2024/3/31:春になったら・・・
◆キーワードは「春」。
愛川町を訪れ、春をリサーチしました。
シーズンオフの水田地域を訪れたのさっち。
田んぼは刈取った稲の茎がそのまま残され、全体的に雑草が生えている状態です。
米作りをする大野茂さんは、田植え前に3回の耕運作業を行うとのこと。
そして本日は3度目の耕運日。
のさっちも初めて、農機を使った耕運に挑戦しました。
薄黄緑色に広がる大地を駆ける赤いトラクター。
この風景も愛川町の「春」の風物詩です。
田植え前の丁寧な土づくりが、おいしいお米作りに繋がっていることをキャッチ
しました。
大野さんの作ったお米はJA県央愛川に出荷しています。
そしてJA県央愛川では、大野さんのように愛川町で育て、愛川町でとれたお米を
まとめて、愛川町ブランド「愛ちゃん米」として販売。
JA直売所「ふれあい旬鮮市」などで購入することができます。
◆野菜栽培も行う大野さん。畑で次に栽培する野菜は「イモ」。
定植のためのジャガイモ、サトイモの準備もお手伝い。
イモ類は「種イモ」を植えることで増えていく野菜。
種イモはウイルス病などを防ぐために特別な処理を施してあります。
JA県央愛川の運営する農業資材等販売店である「グリーンセンターあいかわ」では、
季節の人気商品として複数種類の種イモが店頭に並んでいました。
大野さんは毎年こちらで種イモを購入し栽培しているんだそう。
ジャガイモ「キタアカリ」の種イモは、芽が出た箇所を含めて30g~50gほどの大きさ
にカットし、切り口に「シリカ」という腐敗防止・発芽促進作用のある殺菌剤を
まぶします。
またサトイモは芽が出ていて硬さがしっかりしたものを選びます。
茂さんと奥様の節子さんに種イモの見方をしっかりと教わりました。
準備が整ったらいざ畑へ。
茂さんのご指導で全ての種イモを定植。
のさっちの鍬の使いっぷりや...。
そしてダイコンや春野菜である菜花、のらぼう菜も収穫し、春の農作業を堪能
しました。
◆「地元食材を食べることができるお店」として大野さんご夫妻にご案内いただいた
のは地域密着、地元食材をふんだんに使ったおもてなし料理が人気の「五稜郭」。
「いらっしゃいませ~」と、お茶を運んできたのはおもてなしの心を学びにきていた
旬菜イーターちゃーはん。
たった今収穫してきた大野さんの野菜を使った「春料理」を大将から教わり、皆さんに
振る舞いました。
こちらで使っているお米は全て「愛ちゃん米」。
お米の持つ確かな味わいとともに、新鮮な地元食材の持つ味を堪能した一行。
ちゃーはんも加わり、同店の会席料理を心ゆくまで満喫しました。
大将の目利きによって市場で仕入れられた新鮮な海産物や、料理人としての丁寧な
仕事。
そしてその大将を影で支える女将の優しさと、若女将のアットホームな雰囲気。
番組ではご紹介しきれなかった魅力はぜひ、同店を訪れ体験してみてください。
今回がラストキャッチになるのさっち。
2年間の旬菜キャッチャー、お疲れ様でした!
◇JA県央愛川 農産物直売所「ふれあい旬鮮市」
住所:愛川町中津747番地
営業時間:9:30〜16:30
定休日:水曜日
◇グリーンセンターあいかわ
住所:愛川町中津747番地
TEL:046-286-9478
営業時間:8:30~17:00
定休日:水曜日
◇五稜郭
住所:愛川町中津729-7
TEL:046-286-0506
定休日:不定休
※詳しくは店舗にお問い合わせください
企画:JA県央愛川