8月4日:山北町
1年間かけて神奈川県内全市町村をくまなく巡る
超・地元密着番組『あっぱれ!KANAGAWA大行進』。
当日撮影した内容をその日に放送する、
鮮度抜群の「撮って出し」でお送りします。
今回は、神奈川県の最西端に位置し、町内の約9割を
森林が占めるという『山北町』にやってきました。
オープニングは標高723mの大野山へとつながるハイキング
コースからスタートしました。
「今はこのあたりにいて・・・」と久本アナ。本当にその
あたりにいるのか、あっぱれ隊もわかりません(笑)。
とにかく今日は夏の山北を満喫するべく、自然がいっぱいの
ハイキングコースを歩きだしました。
といいつつ、日なたと日かげの体感温度の差が激しいので、
やっぱり日かげを出る時は気合いが入りますね。
大自然に囲まれた景観の中を颯爽と歩き続け・・・
日かげをみつけたところで、休憩がてら視聴者の皆さんから
のお便りをご紹介(笑)。
「大野山まで歩いていくぞ!」冗談にも聞こえない(笑)
デビさんの掛け声と共に、さらに突き進むと・・・
・・・3年前に訪れた「共和のもりセンター」に到着。
敷地内を覗いてみると、テントを建てたりと大勢の方が作業中。
8月11日(土)に開催される夏祭りの準備中とのこと。ここで
実行委員長を務める山﨑幸與さんと出会いました。
手持ちのファイルに入っていたのは、昨年の夏祭りの様子が
わかる写真が・・・共和地区にお住いの皆さんより多い200人
超の皆さんが集まったそうですよ。
共和地区は約90世帯、約190人が暮らす地区で人口は
町民全体の2%・・・年に一度、こうして夏祭りを開催する
ことで、みんなでこれからの共和地区を考える機会になれば
と毎年行われているそうです。
奥では、事務局長の富山基録さんと地元の皆さんが子ども神輿
の準備で汗をかいていました。今回で8回目、全て共和地区の
方だけによる手作りのお祭りなんだとか。夜店やステージイベ
ントなどが出るそうですよ。地元に長く住む方から移住して
きた若者まで、皆が協力し合って頑張っているそうです。
おふたりに、この地区で何か新しい動きはないのか聞いて
みると、何と「女性1人で牧場を始めた方がいる」とのこと
なので、その方を紹介してもらうことに…
その方がこちら、島崎薫さん。今年の6月に大野山の山頂付近
で“薫る野牧場”をスタートさせたそうです。島﨑さんにその気
になる牧場を見学できないか相談してみると・・・苦笑い。
突然始まったデビさんとのジャンケンに
負けてしまい、再度お願いしたところ「ちょっとだけなら特別
にOK」ということで、ランチの後に牧場へ伺う約束をしました。
夏祭りの準備、熱中症に気をつけて頑張ってくださいね。
☆第8回共和地区夏祭り
【日時】8月11日(土)18:00〜20:30
【会場】共和のもりセンター(雨天の場合トレーニングセンター)
ランチタイムです!久本アナが予約したお店は、先ほどの
場所からさらに山を登った場所にある、隠れ家的そば店。
ご主人が約12年かけて自らリノベーションしたという・・・
・・・古民家の雰囲気の良さが十二分に生かされた店内へ。
席につくと、さっそく運び込まれたのが・・・
・・・こちら!デビさんには「天せいろ」。
庭でつくった野菜も取り入れた天ぷらが美しい!
久本アナには「おろしそば」。デビさんの天せいろと同様に
「田舎そば」と「更科そば」の2種類が盛り付けてありました。
久本アナが満面の笑みになっちゃったのは・・・
・・・突然、差し出された卵につけて食べるのを勧められたら、
本気でおいしかったから(笑)。ご近所でいただいた烏骨鶏の
卵だそうですよ。
デビさんと久本アナへの“突然”は烏骨鶏の卵にとどまらず、
メニューにない「猪肉のソテー」や「鹿のレバー&甘露煮」
など様々。さらに久本アナの「おいしい~!」に対して、
「この場でマズいとは言えないでしょう。」と返す店主。
店内が笑いに包まれても、でも、店主の登場はナシ・・・
実は、店主のお顔は出さないことを条件に予約を承諾して
いただいたのでした~。こちらは、古民家のリノベーション
が終わった後に小田原の某そば店で修行して、5年前に
始めたそうです。
朝5時からそば打ちを始め、平日に出されるおそばは1日10食!
なので、食べられる確率はめちゃめちゃ低いのです(苦笑)。
「だから食べに来ないで。」とおっしゃるご主人の手打ちそば
は最高ののどごしでした!
ランチを終えた2人は、古民家の隣りに建つガレージへ。
見学無料ということで、立ち寄ることに。展示物
を管理する髙野さんに案内していただきました。
レトロですね・・・
ザ・昭和ですね・・・
あれ、久本アナは「氷のう」を知らないんですね・・・
・・・と、ここで突然の「トヨタ・スポーツ800」!
昭和40年代の小型スポーツカー。愛好者からは“ヨタハチ”
と呼ばれています。
その隣には何と「ホンダ・S600」!愛称は“エスロク”。
“ヨタハチ”のライバル的存在で同年代車。なので、その
当時のクルマ好きの方にとっては、この2台が並んで
展示されている意味合いがよくおわかりかと思います。
ご主人は車が大好きで他にもいろいろな物を収集して
いるんだとか。昭和レトロなポスターや家電の数々、
一世を風靡したソノシートやアンティークな骨董品が
ズラリの空間でした。
一気に標高723mの大野山の山頂付近まで来ました。
それはもちろん、共和地区夏祭りの会場で出会った・・・
・・・島崎さんの牧場をみせていただくためです!牛舎の
ような建物の前で無事に島﨑さんと合流できました。島﨑
さんは相模原市出身で、東京農業大学在学中に岩手県岩泉町
で山地酪農を実践する中洞牧場にインターンで訪問就職した
後、共和地区を訪問する機会があり、大野山の山地酪農実践
を決意し、2016年の秋に移住。地元の方々の協力もあり、
今年6月に念願の『薫る野牧場』をスタートしたそうです。
この杉林の先が牧場とのことで、その先へ向かうと・・・
牧場の玄関口と思われる場所に到着。気になる掲示板には・・・
・・・ですよね。牛を放牧して育てているため、牛の脱走や
野生動物の侵入を防ぐため柵に高圧電流が流れているのです。
(※ハイキングで近くを通る方はご注意を。)というわけで、
観光牧場ではないため、一般の方は入ることができないので
すが、今回は特別に放牧エリアにおじゃまさせて頂きました。
牧場内に入れていただいた先には、言葉を失うほどの雄大な
景色がありました。
林業衰退により管理が行き届かなくなった山林の有効活用法
の1つで牛の力を借りて山を管理し、災害に強い山づくりに
つながる“山地酪農”を広めたいという思いで牧場を経営する
島﨑さん。
大自然を目の前に、牛がのびのびと暮らす風景に感動する2人。
今年の秋を目標に見学者の受け入れを始める予定だそうです。
そして、薫る野牧場で搾られたお乳で作られたソフトクリーム
が山北駅近くのカフェで食べられるということなので、その
カフェに向かうことに…
☆薫る野牧場 ※観光牧場ではありません
秋頃に見学者受け入れ申込みを予定
牧場に関してはFacebookページをご覧ください
で、何と、島﨑さんに教えてもらったカフェは、昨年
あっぱれ隊が訪れた「やまきた さくらカフェ」では
ないですか!
早速、顔見知りの(笑)松下さんに、薫る野牧場のソフト
クリームをご用意していただきました。
これは牛乳好きにはたまらないですね!ソフトクリームの感想
のあと、そのまま番組はエンディングへ。
松下さんには今回のプレゼント紹介のお手伝いもしていただき
ました。流れとはいえ、使っちゃってすみません(笑)。
愛されキャラの松下さんは、前回に引き続き、今回もデビさん
にイジられまくりの大爆笑でした!
そんな中、足元にいたわんちゃんがこの暑い中で大笑いしている
人間たちを不思議そうにみつめていました(笑)。かわいいね~。
☆やまきた さくらカフェ
住 所 山北町山北2597−10
定 休 日 水曜(木曜不定休)
営業時間 11:00〜17:00
電 話 0465-25-0016
~というわけで、今回のあっぱれ!いかがでしたか?
デビさん&久本アナへのメッセージ、番組へのご意見・
ご感想、地元のレア情報などなど、お待ちしています!
<PS>ロケ終了直後、デビさんにサプライズ!もうすぐ誕生日
を迎えるデビさんにひと足早くあっぱれ隊からお祝いです。
来たる8月12日に52歳となるデビさんに、感想を伺ったら・・・
「(50過ぎたら)無理しないの意味、わかってきた。」おぉ、深い。
これからもカメラの前だとちょっと無理する(笑)デビさんと
久本アナ&あっぱれ隊の面々でお送りしていきますので、引き
続きよろしくお願い致します。次回、視聴者の皆さんに番組を
ご覧頂くのは8月25日・・・引き続き熱中症など体調に気を付け
てお過ごし下さい!
<今回のロケ弁当>
地元・山北「丸善露木商店」さんのお弁当。
魚・肉・野菜…おかずが豊富でおいしかったです!
◆来週・再来週はお休み!
~次回放送は8月25日。「清川村」からお送りします。
プレゼント申し込みは「今回のプレゼント」コーナーを御覧ください。