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番組審議会

放送番組審議会委員(2019年7月~)

委員長 山田一廣(ノンフィクションライター)
副委員長 布施 勉
委員
*五十音順
伊藤有壱(東京藝術大学大学院教授) 岡部伸康(神奈川新聞社 統合編集局長)
五大路子(女優) 四條信仁(神奈川県農業協同組合中央会常務理事)
白石俊雄 吉川知惠子(弁護士)


第398回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年9月17日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評
 『高校野球 東海大相模壮行特別番組「挑~攻め続けた新時代の王者~」』
 2019年8月5日(月)午後9時~9時30分放送

委員 4年ぶりの夏の優勝、昨年の春以来の甲子園出場ということもあり、前半は昨年の選抜大会からの道のりを紹介したが、ちょっと長いかなという印象。終わったばかりの夏の大会の映像を通じてもっと振り返っても良かった。「アグレッシブベースボール」を全面に出していたが、その言葉の意味を掘り下げても良かったのかなと思った。毎年のスローガンなので、バッティング以外でも走塁や守備の面でも、映像で紹介して2019年版アグレッシブベースボールとは何かというのを見せてほしかった。高野連の専務理事の先生やtvkアナウンサーなど、チームをよく知っている人に甲子園でどこに期待をしているかを語ってもらえれば、全国大会を見る時により楽しめたのではないかと思う。
委員 ひとつのドキュメンタリー番組として、とても面白く拝見することができた。演出、構成がとても良かった。野球の解説、説明ではなく、彼らの心の流れを追っているドラマであった気がした。タイトルである「挑~攻め続けた新時代の王者」がとても心に入ってくる、ちょっと感動するドラマになっていたと思う。
委員 学生ひとりひとりのインタビュー、選手のカメラ目線とか要素はところどころ、今までと大体一緒だが、全体の流れやダイナミズムみたいなものがとても良かった。冒頭インタビューシーンで、割りと白を飛ばしてハイコントラストにしていく画作り、多分、撮影陣とか仕上げる時のスタッフの判断で、表情がよく捉えられるように、その代わり帽子や肩の上が白く飛んでしまうという優等生的な画ではないが、球児のリアルを追うという点では、非常に爽やかさが強調されていた。本物の魅力、シズル感を出すという点でとてもいい画だったと思う。文字情報は言葉をうまくポイントで抜いて、それを字幕にしていた。良く要約されて、情報が飛び込んで来る今までで一番いい印象があった。
委員 昨年の夏、悔しい思いをして、それを甲子園に向かい、強い人、弱い人含めて、手を緩めず攻守をということがよく感じられた。どんな形でも勝つんだ、神奈川大会で勝つんだということが表れていたと思う。試合に出られない部員にマイクを向け、自分の気持ちを汗をたらしながらコメントをしていたが、心を打たれた場面だった。やはり常時甲子園に行けないわけだから、その機会機会を、一生懸命やっているんだなと。特に監督を中心にリードしているな、指導しているなということが感じられた。それからスポンサーが出るが、ぶれるので見えにくかった。それがちょっと残念。
委員 この番組の醍醐味は、いかにその年のそのチームの特色を出すのかがポイント。そういう意味では圧倒的な破壊力を見せつけた打撃のすごいチームというところに、何といっても主眼があると思う。例えば歴代と比べて打率・打点などいかに攻撃力がすごかったということを紹介してもらえたら良かった。最初のシーンが2015年の優勝だが、やはり今年から始まってほしい。確かに番組の途中でもあの優勝を目にして、憧れて入ってきた選手たちの集まりだということが紹介されていたので、そういう思いを象徴的にしたかったのだろうが、やはり今年の壮行番組なので、今年の優勝シーンから入ってほしかった。打倒横浜というのが1つのシーンとして出てきたが、横浜が県立相模原に負けた時に気持ちの切り替えが必要だったとか、淡々とした言葉だけで終わったが、プッツン切れたすごい思いがあったはず。もっと選手たちの気持ち、糸が切れそうになったみたいな話を聞き出してもらえたら良かった。監督も「打撃に力を入れてきた」と言っていたが、今年はどういう新しい練習をして、あれだけの破壊力を生んだのか。今までにない練習方法でこれだけの破壊力が出たというところも、紹介してもらえたらありがたかった。ベンチ入り選手と記録係の池永君の自己紹介は、音楽と共にテンポも軽快でリズミカルで良かった。
委員 地元の放送局ならではということで、特に翌日から甲子園が始まるタイミングだったので、非常に甲子園大会が楽しみになる番組だった。特に今年夏の東海大相模は、春の県大会優勝、関東大会でも優勝ということで、神奈川大会の中では圧倒的な強さで、非常に作り方が難しかったのではないかと感じた。そういった中で昨年の春の大会から紹介して、打倒横浜ということで、キャプテンのけがを乗り越えて甲子園にたどり着くというストーリー性を持った紹介がうまくはまっていたのではないか。選手だけではなく記録員にもインタビューしていたのは、一体感というキーワードが出ていたが、それが感じられるいい作り方だったと思う。これだけの強豪校なので、環境変化に対してどういう対応、考え方があるのか、ただ勝てばいいというだけではなくて、そのあたりのことが分かるとなお、良かった。
委員 30分の間で大変コンパクトにまとめられていて、非常に興味深く拝見した。しかし壮行番組にしては、ちょっと地味めかなという感じを受けた。東海大相模といえば、例えば巨人でも中日でも広島でもOBが選手として活躍しているので、シーズン中だし、コメントを取ることは難しいかと思うが、OBの声を入れたら、多少華やかになったのではないか。記録員を紹介していたが、控えの選手の中から2、3人何かコメントを出してもらったら、もう少し番組に深みが出てきたのではないかと思う。来年も再来年も甲子園は続くので、少しずつ工夫を凝らして番組作りをしてもらえればと思う。
tvk 神奈川は他県に比べて、非常に高校野球の熱が高い、県民が青春・感動というものを求める人たちの多い県だと思う。今年は東海大相模が文字通り圧勝したというような大会だった。毎度のことだが、決勝が終わってから取材、構成を考えて完成まで、本当に3日・4日ぐらいしかない中で、どういったことを言えば、選手たちのはつらつさが届くのかと、毎回自問自答しながら作っている。井上キャプテンを中心にストーリーを作ったが、デッドボールのシーンや秋に横浜に負けて、そこからチームを再び作り直したりという中で、横浜との1戦が映像的になかったり、甲子園の映像が使えなかったり、構成の中では難しいところがあった。スタメンの選手以外でもストーリーを入れたいと思い、記録員の池永君にインタビューをして、もうひとつの話を作った。 スーパーやCGに関しては、いつもよりも大きめのスーパーを強調する意味で入れた。今回2015年の全国制覇をした、それ以来の甲子園出場で、「2015年優勝をもう一度と」というポイントを作った。スポンサー表示は、CGを動かしている関係でどうしても普通に出すよりはカクカク感が出てしまった。今後修正したい。いろいろなデータ、前チームとの対比とか、面白いご意見をいただいたので、突出した数字などがあれば、今後は取り入れていければと思う。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 岡部委員 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長
壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 角田光広報道制作局次長 竹野洋介プロデューサー

次回視聴合評番組
「KICK OFF F・Marinos」毎週金曜 午後10時~放送


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