1月12日:横浜市
遅まきながら、みなさんよい年をお迎えでしょうか。
平成25年を迎えて最初の 「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は 今シーズン3回目の横浜市。 今、最も変貌を遂げている街。 再開発の槌音響く戸塚駅前から 東戸塚へ向かいます。 | |
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーは、
JR戸塚駅の大踏切横にできた
歩道橋の上に集合しました。
ここからは駅のプラットホームとともに、
最近できた真新しいビルや
踏切の立体交差工事の様子が良く見えます。
番組開始のご挨拶をしている
2人の目の端にチラチラ
飛び込んできたのは
妙な“ゆるキャラ”。
「あっぱれ!…」隊を待ち構えていた
その名も「とつか再開発くん」です。
わかりやすいストレートさだけど身も蓋もないネーミングとも言えますが、
付き添ってくれた戸塚区の秋葉再開発課長と横浜市の後藤さんによると
顔の大きさは約4.3ha。好きなものはうめぼし入りのおにぎりなんだそう。
50年に及ぶ戸塚再開発も今年3月で完成予定。
すると「とつか再開発くん」も失業の身の上とか…。
【再開発前の戸塚駅東口駅前商店街】
【きょうの旭町通商店街】 【かつての旭町通商店街】
再開発エリアを越えて商店街を歩いていて
路地裏に何やら歴史のありそうな和菓子屋さんを発見しました。
店にはとても良い感じのご婦人がひとり。
こちら「喜楽堂」は、ともに70代になったご夫婦が営む
創業60年の和菓子屋さんだそうです。
みたらし団子や大福など、
昔懐かしい素朴なお菓子を一つ一つ丁寧に手作りで作り続けています。
柿の種も、その場で袋に詰めてもらう量り売りです。
電話のベルが鳴って気がつきました。
いまどき見ることのない、ダイヤル式の黒電話がとても似合うお店なのです。
品物が少ないな、と思ったら
保存料を使っていないので、売れ残らないように
少しづつつくって売れ具合を見ながら足しているとのこと。
奥でご主人の教夫さんが黙々とお菓子をつくっているのでした。
いくつか買って食べてみました。
どれもが、ひとつひとつ丁寧でまじめな仕事ぶりを感じられる
手づくりの美味しさなのでした。
再開発が進む戸塚駅周辺ですが
いつまでも続けて欲しいと思える素敵な和菓子屋さんを裏路地で見つけて
なにか得した気分になったのでした。
三﨑アナが今回予約していたのは、
和菓子の「喜楽堂」のすぐ近くにある中華料理屋さん。
「花木蘭(ファ・ムーラン)」。
ここ半年でグングン人気が急上昇し、行列もできるという
戸塚駅周辺で今注目のお店です。
奥さんの明輝さんは中国出身の方ですが、
中華そばから本格コース料理まで
評判の料理をつくるのはご主人の町田寛明さん。
さっそくランチセットの「特製黒酢の酢豚」と
「四川麻婆豆富」を用意してくれました。
【特製黒酢の酢豚】
【四川麻婆豆富】
【おかわり自由のライスか蒸しパンに
サラダ、スープ、漬物、
デザートがついて¥850】
ひとくち食べて、デビ・三﨑がビックリする本格的な中華料理です。
失礼ながら、なぜ戸塚にこれだけの店があるの?と思わせられます。
続けて、オリジナルの「戸塚麺」が…。
白湯麺をベースにして牛乳と香辛料で工夫した
カラフルな野菜が食欲を誘う
町田さんオリジナルの中華そばです。
【戸塚麺¥850】
33歳の若きオーナーシェフは、東京で10年間修行した後
ここ戸塚で3年前に店をオープンさせました。
しばらくはなかなかお客さんが入らず、閉店も覚悟したそうです。
でも次第に値段を大きく越えた本格的な美味しさが知られ、
去年の夏頃からブレイク。
行列もできる店になったのだそうです。
三﨑アナ、メニューを見て驚きました。
なんと、1000円以上の料理はないのです。
手の込んだ、ふつうなら数千円するであろうものも
すべて900円台まで。
少しでもコストを下げるため調味料など全て手作りする徹底ぶりで、
空き時間には常に仕込みをしているという陰の努力には頭が下がります。
本格中華を町の中華屋さんの料金で食べられる
すごい店を発見しました。
戸塚の住宅地を歩いていると
なにやらどこかで聞いたことがあるような声が聞こえてきました。
電気製品のテレショップでおなじみのあの人のようでもあり、
でもちょっと違う?いや、変だな、というような。
元を探っていくと、小さな電気屋さんにたどり着きました。
店中でマイクを使っている人がいます。
恐る恐るお店を覗いてみると・・・。
店のご主人らしい、小学生らしい女の子を前にしゃべっていた男性が
我々に気づいて出てきました。
実はこの人、電気屋さんのご主人で
地域のイベントやお祭りに出演してはモノマネを披露している
地元ではちょっと有名なモノマネオジサン。
近々、また披露の場があるので
お嬢さんとそのお友達を相手に練習の真っ最中なのでした。
38歳でモノマネに目覚めて早5年。
毎年のように「ものまね紅白歌合戦」のオーディションを受け続けているものの、
結果は常に失格。
そこにいたお嬢さんにも感想を聞いてみると
「似てない!」と全否定…?
それでもめげずに、「ジャパネットたかたの社長」だけでなく
「キムタク」「福山雅治」と、次々に繰り出さしてくるのでした。
東戸塚駅近くでちょっと迷いこんでいると、
親子連れが横切っていきます。
ボールを持っているので話しかけてみると、
これから公式ドッジボールの練習に向かうところだといいいます。
「公式ドッジボール?」ドッジボールに“公式や非公式”があるの?
ついて行くことにしました。
地区センターの体育館には小学生が集まっていました。
ちゃんと「ヨコハマトップス」というチーム名がある
小学生の公式ドッジボールチームです。
監督の小山剛生さんにお願いして見せてもらいました。
このチームは創設2年目ながら
去年32チームが参加した神奈川県大会でベスト4に入り、
関東大会に出場した強豪チーム。
“小学生公式ドッジボール”は、3人のアタッカーがいて
守備9名と合わせて12人で1チームになります。
ボールを受けそこなうと抜けてゆき
1セット5分間で残った内野の人数で勝敗を決定するのですが、
守備にフォーメーションがあるのが
普通の遊びのドッジボールと一番違うところでしょうか。
デビさん。出ました!得意の無茶ブリ。
「三﨑。やらせてもらいなよ!」
ということで練習に飛び入り参加した三﨑アナ。
小学生と思って甘く見てはいけない、ということを
身をもって体験させられたのでした。
なにせ、投げられるボールは時速80kmにもなるというのですから。
東戸塚駅から横浜方面へ少し移動すると
「フレッシュソフトクリーム」の看板を発見!
隅に「肥田牧場」という字もあります。
看板に導かれるままに進んでみると・・・。
高原のロッジ風のお店がありました。
ところが「1月いっぱい休業。2月1日から再オープンします」と書かれた
貼り紙があります。
残念!…といってすぐにはあきらめないデビット伊東。
覗いてみると女の人がいます。
声をかけてみました。
出てきたのは肥田祐子さん。
残念ながら貼り紙のとおりお休みですが、
娘の直子さんが2月の再オープンに向けた
新商品の試作をしているところだといいます。
看板にあった「肥田牧場」の牛乳を使っていて、
店のすぐ近くにある実家の牧場だというので
案内してもらうことにしました。
牧場では夫の直行さんが餌やりの真っ最中でした。
東海号線と横須賀線に挟まれた三角地帯で乳牛を飼育する肥田牧場は
昭和17年に直行さんの祖父が始めたそうです。
都市化が進む東戸塚で続けていくのは何かと大変だといいますが、
去年、直子さんの弟が継いでくれました。
アイスクリーム工房を立ち上げたり牧場を地域に開放するなど、
都市型牧場を目指し頑張っているそうです。
デビさんがおねだりすると、
直子さんがアイス用の新鮮なミルクと
2月から売り出すアイスの新商品を持ってきてくれました。
横浜の地元の味というだけでなく
本当に旨い!と感じたデビさん・三﨑アナでした。
[おまけ]
番組最後のの「次回のお知らせ」でデビット伊東が言っていた
来週の担当ディレクターは、イガラシです。
実は、急遽、おめでた話が盛り上がっているのですよ。
あの一言は、そういう意味だったのです!
【イガラシD】
今回のプレゼントは
デビット伊東と三﨑幸恵が感激した
横浜戸塚の「チャイナテーブル花木蘭(ファ・ムーラン)」の
【中華ランチのペアお食事券】を3名の方に。
応募方法などは、このHPのプレゼントのページをご覧ください。
次回(1月19日)の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は
茅ヶ崎市から撮って出しでおおくりする予定です。
お楽しみに!