2023/9/24：潜入！かながわ農業ハイスクール ～三浦初声高校編～

◆三浦初声高校



神奈川県内にある5つの農業系高校に潜入し、その魅力をお届けするシリーズ第4弾！
三浦半島にある唯一の県立高校であり、最も規模の小さな農業系高校でもある
「三浦初声高校」に潜入しました。

まずは校長先生にご挨拶。
同校の成り立ちや歴史を教えていただきました。
昭和25年という戦後復興の真っ只中。
三浦半島の農業を担う農家さんたちの強い要望により、土地の提供などを受けながら
設立。
農業後継者や地域の農業の担い手育成を目指し開校したんだそうです。

そしていよいよ校舎に潜入！ご案内いただいたのは藤巻聡先生です。
一階の廊下には、生徒が授業で栽培した野菜が。
直売もある同校では、販売しきれなかった野菜が格安で販売されていました。
学校の直売「うぶごえ市場」は週に一度の開催です。

1学年1クラスのアットホームな高校。
どこか懐かしい雰囲気を持つ校舎内を案内してもらうと、視聴覚室から楽器の音が。
近づいてみると、ドラムを叩く「ちゃーはん番長」を発見！
ここからはちゃーはんも一緒に潜入です。

本日は都市農業科3年の「選択実習授業」に参加させていただくことに。
三浦初声高校では3年生になると、一人一人が選択した専攻授業（野菜・草花・果樹）
で実践的な栽培方法などを学んでいます。

果樹専攻の本日の授業は、イチジクの収穫！
のさっちとちゃーはんも、生徒と一緒に初収穫を体験しました。
入学のきっかけを聞いたり、生徒と触れ合いながら楽しい収穫タイムを経験しました。

野菜専攻では三浦の冬の代名詞である「ダイコン」の種まきを実施。
畑で丁寧に一つずつタネをまいていきます。
ちゃーはんは女子と一緒に種まきしながら、農業高校生たちの青春を感じました。

草花専攻ではパンジー・ビオラの鉢上げを体験。
作業する生徒たちの現在の農業との向き合い方など、生徒の純粋な思いを感じた
のさっち。
改めて、みんなで行う農作業の楽しさを体感しました。

そして農業高校にしかない「学校農業クラブ」の活動も紹介。
旬ナビの農業高校潜入シリーズといえばおなじみ、「FFJの歌」をみんなで歌って
交流を深めました。

ミニコーナー「農の手ほどキ」は農業高校を舞台にした番外編！
「タネ」にまつわる基本を学びました。

◆タイトル

◇三浦初声高校（和田キャンパス）
　住所：三浦市初声町和田3023-1
　TEL：046-888-1036
　HP：https://www.pen-kanagawa.ed.jp/miurahasse-h/

◇三浦初声高校直売「うぶごえ市場」
　住所：三浦初声高校　和田キャンパス内
　直売日時：毎週水曜　14:00～

企画：JAグループ神奈川
（協力：三浦市農協）