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第一回:大峙洞の母親たち
専業主婦のソレは放送局で働く夫サンジンと小学生の息子ギョルの3人暮らし。幼い頃からアレルギーに苦しんできたギョルだが、ソレの献身的な看護で今はすっかり良くなっていた。有名中学に合格した姪をうらやむサンジンはギョルを同じ中学に入れようと、教育環境の整った大峙洞への引っ越しを決める。引っ越し早々、塾の受験クラスのテストを受けたギョルだが、結果はなんと最下位!ソレはこの町に住む人々の教育熱の高さに戸惑う。
第二回:個人指導
ギョルを塾に入れようと、経営者のホン・ジソンに直訴するソレ。素朴なソレに興味を持ったジソンは、ギョルの個人指導を引き受ける。メキメキと実力をつけたギョルは受験クラスに入ることを許可されるが、他の母親たちは一斉に反発する。一方、ソレは歯科医のテオに認知症の施設にいる母の出張治療を頼む。施設のある島に一緒に行った二人。親切な治療に心を開く母を見て、テオに好感を抱くソレだが、帰りのフェリーに乗り遅れて。
第三回:昨夜のことは
「皇室再建案が成立した暁には、テハングループの全財産を社会に還元する」というトンジェ会長のサプライズ発表に、政財界は大混乱! ソルを探して大学に現れたヘヨンは、追ってきた記者たちに彼女との関係を問い詰められ、とっさに自分の恋人だと言ってしまう。テレビのニュースはヘヨンと恋人の話題で持ち切りになり、マスコミから逃れた2人はようやく会長に会う。そこでソルは父に関する思いがけない真実を知るのだった…。
第四回:二人の関係
テオの車から降りるところを義妹ミョンジンに見られてしまったソレ。ミョンジンは不審に思って車のあとを追う。車の持ち主はなんと塾の代表ジソンの夫だった!テオがジソンの夫と知らないソレは、自分が男性問題を抱えていることを彼女に告白してしまう。一方ミョンジンは、ソレ一家の向かいに住み、子供を同じ塾に通わせているウンジュにソレのことを話してしまう。二人は事実を確認するため、探偵を雇ってソレとテオを見張らせる。
第五回:彼の妻は…
ジソンに誘われ、キャンプにやってきたソレ一家。そこで初めてテオがジソンの夫と知ったソレはひどく動揺する。その頃ミョンジンは家族で外食を楽しんでいた。その時ミョンジンの夫ヒョンテの携帯にウンジュからメールが入る。ヒョンテはミョンジンの夫でありながら、ウンジュとの間にも息子をもうけ、二重生活を続けていた。翌朝、ソレとテオは一緒にいるところをジソンに見られてしまう。ジソンはテオを激しく責めるのだが…。
第六回:もう終わりに…
ウンジュはサンジンに探偵から送られてきた二人の写真を送ってしまう。衝撃を受けたサンジンは周囲にいた人間に当たり散らす。翌朝、サンジンはソレの携帯を複製し、二人の行動を探りはじめる。ジソンはやり直そうとテオにすがるが、テオの心はすでに離れていた。一方ソレのほうはジソンへの気兼ねもあり、気持ちを整理しようとするがうまくいかない。その夜、テオを呼び出したサンジンは酔っぱらってテオに送られて帰って来る。
第七回:夫に知られて
サンジンがすべてを知っているとわかり、激しく動揺するソレ。だが非難する夫に対し、彼女は何もないとシラを切り通す。そんなソレに対し、テオはサンジンと会って事をはっきりさせるつもりでいた。一方、ウンジュは同じ塾の母親たちにすべてを話してしまう。驚いた母親たちはジソンにそのことを告げるが、彼女は笑い飛ばす。その頃、ソレのところにミョンジンがやってくる。彼女はソレの髪をつかみ、激しく非難するのだが…。
第八回:息子を守りたい
テオと会ったサンジン。テオの冷静な態度にサンジンは大声を上げて怒りをぶつける。その頃、ミョンジンはすべてを両親に話してしまう。姑夫婦にまで知られてしまったとわかり、力を落すソレ。ジソンはもうギョルの指導はできないと、塾をやめるようにソレに通告する。それを知ったテオは家を出るとジソンに告げる。一方、サンジンの両親は怒りをあらわにし、今すぐ嫁を追い出せと声を荒げていた。彼らはギョルを連れ去ってしまう。
第九回:母親の資格
妹の家にいるソレとテオ。そこにサンジンが警察を連れてやって来る。妹はあわててテオを外に逃がす。母親の資格がないと言って怒鳴り散らすサンジンにソレはきっぱりと別れを告げる。その夜、ソレとテオは車を飛ばし知る人のいない場所にやってくる。一方、サンジンはミョンジンの夫ヒョンテに離婚の相談をする。彼はソレからできる限りの慰謝料をむしり取ろうと考えていた。テオとソレはその頃二人だけの平和な時間を過ごしていた。
第十回:別れ
ソレはギョルに会ってすべてを話す。その頃ジソンは塾に新たなエリートクラスの創設を考え、ミョンジンの夫に法律顧問を依頼する。そんなジソンにテオはあまり突っ走るなと忠告する。家に戻り荷物を整理するソレ。そこにあらわれたミョンジンは怒りにまかせてソレを非難するが、気持ちが吹っ切れたソレはもう相手にする気もなかった。サンジンは塾を辞めたギョルのために家庭教師をつけようとしていた。――こうして1年が過ぎる…。
第十一回:1年が過ぎ…
挿絵画家として初めての本が出たソレ。だが収入にはならず、夜は食堂の洗い場で働いていた。ギョルは有名中学に落ち、家庭教師のもとで高校受験の勉強を続けていた。一方ジソンはヒョンテを顧問にして塾の拡大を図っていた。彼女は門外不出の既出問題をミョンジンに渡してしまう。サンジンが働く放送局に本の広報を頼みに行ったソレは知り合いの局長からセクハラ発言をされ、傷ついてしまう。そんな中テオはソレの夜の仕事を知り…。
第十二回:高校受験は…
ギョルはサンジンと高校の説明会へ行く。中学に落ちた生徒とその母親たちも集まっていた。その頃サンジンの母はネット賭博で多額の借金を作っていた。翌日、ヒョンテはジソンに渡された既出問題をウンジュとの子、ジェフンに届ける。感激したウンジュはヒョンテにジェフンを認知させようと行動を開始する。その夜、食堂で働くソレのところにテオがあらわれ、無理やり彼女を連れ出してしまう。そんな中、ギョルが家からいなくなる。
第十三回:一緒に暮らそう
お金が必要だというソレに、テオは一緒に暮らそうと言い出す。そこにあらわれたサンジンとミョンジンからギョルがいなくなったと聞いたソレは動揺を隠せない。一方、ジェフンの成績があまりに良いため、同じ塾の母親たちはジソンに疑惑の目を向けていた。その頃、借金取りから念書を取られたサンジンの母のせいで家は大騒ぎになる。そんな中、ギョルとの面会を制限しようとするサンジンにソレは会いたい時に会うとはっきり主張する。
第十四回:疑惑
一緒に暮らすと決めた二人は互いにときめいていた。一方ジェフンの成績のことで疑惑を抱く母親たちが段々増えていた。そんなある日、ジソンの塾は試験問題流出疑惑で強制捜査されることになってしまう。サンジンの母はまたしてもネット賭博に手を出していた。ミョンジンは賭博中毒だと母親を激しくなじるのだが…。その頃、サンジンが働く放送局では、女性社員たちがサンジンのセクハラを告発する文書を掲示板に流していた。
第十五回:崩壊する家族
ジソンのことが心配になったテオは塾を訪ねるが、彼女は強がってみせる。塾の法律顧問ヒョンテは関係者を呼んで事件を調べ始める。一方セクハラで告発されたサンジンは女性社員を完全に敵に回していた。その頃、ヒョンテは塾の生徒に検事の子供がいると知り、顧問契約を破棄すると決める。ところがウンジュの部屋でその話をしているところに突然ミョンジンがあらわれる。あわててベランダに隠れたヒョンテだが見つかってしまい…。
第十六回:それぞれの終末
警察に呼ばれたジソン。心配するテオだがジソンは何も話そうとしない。サンジンは必死で弁明するものの聞き入れられず、会社を退職することになってしまう。一方ソレはテオと一緒に新居へと引っ越し、二人で新たな生活を始めることになる。その頃、二重生活がばれたヒョンテの妻ミョンジンはウンジュを激しく責めていた。しかしヒョンテは離婚したくなければ静かにしていろと開き直る。翌朝、ジソンは逮捕されてしまう…。