2023/9/3:かながわ畜産エレジー
湘南・平塚地区でSOSをキャッチしたりゅうちゃん。
声を辿り出会ったのは、平塚市内の酪農後継者グループである「角笛会」に所属している
酪農家さんたち。
自ら「牛のエサ(デントコーン)」=自給飼料を栽培している畑でした。
エサ代削減のため、本業ではない農作業に時間を奪われる皆さん。
りゅうちゃんは操作の難しいいくつもの大型農機に乗り、しっかりお手伝いをしました。
そして作業の大変さを痛感しました。
現場に出向き、酪農家に寄り添う県の職員も、現状に心を痛めています。
そして自社の利益を減らしてでも、との思いを持つ牛の飼料会社社長も「一緒に生きて
いく」と話し、共に苦難を乗り越えようと、酪農家の自給飼料作りに理解を示し、
酪農家を支えます。
養豚の現場もリサーチ。
自宅で生産、精肉、加工、販売までを行う「加藤さんちの牧場」を訪れました。
偶然にも豚の出荷に遭遇。
通常、衛生管理の観点からなかなか見ることのできない貴重な親豚も近くで見ることが
できました。
特別に子豚を抱っこさせていただいたほか、加藤さんが大切に育てたオリジナル
ブランド豚「湘南うまか豚」をバーベキューで味わい、その美味しさに舌鼓を
打ちました。
養豚業界にも、エサ代高騰の影響は大きく、「価格転嫁せざるを得ない現状を理解
してほしい」と切実な思いを明かしてくれました。
見えてきた県内畜産業界の様子は、個々の酪農家にとってはさらに深刻です。
詳しくお話をいただいたのは、自給飼料作りにも参加していた片倉牧場の片倉幸一さん。
仲間らと自給飼料を作り、価格の高いエサの購入を抑えていますが、物価の上昇に
乳価の値上げが追いついていない状況が続いています。
出口の見えない苦しい経営が続いていると、ツラい現状を吐露してくれました。
酪農家の3代目として、誇りを持って酪農と向き合い、「天職」と話す片倉さんの
想いは、県民の安全な食へとつながっています。
◇加藤さんちの牧場(直売所)
住所:平塚市岡崎5504-2
TEL:0463-58-3658
営業時間:毎週金曜、土曜 11:00~18:00
◇JA湘南 農産物直売所 あさつゆ広場
住所:平塚市寺田縄424-1
TEL:0463-59-8304
HP:『あさつゆ広場』検索
企画:JA湘南
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