもよいのでは。かなりレベルの高い学校を取材しているようだが、もっと名もない、有名でもない、そういう部活を世に出していくとか、そういう部活をやっている子たちが、「私たちも世間に見てもらった」みたいな、視聴者参加型な番組であってもいいと思う。
委員 tvkらしい、地元のテレビ局らしい番組。しかも文化系のクラブ活動も積極的に取り上げるということは、日頃なかなかスポットが当たりにくい彼ら、彼女たちに光を当てるという意味でも非常によい。学校の先生たちも温かく迎え入れてくれるという理由が分かったような気がする。「密着」と言うからには、的を絞って、日頃の練習風景をもう少し多めに撮れば、もう少し視聴者に訴えかけてくるものがあったのではないか。
委員 スタジオセットの美容院のおかまは何の意味があるのか。また4人は、どういう役割になっているのか。前段のトークは尺が長い割に、面白くなく。中高生中心の対象番組で、若い人に受けるかもしれないが、つながりみたいなものはないのではないか。ただ、大会の映像が挟まれていく中で、「さあ、行った」とか、一生懸命肩入れして応援しているトークは、好感を持って受け止めた。映像としては、楽屋で喜ぶ控え生徒の表情や笛、中央ですごいパフォーマンスを見せた男の子のアップなどは迫力があってよかった。
委員 学校側の視点、子ども1人ひとりのものの考え方、人生観みたいなもの、あるいはそれを経ることによってどう変わっていったのかという視点を、番組を作る側として考えてやると、見る方はただ面白いなというだけじゃなくて、相当いろいろな意味があるのだなというふうに考えるのではないか。
委員 桐蔭学園高校・中等部に、こういう和太鼓部があるのかと驚いた。和太鼓の迫力のある映像を作っていたと思う。神奈川県内の学校数はかなりあるが、ぜひ1つ1つこの学校を「しゃかりき」に番組制作に携わってもらえたらと思う。
tvk メジャーところではなくて、こんな学校にこんな部活があるのかというところも網羅している。部員不足で悩んでいたり、全国大会の1歩手前でいつも終わってしまうところも追ったり、いろいろな生徒の頑張りがあるんだなというところは、バランスよく見ていこうといつも心掛けている。
この番組は、VTRをいかにインパクトのある取材をするかというところが一番勝負。MCを選んだ理由も、運動部の出身であるとか、部活出身ということが見たときに共感を得られる。ライセンスの2人はコメント力があるので、VTR中のワイプでいかにリアクションが取れるかというところを基準として起用している。スタジオセットは、スタジアムを組んだりいろいろな形にしたかったが、取材をする制作費で、スタジオ費用はなくなってしまった。それを逆手に取って、スタジオをシンプルに見せることによって、よりVTRのパンチを強くすることに重きを置いた。
神奈川県をこの番組から、熱い思いでバックアップしていくと。きかっけは部活だが、神奈川県を全体的に熱く盛り上げ、「明日も頑張ろう」という気持ちを感じてもらうよう日々制作をしている。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 重富浩二プロデューサー 幡山教道ディレクター

次回視聴合評番組
第7回アフリカ開発会議 横浜開催特別番組「アフリカと横浜 あふれる力でともに未来へ」3/20(水)午後8:00~8:55放送


第392回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年2月19日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評「ビルボードTOP40」(毎週木曜 午後10:00~放送) 1/31放送分

委員 歌手の私生活や曲の背景、制作過程をーティストや曲にまつわる、いわゆる小ネタを聞かせながら、曲がPVで流れるわけだが、それぞれの曲の紹介される長さやナレーションのテンポなどが番組のオリジナリティだと思う。歌を一番大切に考えて、邪魔しない感じで流れてくる雰囲気が非常に好きで、心地よいなと思った。個人的に大好きなレディー・ガガの「Shallow」がインタビュー付きで、フルに聴けたのはとてもラッキーだった。
委員 NHKでフォーク番組をやったときに、なかなか見つけられないというグループの歌がtvkにあったというので、tvkの実力を感じた記憶がある。これも洋楽のランキング番組としては、草創期からの番組で非常に有名。手慣れたスタイリッシュな感覚というか、ナレーションも非常にピタッと来るような感じがした。ただ、シカゴの懐かしい曲は、よく知っているという曲で、感情を入れてフルに聴かせてもらったのは良かった。特定の視聴者層を狙った番組で、格別に広げようとかということはあまり考えていないのかなという気もしないでもないが、これからも続けていっていただければと思う。
委員 こういう番組企画は、多分音楽ファンにとってはたまらないのだろうなと思いながら見ていた。残念ながら、私自身は日本の歌謡曲派なので、あまりこういうものを見たことがなかったが、今何がはやっているのか知るにはとても役に立った番組。夜ひとりでゆっくり、のんびり見る番組としていいと思う。
委員 tvkが全米のチャートを配信していくことは、非常に立派なこと。世界で流行する、あるいは評価されるようなものをtvkがずっと長い間出している、またそういうユーザーに対して光を与えているということは、たいしたものだと思った。ずっとずっと聞いている方々がいる歴史のある番組ではないか。
委員 素材はものすごく面白いが、それをそのまま1時間やっても、視聴者が面白さを分かっているのか。ナレーターがいろいろな話をしているが、それも何のことを言っているのか全然、意味が聴こえなかった。
委員 テレビというのは見る場合もあるし、聴くということもひとつのパターンではないかという気がする。画面は見なくても、1時間弱の番組は楽しませてもらった。tvkが開局した頃は音楽が売りだという面もあったので、これからもこういう番組は続けていってほしい。ラグビーと音楽は伝家の宝刀のごとく使っていって、番組制作に寄与してほしい。
委員 放送開始以降、同一DJで進行する音楽番組として2012年にギネス認定、今も続行中の安定感はさすが。年代的には懐かしさも感じる一方、情報番組としてある種究極のパッケージといえる。VJの中村真理さんは、ギネス登録の貫禄もありつつ、軽やかなトークが番組中途切れず続くのは見事。ゴシップ含め、アーティストの情報を毎週レアな状態で送り続ける貴重な人材といえる。あえて言えば語り口の淡泊さが、コーナーのスタートなどで、もう少しアクセントがあっても良いかなと感じた。
tvk ミュージックビデオは、曲を途中で降りずフルでかけるというのが番組スタンスなので、たとえ1位の曲が8分でも8分かける。これはMCの中村真理のポリシーでもある。シカゴに関しては、「YESTER HITS」というコーナータイトルで過去のヒットチャートの中から、新しくリリースがあったり、来日公演にtvkが後援メインで付いている洋楽ファンなら誰もが知っているだろうというヒット曲を、なるべく選んで放送している。開局当時から、tvkには何万曲という洋楽のビデオクリップが保存され、邦楽もtvkのスタジオでライブをやっている映像なども残っている。視聴者層は、20代から50代までという結構幅広く、洋楽の番組に関しては、異例な形のお客さんの層をもっている番組である。そのお父さん世代、お母さん世代にも見てもらえるようにシカゴみたいな曲を流している。レディー・ガガに関しては、映画がヒットしていて、この週にチャートイン、チャートの動きが良かったので、放送した。ナレーション、ダイジェストという手段と、古い曲をかけたりという手段で初回から36年間ずっとあまり変わりなくやっている中で、やはり視聴者の方との信頼関係。レコード会社からは、tvkの洋楽番組の視聴者は質が違うと言われる。視聴者とレコード会社とコンサート・イベンターとのつながりがないと、洋楽番組はどんなに有名な人が司会をやっていても、信頼関係が作れないと無理だなという部分がある。ただ新しい切り口だったり、新しい洋楽の演出部分も含めて、今後は制作に取り組んでいきたい。
tvk 「音楽のtvk」と評価いただけるように、情報をお届けすることを我々ローカルだからこそ、この36年間続けてこられた。何人もこのDNAを受け継ぎながら、親子で楽しんでいただけるような番組に育てていった。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長  白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 武富俊一制作二部長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 石井康弘プロデューサー

次回視聴合評番組
「部活応援プロジェクト」(毎週金曜 午後11:00~放送)


第391回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年1月15日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応
BCP-B(非常災害時事業継続計画*2018年3月版)  番組統計(前年比率)

審議の主な内容
*視聴合評「2018年もありがとうベイスターズ!SP」(12月30日(日) 午後6:05~放送)

委員 試合映像、選手の声をかなりふんだんに使い、コーナーも大きく4つほどで、すごいゲーム、10大ニュース、後藤武敏さんのスペシャル、ブレイクを期待する選手、ある意味だらだらと、でも肩の力を抜いて楽しむというファンならではの番組になっていた。あまり熱中しているファンではない人が見るというところでは、プレゼントとか、ちょっと飛び道具的な演出もあると良かったなとは思ったが、全般見ていて、とても球団への愛にあふれた番組だった。
委員 番組が終わる時に、ロッカーで「こんちきしょう」という、あれが良かった。顔は出ていないが、「こんちきしょう」という選手一人一人の気持ちがあるのだなと一番強烈に感じた。ところどころにファンからのコメントがあったが、共感を得て、本当に全部良かった。今年の春からスタンドを増やすが、こういうスタジアムがオープンしますよという、ほんのワンショットでもいいので出した方が、進み具合がわかったのでは。
委員 女性も結構、客席にたくさんいるので、女性ファンの代表がいてもいいなと思う。内容は何となく、流れていくという感じだった。アナウンサーが、ネクタイを締めてユニフォームというのが毎回気になってしまう。
委員 続けての番組企画ということで、非常に完成度が高くて、安定した企画。ベイスターズのファン向けに、しっかりとファンが楽しめる映像をたくさん配置して面白かった。最後のところでなぜ佐伯さんのフリップが出なかったのか。押していたから詰めたということなのかもしれないが、あれは外したら駄目だと思う。また忘年会的に、居酒屋座談会と銘を打ってやっているわけだから、もう少し居酒屋の雰囲気を、画面の中で感じさせてもいいのではないか。
委員 盛り上げようという意図は重々分かるが、やはり佐伯貴弘さんを呼んでいるのだから、少しは注文もしてほしかった。せめてラミレス監督への注文ぐらい言ってほしかった。今年もしVが獲れなかったら首を賭けるとか、それぐらいのことを言ってもらいたかった。「応援ありがとうございます」と、判で押したようなことを言われても全く面白くないので。村瀬秀信さんがライターということだけだったので、どういうところで書いているのかテロップで教えてほしかった。
委員 どの人も熱いDeNAへの思い、とにかく詳しく、話題のネタが豊富で、本当に不動のレギュラー陣だなという感じがしたが、是非女性を入れてほしい。酔っぱらってろれつが回らなくなってはいけないが、やはりビールで乾杯でいいのではないか。みんなで選ぶ1番の試合の分析コメントと、10大ニュースがかぶってしまう部分もあり、その辺の整理ができたら良かったかもしれない。去年敗因というか、今期につながる反省も、ネガティブにならない範囲でもう少し触れてもらっても良かったと思う。
委員 吉井アナウンサーはやはりベテランであって、非常に大人の落ち着いた冷静さで番組を進め、番組の良さの半分は吉井さんではないかと思って見ていた。佐伯さんは、前回優勝の時のメンバーなので、優勝メンバーと現在のの比較、どこがどう違ったのか、そういったことを彼の口から聞いたら番組に深みが出たのではないか。いろいろなファンからコメントを聞いていたが、横浜のいろいろな場所でコメントを取ったらもっと良かった。
tvk tvkは、ベイスターズを多角的にいろいろな番組を使って放送している。この番組は、ファン目線でベイスターズをポジティブに捉えて、いいところを出し合って、こたつに入りながら見られるような番組をコンセプトで作っている。総括というよりも、ファンが気軽に良い気持ちになれる番組作りを目指した。本当にベイスターズ愛にあふれている4人の出演者だったので、内容的には預けているような雰囲気で作らせてもらった。女性ゲストに関しては、ベイスターズのことをなんでも話せて、なおかつ気が利いて、口が立つ女性がいれば出演していただきたいと思っている。乾杯については、出演者がお車で来たり、次の仕事があるということで、全員ウーロン茶という形になった。居酒屋だが、あくまで美術セットとして、捉えていただければと思う。佐伯さんのコメントについては、収録の都合上ということにさせいただきたい。去年引退した後藤選手は、高校時代から知り合いで、去年松坂世代の神奈川・横浜を背負った一人が辞めるということで、「是非とも番組に出てほしい」と直談判した。僕の思いが入ったコーナーだった。現地の映像やロッカールームの映像は、ベイスターズが球団として撮影している「FOR REAL」という素材もいいものなので、お借りして放映した。充実した戦力になってきていると思うので、今年どういう番組ができるのか、今から楽しみな気持ちでいる。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長  近藤和之編成部長  竹野洋介プロデューサー

次回視聴合評番組
「ビルボードTOP40」(毎週木曜 午後10:00~放送)


第390回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2018年11月20日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応 地上基幹放送局の再免許申請について
「憲法改正における国民投票」のCMについて

審議の主な内容
「ハマナビ」(毎週土曜 午後6:00~放送)
*視聴合評 10月27日(土)放送分

委員 私たち大人が次の世代にしっかりと引き継がなければならない責任ということを、よく考えさせられた、要はこの番組を見たら、自分たちはどう動かなければいけないのかということを学ばせてもらった。施設の処理能力が1日800トンという紹介があったが、1日800トンというものがどれぐらいの量なのか。横浜市全体で1日にどのくらいのごみが回収されているのか。そういうものが数値で見えればよかった。
委員 ごみ問題は非常に差し迫った問題でもあるし、何とかしましょうという思いが、データ説明もあり、よく伝わってきた。とりわけ水を切って出しましょうと、風船を使った実験など具体的だった。家庭から出るごみの量をどんどん減らさないとやがて処理場が満杯になり、捨てるところもいっぱいになってしまう。その辺も処理量や期限の具体的な説明があったので、非常に切迫感を感じられたのではないかと思う。
委員 冷蔵庫の使い方、その工夫などは非常に具体的で面白かったが、例えばどういった人たちを対象にするか。「3R夢」のことについても知らない人もいるかもしれないし、最初の取っかかりみたいなものが、もう少し一般の人たちというか意識を持たない人たちにも食らいついていけるような仕掛けがあるといいのかなと思った。具体的にはいろいろ勉強になった。
委員 生活と直結したごみ問題なので、今回のテーマは非常に説得力のある番組になったのではないか。しかし、もっともっとPRしないといけない、今まで以上に説明をして、納得していただくような番組を続けていくことが必要ではないかと感じた。賞味期限の問題について、機会があったら取り上げてもらえたらと思う。
委員 発生抑制の話で冷蔵庫の収納工夫という流れはすごく良かったと思うが、あれだけではあまりインパクトのある発生抑制力なのではないのではないかと。買わない工夫や冷凍をうまく使うなどいろいろな発想があると思うので、冷蔵庫の収納だけで終わってしまったのは、せっかくみんながやる気になったところで、もったいなかったかなという気がした。冷蔵庫は、一番人に見られたくないところなので、市の職員が職務に使命感を持って、それをアピールするためにこうやって出てくるということはとてもいいことだと思った。今後もそういう切り口を取ってもらえたらなと思う。
委員 最新の焼却施設のスペックとか、非常に具体的なものから最終処理施設の車で投棄のところまでを見せたのは、ごみというネガティブなところに対してしっかり見せて、しかも脚色していないというところが、横浜市の広報番組たるところとして、tvkがやるということで、すごく腑に落ちた感じがした。文字情報がぎっちりきすぎていて、分けた方が同じ時間をかけても目に入ってくる情報はしっかり理解できる。その辺はもう一工夫していただければより良くなる気がする。
委員 ごみは捨てなくてはならないわけで、どういう形で捨てていけば地球環境の保護に役立つのか。テレビ局のテーマとしても市民と一緒になって何かないかなということがプラスされると、この問題はすごく大きな問題になるし、地域社会に対するテレビ局の力も発揮できると思う。
委員 行政の広報番組というと一つ枠にはまったような感じの内容だと思ったが、これは30分という短い番組の中で、とても充実した内容に組まれていたと思う。特に食品ロスについては、非常にためになった。豊かな日本の食生活の中でたくさん食べ残しはあるので、大変考えさせられたテーマだった。横浜市もこういうことを機会に、がんがんテレビ神奈川を使ってやるといい。
tvk 今回は、横浜市から「職員を出してみよう」「人選は誰がいいか」ということを検討してもらった。広報を何年かやっていた方が異動し、今度は自分が伝える側になるということで、演出と向こうの考え方がうまく合致して、いい形になった。職員や家族の方も知らないこと、分かったことがあったのが、見ている私たちにも伝わったのは良かったのかなと思う。子どもたちにいろいろ伝えていかなければいけないということで、なるべく今回の番組はぜひいろいろな学校で視聴してもらいたい。ごみ問題はとても大きくて、なかなか30分でやりきれない部分があるが、視聴者ターゲットを絞るのは一案だったと思う。こういうものは継続して作っていくという義務があるので、構成の仕方も横浜市と協議しながら今後進めていきたい。横浜市では、もったいないから食べ切ろうという取り組みをいろいろな店に呼びかけるなど協力してやっている。食品ロスだけで取り上げても、かなり面白くできると思う。賞味期限・消費期限は混乱するので、この辺を丁寧に分かりやすく伝わるように次回の環境、ごみ問題で取り上げていきたい。文字情報については、所管から紙媒体向けの原稿で来るが、テレビの場合は「こういうことがあります」と知ってもらう第一歩のインフォメーションだと思うので、その辺は市と話し合っていきたい。ごみ問題、ごみ問題と言っても横浜市に限ってみれば実は少しずつ減っている。だが切迫した問題がある。何か矛盾するようで怖いような感じがしたので、またいろいろな切り口で、環境問題を取り上げたいと思う。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 三枝弘プロデューサー

次回視聴合評番組
「2018年もありがとうベイスターズ!」(12月30日(日) 午後6:05~放送)


第389回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2018年10月16日(火)開催

報告 タイムテーブル、特別番組、視聴者対応

審議の主な内容
「LOVEかわさき」(毎週土曜 午前9時~放送)
*視聴合評 9月29日(土)放送分

委員 番組全体を眺めた時に、番組ロゴが非常にカラフルな色で、それに即したセットが明るくてカラフルなのはいいが、テレビで見てもPCで見ても、少し人の肌が沈む。やや気持ち落ち着いたトーンになればいいのかなと感じた。
委員 子供の目線に下げて絵を掲示してそれを取材して放映しているということで「やさしい思い」という部分の目線がよく分かったような気がした。子供たちに話ができるような内容になっていると思った。
委員 久本アナが独りよがりに「大好き、大好き」と言っているだけではなく、ちゃんと視聴者に自分の体験を基に良さを伝えていた。今後もこの進行の良さを生かしていくには、スタジオMCということだけではなく、自分の言葉で語るということをしていったら、より番組が生きるのではないか。ずっとレポートを見て最後にまとめのコメントというと疲れてしまうが、スタジオで一旦引き取って会話をして、またレポートに返したというところは一工夫あって非常に良かった。ただチケットが予約制だというところまでは紹介されたが、料金を出してもらえなかった。
委員 15分という時間の配分もいいのかもしれないが、とてもまとまりがある番組だった。進行の男性の声、そしてテンポがすごく聞きやすかった。せっかく多摩の緑地にあるのだから、もう少し広い面で「こんなに緑がたくさんあるところにあるのですよ」ということがあれば、良かったのかなとは思いながら見ていた。
委員 藤子・F・不二雄が川崎とどういう関係にあるのかを知りたかった。そうでないと川崎市が、何のためにこれをバックアップしているのか分からなくなってしまう。自分が住んでいる街にあるそういうものを見に行こう、友達にも言おうという気持ちにもなるのがその街にとっての広報だと思う。その点では川崎、ドラえもん、藤子・F・不二雄という3つのファクターのうち、川崎というのはほとんど頭に残らない。うまく調整すると、もっと面白い番組になる可能性を秘めた番組だと思った。
委員 週末の朝にふさわしい明るいイメージがあり、好ましい。進行役の久本アナ、敦士さんの息も合っている。案内役の女性がハーブティーを試飲した際、「めちゃ」という言葉を口にしていたが、若者には一般的な言葉かもしれないが、放送の案内役が用いるのには違和感がある。言葉遣いには気をつけてほしい。
委員 冒頭でMCの男性が振り込め詐欺のメールを下を向いて読むだけだったのがすごく気になった。やはり大事なところなので、視聴者に顔を向けてカメラ目線で語りかけた方が良かった。ミュージアムの地図が最後の方に出たが、ミュージアム名と同時に出す方が効果的ではなかったかなと思う。
tvk 台本はあるが、感想を投げかけた時は、その時感じたことを言ってもらっている。回によっては単調なリアクションで終わってしまう時もあるが、その分プレゼンターにVTRや導入部分で必ず伝えてほしい情報は言わせるようにして、MCの感想に着地している。それは視聴者目線の意見でもあると思うので、そういう形を毎週作っている。
ロゴの色使いとそれに合わせたスタジオセットの色味が、明るく見せるのはいいが、振り込め詐欺のネタや平和館の被爆者に対しての情報を放送する時には、ちょっとトーンが強すぎるスタジオなので、どこかの節目で川崎市と検討できないかなと思っている。川崎市とのゆかりや地図表記は、制作陣に知っていて当たり前というような感覚があったかもしれない。もう一度客観的に見る、俯瞰で考えるということで、まずは見ず知らずの人でも分かるような作り方を意識して取り組みたい。料金の表示は、チェックを川崎市の広報とディレクターとの間でやっているが、この指摘がなく放送に結びついてしまったので、正直抜け落ちてしまった。今後気を付けて制作していきたい。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 白石委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長 武内和之プロデューサー 

次回視聴合評番組
「ハマナビ」(毎週土曜 午後6:00~放送)


第388回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2018年9月18日(火)開催

報告 タイムテーブル、特別番組、視聴者対応

審議の主な内容
「クルマでいこう!」『毎週日曜 午後10時~放送)
*視聴合評 8月19日(日)放送分

委員 まさに定点観測という印象で、とても安定した番組だと思っている。いい意味での定点を感じた。専門用語が文字で出てくるが、ちょっと文字が小さすぎて、出る時間が短いので、そこはもう少ししっかりバッチリ出した方がより理解がしやすい。二人の情報量と話すスピードが、淡々と軽快で非常に心地良いが、その分ちょっとつまずいたりその流れに乗れないところも少しある。
委員 長く支持を得ている番組ということで安心して見ていられるし、番組の運びも非常にスピーディーだという印象を受けている。ただ二人が早口のように受け取れる。今回は特に軽自動車という女性の初心者ドライバーを相手にした番組なので、構成もやはり普段よりも多少はゆっくりとより分かりやすい作りにしてもらった方がよかった。藤トモさんのユーティリティコーナーは、非常に具体的で結構だと思う。拳がどうだとか。乗らなくても乗った時の感覚が分かる。
委員 岡崎五朗さんの乗り心地についての表現とか視点は、車に精通していない私でもなるほどなと思えた。例えば「ステアリングの利きが敏感でないのがかえって良い」「ハンドルを切り込むと今タイヤがどのぐらい頑張っているかが手に取るように分かる」とか、なるほどなという表現で非常に良かった。
委員 試乗会、岡崎さんが見るということよりも若い奥さんに試乗してもらって、車庫入れ、幅の狭いところへバックで停めやすいというようなことはどうなのだろうというような。素人にそういうところをやってみたらどうかなと思った。
委員 車の分からない私でも、思わずふわっとした感覚で日常の中でちょっと見てしまうような、そんな気軽な優しさが良かった。非常に見やすい感覚から入って、それから車の乗り心地の説明も何も分からない私でもとてもよく想像ができた。
委員 車に対する基本的な考え方はガラリと違い、これから車を売っていくという車ビジネスも大変だなと。「クルマでいこう!」というテーマなのに、その辺のところがボヤっとして、最後に焦点を当てていくところは車の販売。非常に苦労しているということが見える。それは仕方ないにしても、そこのところをどうやって乗り越えるのか。そういう点から見るともうちょっと心もとない。
委員 岡崎五朗さんは、最初の頃に比べるとすごく番組に慣れて、仕切りが大変上手になってきたなという感じがする。藤島さんは、車という一つの個体の中でどれぐらいのスペースがあるとか、そういうことを体で体験させてくれる。げんこつ2つぐらいのスペースがあるとか、そういう説明の仕方はとても分かりやすくていいなと思った。ただ彼女は、ちょっと早口なのでこの辺をもう少しゆっくりしていただけるとより分かりやすかったのではないか。
tvk 定点観測というところと、そもそもメインキャスターは岡崎五朗という男性のモータージャーナリストを据えているということで、基本は岡崎五朗の目線で毎回試乗レポートをするということをコンセプトにしている。女性に向けた車も岡崎さんが乗ることで、同じ条件でということでやっているが、たまには趣向を変えた話もできるとは思うので、そこは今後の課題とさせていただく。文字が小さいということについては、比較的制作の方のエゴというか、絵面を格好良くみたいなところがあるが、書体を少し見やすいものに変えるとか、制作の方で一度話し合いの場を持ちたいと思う。藤島さんのコメントが早いということだが、今の役割では、岡崎さんがある程度ワーッとしゃべったところの残り時間を藤島さんが締めるという役割になっているので、どうしても藤島さんが自分の言いたいことを言いつつ、時間までに番組をまとめるということで比較的早口になっているので、こちらで配慮させていただく。基本、メディア用に貸し出している広報車での試乗になるので、保険や、ある程度車の運転の技量がある人が前提ので、一般の方々に乗っていただくのは基本的にできない。
車を運転することの楽しさを二人に具現化していただこうということで番組を進めているが、少し遊びの部分をいかに27分という短い番組の中で作っていくということは、スタッフの命題として挙げている。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 白石委員 林委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 後藤一成プロデューサー 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長

次回視聴合評番組
      「LOVEかわさき」(毎週日曜 午前9:00~放送)


第387回 テレビ神奈川・放送番組審議会報告

2018年7月17日(火)開催

報告 タイムテーブル、特別番組、視聴者対応

審議の主な内容
 『カナフルTV』(毎週日曜 午後6時~放送)
 *視聴合評 7月1日(日)放送分

委員 字幕をうまく使い、おすすめ商品の紹介やお店の営業時間など非常に見て いてわかりやすかった。カメラが結構上から撮っていたが、あれは技術的にいいものがあるのか。普通の目線で商店街を歩くという感じの方が見やすいなと思った。
委員 江の島の観光を含め通りの変遷などの話しを伺ったら、県が主張する「地域魅力の再発見」という広報番組の役割をより果たせたのではないかという気がした。出演者がはしゃぎすぎの感が否めない。内輪だけで盛り上がっているという感じがしないでもなく、見ている方がのっていけない、ついていけないところが多少なりともあった。
委員 食べた時の感想などもう少し冷静に聞きたかった。はしゃぐのはいいが、視聴者に状況をしっかり説明できるように感じられるといいと思う。「カナステ長者」は、物を粗末にする時代に、また人と人とのつながりがない時代に、なかなか面白い企画だと思った。
委員 会話は屈託がなくて漫才を聞いているような感じで楽しかった。原稿がなくてあそこまで話をするのはなかなかよかった。江の島のすばな通りは、昔はにぎやかだったのではないかと想像したが、今昔がよくわからなかった。写真館で2代記念写真を撮っていることなどつかみ取って紹介してもらえればよかったのではないか。しかし、この通りは是非行ってみたいなと思った。
委員 田崎さんというデスク的な女性がドンと姉さんという感じで、とても力強いが、うまく転がしている感もなく、存在感をもっと発揮してほしい。終始、丸窓で手話の説明が出ていたのはとても良かった。他の番組へのヒントにもなっていたと思う。
委員 地元の話題を引っ張り出して、付加価値を付けるようにすると何か面白いことが起こって、もう一度江の島へ行ってみようかという気持ちになるのではないか。そういう点から言うとストーリー性というのがあまりなかった。せっかくいい話題なのに、それを取り組んでいこうというところが甘いのではないか。
委員 神奈川県の広報番組ということだが、それを感じさせず、好ましいと感じた。MCはもう少し気の利いたコメント、自分の言葉で語るべきなのが彼女の本来の役割かなという感じがした。「カナステ長者」は全然理解の外にあり、面白くなかった。
委員 スタジオセットの録音ブースみたいなところで、レポーターがラジオのディスクジョッキー風に登場したのがどう展開するのか楽しみだったが、特にそのしかけは活かされている感じがなく、がっかりした。「カナステ長者」で、路上でヘルメットなどもせず、筒を重ねた上に乗ろうとしていたのは、あまりにも無謀と感じた。いくらテロップで「まねしないでください」と出しても、子どもがまねたりしては大変。本人たちがやりたがっても止めるべきだと思った。
tvk 本来、県の番組は明るく、楽しく、わかりやすくいうのがテーマだが、扱っているネタは普段はもっともっと硬いものが多い。むしろ今回のテーマは我々としては自由にやらせてもらえたので、ちょっとはしゃぎすぎてしまった感がある。真摯に受け止め、番組作りに活かしていきたい。カメラは、通常はレポーターの目線で撮るが、今回は道というものを主人公にしなさいと。だから道をより効果的に撮るために、もう一台のカメラは俯瞰のように敢えてスタッフが映りこんだところを何箇所か入れた。指摘があった田崎さんの役割だが、本来県の広報番組としてしっかり作らなければいけない時に、彼女の良さは今以上に生きていると思う。「カナステ長者」はカナフルTVのステッカーから始まり、神奈川県の県境を一周回るという企画。来年3月までかけて、県のいろいろな地域で暮らしている方々の表情を見せながら物々交換をしていく。怪我については、あれはディレクターに対して厳しく絶対しないようにと。放送時間が日曜日の朝9時から夜6時に変わり、視聴者層をもっと下げたいというところがある。そのためインタビューで活かすところが、表面的になってしまったかなというのがあるが、反応を見て、探っていきながら表現していきたい。

出席者

委員 山田委員長、布施副委員長、伊藤委員、五大委員、白石委員、二宮委員、林委員
tvk 中村行宏代表取締役、押川渉常務取締役技術局長、嶋田充郎取締役報道制作局長、武富俊一制作二部長、壷阪敏秀編成局長、近藤和之編成部長

次回視聴合評番組
    『クルマでいこう!』(毎週日曜 午後10時~放送)


第386回 テレビ神奈川・放送番組審議会報告

2018年6月19日(火)開催

報告 タイムテーブル、特別番組、視聴者対応

審議の主な内容
『高校野球100回記念 熱戦の記憶』(毎週水曜 午後9時55分~放送)
 *視聴合評 4月23日、5月2、9、16、23日(水)放送分

委員 高校野球がキャリアの中でも、すごく大きな意味を持っているというのがひしひしと伝わって来た。松坂大輔投手の回は珠玉。敗戦にスポットを当て、ワイルドピッチを生んだ、当時の松坂の心理を追いながら試合映像も入れて語っていくというのは、野球好きにとってはたまらない、凝縮された番組だと思った。
委員 地元のテレビ局が持っているアーカイブという映像資産をいかんなく発揮したtvkならではの地力を発揮した非常にいい企画だ。3分半なので時間的に制約があると思うが指導者のあり方について、もう少しを掘り下げて聴いてほしかった。
委員 1週間に1回ポツリポツリとあると、とても楽しい、宝物を見つけたような気持ちになり、短い時間ならではの良さというものがあると思った。ハイビジョンになる前の4対3の画面を変に加工せず、シンプルだが無駄がない構成。スタンダードでも、ちゃんと感動が伝わる画質だったのだという発見があった。
委員 名場面、選手・監督のインタビュー、当時の心境や考えを聞かされることで、「やはり高校野球は、筋書きのないドラマだな」と思いながら、4分弱という時間が寂しいほど本当に楽しく見た。アーカイブとして大事にしてもらい、時々紹介してほしい。
委員 夏の大会を前にして、これから闘いに出る人たち、選手、父兄、高校野球ファン、特に選手に対しての番組な気がするが、どれだけ事前PRをしたか。これから夏の大会に向かう選手に「勝つのだ」という魂、意気込みを見てもらうためにももっとPRしておけばよかったのではないか。
委員 高校生たちのまっすぐな求める心にすごく感動した。彼らの熱いまっすぐな一点に向かって挑んでいく姿、その心が見えたような気がした。昨今学生スポーツはなんだろうと、アメフトなどを通じて考えさせられる中で、監督と生徒のつながりを、この画面の中ではとても素敵だなと思った。今の学生スポーツに対して一石を投じる一つ作品ではないかと感じた。
委員 コンパクトだがダイナミックにまとめられていた。渡辺元智前監督が「あの準決勝敗戦があったからこそ、その後の横浜高校の快進撃があり、松坂も成長した」と。その成長した証が試合前のグラウンドで、きちんと覚えて話す姿勢を見せてくれ、素晴らしいことだなと思った。松坂投手や乙坂選手らプロ野球選手がちゃんと話をすることだけでも、この番組の意義があった。
tvk 今年は100回記念大会の年なので、夏の大会に向けてtvkとしてもできることはないかと。ただアーカイブを流すだけでは面白くないので、試合に関わっていた今プロで活躍している選手や高校で監督をやっている方、当時携わった人たちの声を取り上げつつ紹介したら面白いのではないかという形で制作した。3分35秒という短い時間で、試合全体を紹介するのは難しいので、ポイントを切り取り、選手たちにもそういう質問をぶつけた。「やはり高校野球が好きなのだな」ということが印象に残っている。本当に1プレー、1球、全部憶えている。松坂投手に限らず他の監督、選手たちにも本当に快諾を得て、気持ちよく取材ができ制作できた。改めてこういうものを作り、神奈川の野球は歴史があり、いろいろな有名選手、監督を輩出していると、面白い気持ちで作らせてもらった。
PRについては、番宣やtvkスポーツ部がアカウントを持っているツイッターなどで周知しているつもりだが、つもりで終わっていて届いてはいないのかなと。これからの課題にしたい。

出席者

委員 山田委員長、伊藤委員、五大委員、白石委員、二宮委員、林委員、吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役、押川渉取締役、嶋田充郎報道制作局長、角田光広報道制作局次長、高橋桂祐プロデューサー、壷阪敏秀編成局長、近藤和之編成部長

次回視聴合評番組
  『カナフルTV』(毎週日曜 午後6時~放送)