1月21日:山北町
一年間かけて神奈川県内全ての市町村をくまなく巡る、
超・地元密着番組『あっぱれ!KANAGAWA大行進』。
当日撮影した内容をその日に放送する、
鮮度抜群の「撮って出し」で人気の番組です。
今回の目的地は、かつて鉄道の街として栄えた「山北町」です。
おひさしぶりで~す!2017年最初のあっぱれでございます。
大変お待たせ致しました!
今回は「山北町」から撮って出しロケということで、
デビさんと久本アナの背後には線路が見えておりますが・・・
オープニングの場所は、機関車イラストのあたり。カメラを振れば・・・
こんな感じ!というわけで、まずは、かつての反映を伝える
「山北鉄道公園」から番組がスタート!
現在の御殿場線は、こんな感じですよね。実は、丹那トンネルが
開通する昭和9年までは・・・
・・・東海道本線の一部だったんですね。海側を通らないその当時、
山越えの拠点駅であった山北駅には機関区があり、大正から昭和
初期にかけての最盛期には、650人もの職員が駅や機関区などで
働いていたと言われています。
ここにはかつて御殿場線で活躍した機関車「D52」通称「デゴニ」が
静態保存され、静かに余生を過ごしています。ところが昨年、山北町が
「奇跡の復活」プロジェクトを展開!なんと静態保存されていた「D52」を、
この画像の線路分の距離を自力走行できるように大整備をしたんです。
「へぇ~そうなんだ~。」の感想を言ったその横には、見慣れない
ゆるキャラの姿が(笑)。
わかりやすく、おでこに名前が書いてあるし(笑)。今回のプロジェクト
にあわせて登場した「でごにぃ」くんは「デゴニ」の妖精だそうですよ。
山北町の歴史とゆるキャラくんにふれたところで、番組タイトルコール!
久し振りのあっぱれ隊大行進の始まりです。
県道沿いを歩いていると、何やら人だかりが・・・
若き青年がリヤカーでパンを売っている!?!?
まさにその通り!笑顔とハキハキした声が印象的な、店長の
花坂拓人さんが実際にリヤカーを引いて、駅前や役場などの
各拠点まで移動しながらパンを販売しています。
とってもおいしそうなので、久本アナは「足柄茶ぱんのミルクバター
サンド」をご購入。お茶の香りのするふんわりパン・・・おいしい!
デビさんは「ぶどうぱんのフレンチトースト」をチョイス・・・
どうですか、この焼き色!こちらも上品な味でしたよ。
天然酵母がこだわりだそうで、どちらも食べれば納得の
おいしいパンでしたよ~。
デビさんと久本アナが食べている間も売れ続けていた人気の
秘密は、パンの味はもちろん、花坂さんの人柄にもありますね!
■Desture山北リヤカー店
080-1656-0566
東名高速の赤い鉄橋を下からみながら進むと・・・
・・・ノボリがはためくお豆腐店を発見。
立ち寄ったのはこちら、「絹華」(きぬはな)さんです。
店内へおじゃますると・・・
栗田陽一さん・恵美子さんご夫妻が笑顔で迎えてくれました。
そしてこの方がご主人の栗田功さん。こちらのお店は明治42年創業!
栗田さんが4代目にあたるそうです。早速、おすすめ商品を聞いたところ・・・
・・・栗田さんが豆腐人生をかけて生み出した「絹華」をすすめてくれました。
テイクアウトのみと思いきや、イートインも!以前、お店の前で食べ始めて
しまう人が多く(!)、それを気の毒に思い、始めたそうです。それは、
まさしく「おいしいから。」なんじゃないですか~。
なので、こちらのイートインでいただきましたよ。「絹華」、お~いしい!
「絹華」と一緒に購入した豆乳も、お~いしい!
「これはきっと、油揚げもおいしいぞ…」とデビさんのひと声で、
「絹華」と同じくらい気になっていた油揚げを追加注文。
これがまた、お~いしいんですよ!あっぱれ隊が感動している一方で、
「今日の油揚げの出来は60点。」とおっしゃる栗田さん。
「じゃあ、100点の出来ってどんな油揚げなんだろう・・・」我々には
全く想像できません(笑)。ちなみに、油揚げは祖父と同じつくり方に
こだわっているそうですよ。
こだわりを持ち続ける「絹華」のお豆腐は絶品です!
■絹華(栗田豆腐店)
足柄上郡山北町山北2745
0465-75-0273
大移動して山の中にやってきました。
目的地はこちら・・・「洒水(しゃすい)の滝」。視聴者の方からもメールを
いただいていましたが、山北町へ来た際にぜひとも立ち寄ってほしい
場所のひとつです。
それが・・・
・・・こちら!立ち寄れてよかったです!
マイナスイオンが出まくっていますね・・・落石工事の為、現在は、
おなじみの赤い橋から先には行けなくなってしまったそうです。
それでも一見の価値あり!洒水の滝は「日本の滝 百選」に、
そして、水は「全国名水百選」に選ばれています。
滝のあとはランチです。のれんに記された店名「しみず」さんは、
昭和31年創業の駅前食堂です。
メニューもシンプルでいいですねぇ。
デビさんは「ラーメンセット」(¥750)を。久本アナは「オムライス」(¥700)
をいただきました。どちらも安心&安定の、心がほっこりする味がいいですね。
娘さんの萩野礼子さんとお母さまの池田ミセ子さんからお店に関する
お話しをしていただきました。数年前に一度閉めたそうですが、常連さん
が許してくれず(!)再び始めたそうで・・・“しみずロス”をおそれるほど
(苦笑)地元の味、地元の方のよりどころにになっていたんですね…
「う~ん、これでいいよ~。」とデビさん。久本アナも家庭的な
オムライスの味に笑顔になりました。
■和風レストランしみず
足柄上郡山北町山北1889-3
0465-75-0218
番組も後半。山北町役場にやってきました。
ここで1枚、おたよりをご紹介。中学生の岸 勇希くんからの
メールです。自転車大好きの勇希くんは、中1でストリート
トライアルという自転車を知って独学でいろんな技を覚えた
そうで・・・
「デビさんにも見てもらいたい・・・」そんな思いを綴ったメールを
久本アナが読み上げたあと、「本日、お呼びしています・・・」の
タイミングで勇希くんが自転車の後輪だけで階段をあがりながら登場!
その後、話題はお父さんの話に。勇希くんのお父さんは今、
ニウエ(Niue)という国で寿司シェフをしているそうで、単身赴任前
はよく番組の撮って出しロケを観に行ったり、デビさんのラーメン店
に足を運んでいたりしていた“あっぱれ!ファン”。で・・・
何と!この春から勇希くんほか家族全員でニウエに移住する(!)
とのこと。今、海外で頑張っているお父さんへ2月の誕生祝いに
あっぱれ!ステッカーを送ってあげたい・・・そんな内容のメール
でした。
「誰が決めたの?」「それでいいの?」と問い詰めるデビさん。
それに対して、ロケの様子を遠目でみていた勇希くんの
お母さんから出た言葉は「・・・チーム岸で頑張ります。」
…と、そこへなぜか地球儀を持った少年が(笑)。
(※勇希くんの弟でした。)
「ニウエ(Niue)はココ。」と教えてくれました。ち、ちいさい国ですね。
人口は1,500人・・・さすがのお父さんも家族と離れて淋しくなっちゃった
のかな?話を聞けば聞くほどいろんなことを考えさせられました。そんな
境遇の岸 勇希くんとの出会いがあった、今回のエンディングでした。
そんなわけで、番組最後のシメは勇希くんの技をみせていただくことに。
久本アナ、まさかの地面ごろり(笑)。まさか、その上を・・・
・・・飛んだ!
南半球の小国で単身で頑張っているお父さんのために、
お父さんの大好きな番組に出演して喜ばせるために、
自分の頑張っている姿をみてもらいたくてアクロバティック
なチャレンジをしてくれた岸 勇希くん。今春、家族で日本を
離れてしまう勇希くんのために、あっぱれ!ステッカーを
プレゼント!あっぱれ!が大好きな“チーム岸”は今年、
山北町から大きな一歩を踏み出そうとしています・・・
というわけで、山北町での撮って出しロケ、いかがでしたか?
最後は音声スタッフ:南條さんも飛び越えてもらいました(笑)。
・・・次回1月28日放送は「二宮町」です。お楽しみに。
番組へのご意見・ご感想、お待ちしております。
<本日のロケ弁当>
「丸善露木商店」さんのお弁当。
プレゼント申し込みは「今回のプレゼント」コーナーを御覧ください。