広告会社、男子寮のおかずくん

あらすじ

第10話

新潟のサクラショッピングセンターのオープニングイベントのプレゼンリーダーを任されたおかずくん。相手が大手広告代理店の電報社と知って営業部のみんなが後ずさりするが、おかずくんは益々やる気満々。そんな中、東良との連携もうまくいかずイライラしてしまうおかずくん。でも、おかずくんの熱意が伝わって、皆一丸となってプレゼンへ。やるだけのことはやったすがすがしい気持ちで、花金持ち寄り会は「おかずくん家特製お好み焼き」。食事中に、プレゼンの結果の電話が入る。果たしてその結果とは…

第9話

営業の小池川さんに調子よく利用されていく、マーケティングの東良。あまりの無理難題に落ち込むが、そこをおかずくんが営業の立場でマーケティングの重要性をフォローする。このおかずくんの言葉に励まされた東良は、自分の思いを社内で発信していく。そして花金持ち寄り会。イライラ解消のメニューとしておかずくんが作ったのが「タコのジュッとネギごま油」、東良の「豆乳味噌汁」、北さんの「ひじきご飯」、このヘルシーメニューで盛り上がる。

第8話

6月、「ミナト広告」では健康診断が始まる。普段不摂生な北さんはこれを機会に南郷さんに監視され、生活改善計画をすることに。食事制限はもちろんのこと、エレベーターを使わず階段を走ったり、ジョギングをさせられたり。もうへとへとになる北さん。そのかいがあって、健康診断は全項目異常なし。ご褒美として、クライアントの「なかむら屋」さんから頂いた極上お肉ですき焼き。北さんにとって最高の花金持ち寄り会となる。

第7話

5月、ゴールデンウィーク明けの「ミナト広告」はイベント続きでお疲れモード、新人は5月病に。そんな中いつも元気な経理部の南郷さんは、今日も各部署に伝票のことや仮払いのことで奔走していると、同じ部署の新人の多部さんが落ち込んでいるところを見つけて励ます。そして、花金持ち寄り会は南郷さんの発案で、「生姜・ミョウガ・ネギ・しそ・かいわれの五味がけご飯」。豚のから揚げにこの五味をかけると最高に美味しくて、おかずくんも東良も北さんも、元気もりもり!

第6話

毎年4月、「ミナト広告」には沢山の新入社員が入ってくる。それを教育するのも先輩の役目。おかずくんは、ちょっと生意気な最上君の教育に大苦戦するも東良は最上君に気に入られる。そこで、東良は仕事を通しておかずくんの営業としての素晴らしさを最上君に教えるのであった。ただ、そのために東良は新入社員歓迎会に行けずに1人残業。そこにおかずくん、北さん、南郷さんは、会社に差し入れ、会社で4人持ち寄り会をやることに。

第5話

金曜日の持ち寄りお食事会の共同財布「トンさん」を眺めているおかずくん、東良、北さん、南郷さん。もう今月は500円しか残っていない。追加予算を提案するおかずくん。しかし経理部の南郷さんは、これでやりくりしようという。同調してやってみようとなる3人。さらに、ミナト広告では、おかずくんが旅行会社から、広告費削減で効果のあるポスターやチラシを依頼される。このやりくりも引き受けてしまうおかずくん。東良や北さんも協力して何とか解決しようとする。そして、次の節約は、金曜日の持ち寄りお食事会。大根1本で、おかずと汁物と小鉢にチャレンジ!おかずくんは大根餅を、東良は大根のお味噌汁を、南郷さんはえのきでなめたけを!またまた、みんなの工夫で楽しい食事会になる。

第4話

2月のミナト広告、お盆向けの定番お菓子のパッケージデザインの会議シーンから始まる。社内のデザイナーにダメ出しをする北さん。そんな時、大手広告会社・電報社のデザイナー・高野十和子がやってくる。十和子は北さんの元彼女、再会にときめく北さん。彼女もまんざらではない様子。見守っているおかずくん。が、北さんは失恋してしまう。そこで、おかずくんは、北さんを慰めようと、ケチャップでにこちゃんマークを描いた「オムライス」を、金曜日の持ち寄りお食事会で作る。おかずくん、東良、南郷さんの友情で北さんは立ち直れるのか…

第3話

お正月明けの仕事始め、伊達氷菓というアイスキャンデーのメーカーに新年のあいさつに行く、おかずくんと先輩の荒木。真冬に社長からアイスキャンデーをもらって食べるが、もう凍えそうになり散々な思い。しかし、おかずくんは、その伊達氷菓の夏のキャンペーン企画を任される。張り切るおかずくん、それをマーケの立場からサポートする東良。そして、金曜日の4人でのお食事会は「カレー鍋」。温まったところで、南郷さんが沖縄の実家から送られてきた、アイスキャンデーをデザートに・・・それを食べているとき、伊達氷菓の企画がなんとなくおぼろげに!4人の友情でおかずくんがまた成長してゆく。

第2話

新入社員当時、同期の東良にライバル心を抱くおかずくん。東良は営業でもないのに営業成績もよく、嫌みなほど「出来るやつ」だった。そこで、おかずくんは不眠不休で頑張り、東良を成績で上回るが、ある時倒れてしまう。そんなおかずくんを気遣い、介抱したのが東良、そして同じ寮の北・南郷。この3人がおかずくんを元気付けようと始まったのが、金曜持ち込み食事会。ここで、西尾和(にしおかず)がおかずを作るので、おかずくんと呼ばれるようになっていく。

第1話

ミナト広告では、おかぐら屋さんの肉じゃが定食のビジュアルをめぐって、マーケティングとクリエイティブの意見が衝突、営業担当の西尾和(通称:おかずくん)は間にはさまり、今日もストレス。そんな中、唯一の癒しの時間が、同じ寮の仲間、東良・北・南郷と食べる金曜日の持ち寄り食事会。今日の料理はやはり「肉じゃが」。仲間とわいわい食べて話しているうちに、おかずくんは、おかぐら屋の大事なことに気づいていく・・・