12月22日:相模原市
今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は
今シーズン2度目の相模原市からの撮って出し。
橋本駅近くから出発して相模湖方面へ向かいます。
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーがスタートに選んだのは、
「橋本駅」南口からほど近くにある「アートラボはしもと」。
ここは、マンションのモデルルームの跡を
そのまま美術館にした施設です。
モデルルームの間取りや家具もそのままに
多摩美術大学や女子美術大学など近くの大学の学生の作品を展示しています。
【モデルルームのままの玄関口】
現在は、東京造形大学の大学院生の展示がおこなわれていました。
“かつてチビッ子プロレスの練習中に「あっぱれ!…」の訪問を受けた”という
三浦所長の案内で展示を見ながら
番組のスタートです。
橋本駅前を過ぎて西へ。
国道413号線を行くと、花屋さんに季節の花ポインセチアが並んでいるのが
目に入りました。
思わず店先で鉢をそろえている女性に声をかけて
店内の花も見せてもらうことにしました。
中に入ると「あれ?」。
表にいた人と同じ人が中にもいる…?
双子の姉妹でやっている花屋さんなのでした。
色とりどりの花に混じって、多くの雑貨が目につきます。
店の名前は「BAHATI」
スワヒリ語で“幸運”という意味だそうです。
姉妹で行った旅行でアフリカの魅力に取りつかれ
以来、毎年ケニアに行って買いつけた品を
店に並べているのだとか。
また、花も日本のものに混ざってケニア産のものが並んでいます。
イギリスの植民地だったこともあって、
ケニアでは花を飾る文化が盛んなのだそうです。
【日本にはないケニアのバラ
ナナンキュラ】
国道412号に入って、長竹というエリアまで来ました。
この辺りは、かつての津久井町に入っています。
ここに嫌でも目を引く巨大なサンタクロースが浮いていました。
その向かいには「フードバトル金賞のあげぱん」と書かれた看板が…。
どうやら「オギノパン」というパン工場のようです。
興味を持って入っていくと、テントの“あげパン”売り場がありました。
クリスマスのセールか、奇妙な格好の店員に声をかけると
店長の荻野隆介さんでした。
名前からわかるとおり、今の社長の息子さんだそうです。
さっそく揚げたてのものを買って食べてみました。
それはまさしく、かつて学校の給食で出たなつかしの揚げパン。
すると、それまではそれほど期待していなかったデビさんが
思わず「うまい!」と叫ぶほどの美味しさ。
【思わず「ウマイ!」】 【その場で揚げてくれます】
同時に三﨑アナは、カレードーナツを頬張り、
「うう~」と言葉にならない声で美味しさを表すのでした。
(揚げパンと給食)
店の中ものぞきながら
荻野さんに話を聞きました。
入口に「給食オギノパン」と書いてある通り
こちらは地元だけでなく厚木や愛川、
更に八王子や調布市などの
200以上の小学校に給食パンを出していて
この「あげぱん」もまさに
給食に出されているものなのだそうです。
荻野さんから良い情報をいただきました。
こちらのパンづくりにも使っている小麦の生産者が近くにいる、とのことで
訪ねてみることにしました。
紹介された小麦を栽培する石井好一さんの畑を探して
根小屋というあたりまで来て、石井さんの名前がある卵の販売機を
見つけました。
すぐ目の前のビニールハウスをのぞきに行くと
ご本人が大豆の袋づめ作業をしているところでした。
実は、小麦は初冬に種をまいて6月に収穫するものなのだそうです。
石井さんの大豆を見せてもらいました。
黒い豆と白っぽい豆が並んでいます。
黒い豆は?と聞くと、そう、あの有名な「丹波の黒豆」と呼ばれる品種。
そして白っぽい方は、幻の“津久井の在来大豆”という大豆で、
なんとスペースシャトルで宇宙にまで行ってきた大豆の孫の代のもの。
石井さんは、
一度は姿を消した津久井の大豆を
10年ほど前から仲間の農家で協力して
復活させているのだそうです。
味噌や醤油など、
大豆は日本の食文化の礎。
石井さんは、
tvkの「大豆100粒運動」にも
協力してくれているのでした。
【嗅覚全開で探し回るデビ】
「なにかないかなあ…」と、
かつての相模湖町に入って住宅地をさまよっていると、
「キムチ専門店」の看板を見つけました。
近づいてみると、普通のお宅を改築したのでしょうか。
あまりお店っぽくない感じです。
【どう見てもお店には見えない】
デビさんが玄関から声をかけると
「あっぱれ!…」ファンの奥さんが、中に入れてくれました。
玄関を入って、本来のダイニングキッチンのところが
「キムチハウス」。
色々なキムチやお惣菜が並んでいました。
韓国から日本に来て28年になる本坊慶子さんがご主人と始めた店で、
キムチやチャンジャなどの漬け物を販売しているほか、
和室を使って韓国料理の食事も出しているそうです。
こちらは「コリアハウス」という名前です。
【左から時計回りに
チャンジャ、蛸キムチ、韓国蕪キムチ】
デビさん得意のおねだりに
慶子さんが冷蔵庫からチャンジャやタコのキムチ、それに
韓国特有の長蕪のキムチを出してくれました。
さすが、本格的なオモニ(お母さん)の味。
デビ・三﨑の2人の手が止まらなくなる美味しさでした。
そう、先週のコンニャク状態ですね。
ちなみに、料理を楽しむ「コリアハウス」の方は
完全予約制だそうです。
【それぞれの、美味しい顔】
今回の予約は、「さがみ湖プレジャー・フォレスト」の中に
今月7日にオープンしたばかりという「ワイルドダイニング」というレストラン。
店で守屋実さんが待っていてくれました。
こちらは、カウンターで好きなものを選んでまとめて会計をするシステム。
きょうは、撮影時間も考慮して
料理をあらかじめ用意していてくれました。
【鉄板ハンバーグ(¥900)】 【ピザ・マルゲリータ(¥900)】
「やまと豚」という純国産ブランド豚をふんだんに使ったハンバーグと
石釜で一気に焼き上げた人気のピザ。
“相模湖の大自然を感じるアウトドアダイニング”のコンセプトどうり、
辺りには緑豊かな景色が広がり、
のんびりと開放感にひりながら食事を堪能できるのでした。
満腹になったあとは、アトラクションも楽しもう、ということで、
園内の「雪あそび広場」へ。
案内してくれたのは、池原恵理香さん。
人口降雪機でつくられた47mのゲレンデで、
そりで滑り降りたり雪だるまをつくって遊ぶことが出来ます。
デビさんも頂上からプラスチックのそりで滑り降りたのですが、
さて、その結末は…?
デビさんと三﨑アナ。二人して、子供に戻って雪あそびに興じるのでした。
【デビ、タイムキーパーのメグミに激突!】
今回のプレゼントは
“フードバトル金賞あげぱん”の「オギノパン」から
【奥相模りんごパイ】を3名の方に。
応募方法は、このHPのプレゼントのページをご覧ください。
次回は、12月29日(土)「湯河原町」から
ことし最後の“撮って出し”です。
お楽しみに!