2月9日:川崎市
「あっぱれ!KANAGAWA大行進」
今回は、細長~い「川崎市」の北部寄りにある「宮前区」を歩きます。
イガラシディレクターがスタート地点に選んだのは、
川崎市中央卸売市場北部市場。
日本の物流の大動脈である「東名高速道路」の
川崎インターから1.5キロの場所に位置し、
全国から生鮮食品などが集まります。
その北部市場の関連商品売場棟3階に
手軽に安く市場飯が食べられる食堂街があります。
オープニングの挨拶を三﨑幸恵アナウンサーにまかせて、
デビット伊東は食堂街にある「さか本そば店」で、
なにやら丼ものを食べています。
「あっぱれ!…」ファンだというオカミサンが
デビさんにふるまってくれたのは、「市場ん(いちばん)丼」。
川崎市多摩区にある専修大学の学生とのコラボで生まれたこのメニューは、
新鮮な刺身の上に生卵の黄身が乗った、
ユッケのような丼。
【右が川西秋子さん】
朝から美味い物を食べて、今回も番組冒頭からハイテンションの
デビさんです。
宮前区内探検に出かける前に
もう少し市場探検を…ということで、1階に降りてみました。
ここは、乾物や菓子、調味料。さらに電気器具の店など
たくさんの店が並びます。
聞けば、きょうは“市場まつり”の日とあって
一般の人も大勢が買い物に来ています。
そんな中を冷やかしながら歩いていると、
店の人たちが「デビさん!」「三﨑ちゃん」と声をかけてくれます。
ありがたいですね。
「お茶をどうぞ!」という声を耳にしたデビさん。
朝から丼を食べて、ちょうどお茶が欲しいところとあって
店に入ります。
お茶と海苔の専門店「つな川」。
30年前に市場が開設された時からのお店で、
ほかにも川崎市内などに店があるそうです。
店先では炭の火鉢に鉄瓶でお湯が沸いています。
プロに聞くお茶の話に
デビさん三﨑アナも改めて日本茶を見直したのでした。
北部市場を出て住宅街を歩いていると、
一軒の家の門の「つかさサンプル」という表札が目に入りました。
奥をのぞくと「蝋工芸」と書かれた看板もあります。
そちらを訪ねてみることにしました。
声をかけると男性が顔を出しました。
のぞいてみると!なんと、目の前のザルに
新鮮な魚が何匹も乗せられています…と思ったら
これは全部つくりもの。
その他、さほど広くはない部屋の中に、
所狭しと並んでいるのは“食品サンプル”。
食堂などで並んでいる、料理の見本です。
作っているのは、この道51年の大ベテラン。
かわさきマイスターにも認定されている田中司好さん(71才)と
息子の信司さん。
何十段ものハンバーガーや山盛りのホットケーキ
牛肉ステーキなどなど。
本物以上に本物らしい食品サンプルは、まさに芸術品です。
更に、料理でデコレートされたスマートホンのカバーや
キーホルダーなど、
最近では夢のある楽しいアイテムとして
様々な用途に広がっているのだそうです。
今回の三﨑幸恵アナの予約店は
「発酵蔵 カフェ かもし堂」。
鷺沼駅にほど近くに1年前にできた
発酵食品料理の専門レストランです。
テーブルに着くと、さっそく三﨑アナの前に
塩糀漬けの豚肉を焼いた「ランチセット」が運ばれました。
横の発酵も発酵もの。
野菜のドレッシングも塩糀ドレッシングです。
【かもし堂ランチセット(¥1,000)】
【豚肉、鮭、鯖などの
塩糀漬けや味噌漬けがある】
この店のご主人は、長谷川賢吾さん。
かつてはテレビディレクターでしたが、
ロケの度に出る鮭や揚げ物の弁当に飽き飽きしていたそうです。
そんな時、塩糀に漬けた鮭に出会って感動。
発酵の力に魅せられて
自分で店を出すところまで来てしまったのだそうです。
デビット伊東が「自分は何もないのか?!」と心配し始めたところで、
従業員の新堂さんが最高の珍味を出してくれました。
なんと、「ふぐの卵巣の糠漬け(ぬかづけ)」。
そう、猛毒があるフグの卵巣が、2~3年間糠(ぬか)につけると
毒が抜けて美味しい食べ物になるのです。
恐る恐るという感じで箸を出したデビさんですがビックリ。
ちょっと強目の塩味が、ご飯やビールによく合います。
【ふぐの子の糠漬け(¥500)」。
【恐る恐る…】 【ウマイ…】
そして、さらに出されたのが「サンマの馴れ鮓(なれずし)」。
和歌山県の特産で地元では知らない人がいないほど。
鮨の原型といわれる“馴れ鮓”です。
魚とお米を乳酸菌で発酵し、普通は1ヶ月程でいただくものだそうですが、
これを30年間熟成させたもの。
【サンマの馴れ鮓(¥1,980)】
サンマもお米もドロドロに溶けたちょっと癖の強い香りですが、
意外にも、三﨑アナが大好きな味だったのでした。
「かもし堂」でもらった「発酵弁当」をもって、デビ・三﨑の2人は
近くの「有馬中央公園」にやってきました。
野球のユニフォームの格好をした小学生くらいの女の子達が、
輪になってちょうどお弁当タイムをとっているところのようです。
近づくと「テレビで見た人だ!」と声をかけられたのをきっかけに
一緒にお弁当を食べることにしました。
食べながら話を聞いてみると、
こどもたちは小学生の女子ソフトボールチームの選手たち。
4年生から6年生のチームなのでした。
監督の小澤博之さんによれば、このチームは「有馬ドリームズ」という名前で
年に4回ある川崎市大会ですべてで、3年連続して優勝しているといいます。
その力を見せてもらおう、と
デビさんがエースの球に挑戦することになりました。
3月で卒業する6年生エースの前澤明日香さんと
次のエースの5年生、小澤美稀さんを前に
バッターボックスに立ったデビさんでしたが…。
宮前区役所まで来ました。
広場を見下ろすと、音楽に合わせて踊っている女の子たち。
その前には…またも現れました!“ゆるキャラ”。
デビさんも、ゆるキャラ大好きの三﨑アナに引かれて近ずくと、
踊っていたグループも近づいてきて
デビさんと三﨑アナは囲まれてしまいました。
宮前区30周年で生まれた「宮前兄妹」と
「川崎純情小町」という、川崎市の“ご当地アイドル”のみなさんでした。
「宮前兄妹」は、名産の宮前メロンの畑からやってきた双子なんだそうです。
また、「川崎純情小町」のみなさんは
“川崎の魅力を世界に発信していこう”と頑張っています。
固定ファンも増えているのだそうですよ。
若さあふれるアイドルグループのパワーに
和気あいあい…というか、ぐちゃぐちゃ感も出てのディングに
ヘトヘトなデビと三﨑の2人でした。
今回のプレゼントは、
日本茶・海苔専門店「つな川」から
【特蒸し銘茶の詰合せ】 と 【特蒸し用の急須】
発酵食品料理専門店
「発酵蔵カフェ かもし堂」から
【つゆ糀】
食品サンプルの
「つかさサンプル」から
【海老フライのキーホルダー】
以上をセットにして3名の方に。
応募方法などは、このHPのプレゼントのページをご覧ください。
次回(2月16日)の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は
「真鶴町」からの撮って出しでおおくりします。
お楽しみに!