11月10日:山北町
「あっぱれ!KANAGAWA大行進」
今回は、紅葉の美しい景色を求めて山北町からの“撮って出し”です。
山の木々は色づいているでしょうか?
きょう(11月10日)午前9時半。
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサー、スタッフの面々は
御殿場線「東山北駅」から程近くの尺里川(ひさりがわ)のほとりに
集まりました。
秋晴れに恵まれて、
遠く富士山が真っ白な頭だけ見せてくれています。
紅葉を求めて、ここから丹沢湖、中川温泉を目指そうというのですが、
その前に、横浜市の視聴者の方から
「山北に行くなら是非…」というジェラート屋さんの情報をいただいたので
その店を訪ねることにしました。
その店は「ヘルシー・ジェラート」。
意識して探さないと通り過ごしてしまいそうなかわいいお店ですが、
中に入るとトマトやキウイー、マンゴーなど様々なジェラートが並んでいます。
「あっぱれ!…」ファンだという、ご主人の中戸川正義さんと奥さんの明美さんが
迎えてくれました。
さっそくおススメの味ということで、
デビさんは“なでしこJAPAN(ミルクティー+さくらの塩漬け)”
三﨑アナは“西湘さつまいもNT(さつまいも+りんご”を
食べさせてもらいました。
どちらもオリジナルの美味しさ。
聞けば中戸川さんは4代続く農家。
自分の畑などで育てた果物を使って、
オリジナルのジェラートを提供しているのだそうです。
季節によって色々なジェラートを出しているほか、
足柄産のキウイフルーツを使ったキウイ酢や
色々なジャムも並んでいます。
そのキウイ酢も味見させてもらいました。
予想どうりのサッパリとした美味しさでした。
今回は、三﨑アナがどうしても行ってみたい場所がある、ということで
市間地区というところにやってきました。かなり山あいに入ってきた感じです。
実は、山北や愛川、清川村などで販売されている「やまなみグッズ」の中でも
三﨑アナのお気に入りである「柚子コショウ」。
そのラベルの製造者の欄に「どうらくかあちゃん」という、なんとも気になる表示があって
その製造場所がこの辺りらしいのです。
茶畑や花畑の横の道に入ると民家の裏に小屋があって
そこが「どうらくかあちゃん」の作業場でした。
50代くらいの女性達が、まさに柚子コショウの瓶詰め作業をしている所です。
さっそく、代表の杉本容子さんにお話を伺ってみると、
元々は自宅用に作っていた柚子コショウでしたが、販売してみたら大好評で
今では毎年2~3千本もの生産をするようになったのだとか。
イノシシが荒らさないのでユズもトウガラシもメンバー各々の家の庭で
栽培されたものを使い、すべて手作業で製造しているのだとか。
でも、原価が1本300円くらいかかるものを500円で売っているので
そんなには儲からないんだそうです。
柚子コショウの美味しさを是非…とおねだりが始まったデビット伊東に
なんと、皆さんが昼食に用意していたというお蕎麦をご馳走になってしまいました。
シイタケがたっぷりの乗った蕎麦の美味しさが
手づくりの柚子コショウで一層引き立つのでした。
ようやく丹沢湖への道に戻って、西丹沢と呼ばれる地域へ。
デビさんと三﨑アナ、この辺りに吊り橋があったことを思い出しました。
4年前ほど前ですが、吊り橋は渡らないまま番組が終わってしまったのでした。
きょうは橋を渡ってその先まで行ってみよう、ということになりました。
【かなり揺れます】
【スタッフも恐々と渡ります】
渡ってみると、山々に囲まれて茶畑などが広がり、渓流も美しい里山の風景。
さらに奧まで行ってみると、バーベキューをしている人たちがいました。
すぐ前の家が受付のようで、そこで女性に聞くと、ここはキャンプ場。
60年以上前。“キャンプ場”という名称すら一般的ではなかった頃に
始めたものだそうです。
吊り橋もその時につくったもので、変人扱いされたとか…。
冬季は営業しないので、今日が今年最後の営業日。
来年は3月末くらいから再開するそうです。
ようやく丹沢湖へ。
ここまで来ると、かなり色づいた木もあって秋の深まりを感じさせます。
デビさんと三﨑アナがやってきたのは、湖の北寄りの「焼津」地区。
貸しボートの管理人の人に聞いたところ、
「焼津」と書いて「やきづ」と読むそうです。
せっかく湖に来たので、ボートに乗って
湖上から色づき始めた山々を望むことにしました。
小春日和にのんびりと秋の景色を楽しもう、と思ったのですが、
デビさん三﨑アナのボートとそれを追いかけるスタッフのボートが入り乱れ
大騒ぎとなってしまいました。
それでも、秋空に恵まれた湖は、
紅葉の始まりの中で気持ち良いものでした。
【丹沢湖の焼津の駐車場は見事な色づき(11月10日撮影】
今回の最終目的地、中川温泉にある「ぶなの湯」へやってきました。
館長の小瀬公雄さんと職員の杉本繁子が迎えてくれました。
杉本さんも「あっぱれ!…」ファンだそうです。
ここは町立の日帰り温泉。700円で2時間、1日券は1000円でのんびり過ごせることから、
地元ばかりでなく小田原や平塚からの常連さんも多く、
毎年4万人前後もの人が訪れるそうで
お弁当などを持って丸一日過ごす人も多いとか。
良い季節の土曜日とあって、きょうも混み合っていました。
お弁当がないデビット伊東と三﨑幸恵アナのために
「あっぱれ!…」をよく知っている杉本さんが
地元で採れた野菜やキノコを使った手づくりの料理を用意していてくれました。
【(左奥)ズイキの酢味噌あえ
(右奥)コンニャク田楽
(手前)ヒラタケのバター炒め】
【(左)キャラぶき (奥)ヤマクラゲ
(右)小胡瓜の塩麹】
出されたのは、自家製のコンニャクや里芋の茎である芋茎(ズイキ)など
土地ならではのものばかり。
おいしい田舎家庭料理に、デビさんも三﨑アナも故郷に帰ったような
幸せいっぱいの気分になりました。
【左:小瀬公雄さん 右:杉本繁子さん】
温泉に来て、食事だけして帰るデビット伊東ではないでしょう。
というわけで、一部のファンからは大いなる期待が寄せられている
デビさんの入浴シーンでエンディングです。
温泉はすぐ裏に汲み上げの温泉場があり、
源泉かけ流しの天然温泉となっている。
“信玄の隠し湯”と言われる中川温泉の中でも
一番アルカリ度が高い「ぶなの湯」に浸かって、
デビット伊東は至福の時を過ごしたのでした。
今回のプレゼントは、
自家製の果物を中心にオリジナル商品を開発する
「ヘルシー・ジェラート」の【ジャム詰合せ】と
「どうらくかあちゃん」の庭で採れた柚子とコショウを使った
手づくりの【柚子コショウ】をセットにして
3名の方に。
ご希望の方は、このHPのプレゼントのページをご覧ください。
次回は(11月17日)は、南足柄市からの撮って出し。
この日はデビット伊東は大阪で昼・夜の舞台があるはずですが…果たして?!
お楽しみに!