あらすじ
最終章「戦争の終わりへ」
第12話「卒業」
Dust Kiss、そしてPretty in Pinkのメンバーは仁科を海沿いの公園に呼び出していた。
しかしそこに現れたのは松井をはじめとする百瀬学園スタークラス担当の教師達だった。
仁科からの【百瀬学園バレンタイン・デイの事件について】報告書を手にした松井は生徒達に読み聞かす。
そして、明かされる仁科の過去と亡くなった篠田康太の全てが…
第11話「先生が伝えたいこと」
Dust Kissのメンバー、そして篠田の弟の話を聞いた仁科は報告書をまとめあげる。
それには、かつての憶測と妄想にまみれたものではなく、仁科が真摯に向き合い引き出した、彼らの本当の思いが書かれていた。
一方、篠田の死の原因に気づいた由和は、ある決断をする。
第4章「ことの次第」
第10話「ある男の子の物語」
百瀬学園進学クラス1年の男子生徒長谷川由和(杉山真宏)。地味で無口な彼は学園に友達もおらず、ほとんど誰とも喋らない毎日を過ごしていた。そんな彼の前に、ある日突然気になる存在が現れる。
スタークラスの新任教師として赴任してきた仁科だった。『Dust Kiss』メンバーと過ごす仁科を身を潜め見守る由和は、ついにバレンタインデイに仁科にチョコを渡すことを決意する。
一方、由和はいじめられっ子の妹・楓に、あるお願いをされる…
第9話「ガールズトーク」
篠田康太の死に関してさらなる情報をつかむべく、仁科は『Dust Kiss』に憧れる女生徒達で結成した学園アイドルグループ『Pretty in Pink』のメンバーに話を聞く。
篠田の死によって彼女達の活動も滞っていた。
篠田が亡くなったバレンタイン当日、彼女達が誰にチョコを渡したのか、そして彼女達から見た『Dust Kiss』メンバーの素顔について話を聞いていく仁科。
しかし仁科は奔放な彼女達のガールズトークに振り回され、ついに…
第3章「Dust Kiss」
第8話「青春」
大手事務所からのデビューが決まり、『Dust Kiss』は順風満帆かのように見えた。
しかし、篠田康太が突然グループからの脱退を申し出る。
彼の突然の脱退宣言は、『Dust Kiss』のメンバーからはもちろん、学園中の生徒からも理解されず、次第に篠田は孤立していく…
そして迎えたバレンタインデイ。
かつてキング確実と噂された篠田に、チョコレートを渡すも者は誰もいない…
そんな中、篠田は仁科に、実はソロデビューの話があったことを打ち明ける。
第7話「友情」
その端正なルックスとミステリアスな雰囲気から篠田康太は瞬く間に、学園の人気者となる。
そんな折、村木はスタクラの生徒でアイドルグループ結成を思いつき、実現に向けて動き出していた。
彼がメンバーとして選んだのは、吉川、宮田、村木、小暮、そして篠田の5人。
転校初日に篠田と衝突した吉川は反発するが、篠田の不思議な魅力に引き込まれ、次第に友情が芽生えて行く。
そして彼らは仁科が発案した方法でグループ名を『Dust Kiss』に決定、百瀬学園のアイドルグループとして本格的に動き始めた。
第6話「転校生」
アイドルデビューの夢が敗れた仁科は教師となり、母校だった百瀬学園に赴任する。
そこで彼はスタークラス2年5組の副担任となった。
今年のスタクラは、学園中の女生徒はもちろん、すでに業界からも注目されている、吉川優、宮田健介、村木乃亜、小暮海斗などの生徒がおり、スタクラ始まって以来の豊作の年と話題になっていた。
そして仁科の赴任初日と日を同じくして、2年5組に転校生・篠田康太がやって来た。
第2章「ある過去」
第5話「傷だらけのアイドル」
辻のお膳立てと自らの努力により、着々とアイドルデビューへと向かって行く仁科改め新堂京平。
ヒットメーカーであり謎多きミュージシャン・工藤通季が彼のデビュー曲を手がけることが決まり、いつの間にか仁科もアイドル・新堂京平としての自覚が芽生え始めていた。
そこにPOPLIFEからデビューが決定しているという百瀬学園スタークラストップ生徒・久保南碕(植田圭輔)が現れる。
久保は、百瀬学園の先輩にあたる仁科を知っているようだが…
第4話「期待の新人」
時は遡り今から9年前。百瀬学園を卒業したばかりの仁科はなぜか大手芸能事務所POPLIFEの新人オーディション会場にいた。
そこで事務所社長の放蕩息子・辻雅樹(小早川俊輔)に気に入られ、彼の事務所トゥモローへ連れていかれる仁科。
彼は何か怪しげな派遣ビジネスを展開しているようだった。雅樹に言われるがまま、『新堂京平』として名前を変える仁科。
そしてトゥモロー初の男性キャストとして所属し、アイドルデビューするため奮闘することとなる。
第1章「学園でいちばんの男の子」
第3話「先生の報告書」
『Dust Kiss』メンバー4人、そして篠田康太の弟・貴宏との話を振り返り、松井から押し付けられた、学園理事長へ提出する報告書をまとめる仁科。
しかし、仁科の報告書の文章は憶測や妄想に囚われてばかりで要領を得ない。
やがて、仁科は、亡くなる直前の篠田康太を想い出す。
亡くなった篠田康太を見つけたのは、第一発見者は、仁科だった…
そして、篠田は、仁科の“ある過去”について知っていた…
第2話「バレンタインの怪人」
『Dust Kiss』の3人と面談を終えた仁科は、面談に来なかったもう一人のメンバー、小暮海斗(TAKA)の元へ向かった。
学校にあまり来ない小暮は、廃墟で仲間たちと独自の怪しいビジネスに勤しんでいた。そこで、仁科は小暮たちとライバル業者のトラブルに巻き込まれる。何とか立ち振る舞いそれを解決した仁科は、小暮からある情報を入手する。
篠田には、両親の離婚によって離れて暮らす弟がいるというのだ。
仁科はその篠田康太の弟・土屋貴宏(大平峻也)に会い行き話を聞いた。
その夜、学園で一人報告書をまとめる仁科の背後には、村木が話していた篠田殺害の犯人『バレンタインの怪人』が現れた……