あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

8月25日:大井町

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tvk開局40周年記念
        「40時間テレビ~あすの地球と子どもたち」

        (9月8日あさ7時から9月9日よる11時まで) の中で
   『あっぱれ!KANAGAWA大行進』
      【生放送SP】と【撮って出しSPバージョン
放送決定!

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                   【朝から晴れ渡り、日差しも強い大井町】
今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は大井町にやってきました。
ここ数年ご無沙汰だった夏場の大井町。
先週は信じられない雷雨の中でのオープニングとなりましたが、
きょうはようやく夏らしい朝です。

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デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーは、
大井町の顔とも言える「JR上大井駅」に集合です。
ひょうたん駅として知られる「上大井駅」。
40年前に駅員の手で植えられたひょうたんが大きく育ち、
無人駅となったいまでも町のみなさんが手入れをしてくれています。
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この日は駅舎でひょうたんの収穫の真っ最中でした。
種類にもよりますが、収穫されたひょうたんは
工芸品などに加工されるそうです。
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駅のホームからは、
富士山がくっきりとした姿を見せて
いました。
ようやく出会えた気がします。

夏の大井町らしい光景をバックに、
町のみなさんとの出会いを求めて
街歩きはスタートしました。
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明るい日差しの中、酒匂川沿いを歩いていた「あっぱれ隊!…」
流れの脇で水槽の魚をスケッチしているこどもたちに遭遇しました。
指導者らしい人に聞くと、来月に予定している
川の生き物を観察する会の下準備にきているのだとか。
酒匂川に生息しているアブラハヤ・シマドジョウなどを
つかまえて観察しているところでした。
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指導していたのは一寸木(ちょっき)肇さん。
小学校の校長を退職して、町全体を“自然園”に見立てた活動の
園長をしているのだそうです。
お話をしているうちに、デビさんと三﨑アナがいるこの場所は
町境を越えて松田町に入っていることがわかりました。
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大慌てのデビ・三﨑ですがCIMG2722.JPG
大井町のみなさんの活動ということで「よし!」として、
川の生き物をつかまえるお手伝いをさせてもらうことにしました。
さて、その成果は・・・?お手伝いなのか、お邪魔なのか・・・?
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「梨もぎ取り食べ放題」という看板が出た梨畑を発見したデビット伊東。
この「井上農園」の直売所にいた人に
梨もぎがしたい、と声をかけました。
この人はこの梨園の息子さんらしいのですが、料金がわからない…?
奥から奥さんの井上敦子さんが出てきて、ひとり500円で
梨もぎができることがわかりました。
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梨園に入っていくとCIMG2740.JPG
ご主人の井上勘蔵さんが迎えてくれました。
すでに東京や横浜からのお客さんも梨もぎを楽しんでいます。
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この梨園は井上さんが50年ほど前に始めたのだそうです。
かつて大井町には数十軒の梨農家があり
「足柄梨」と呼ばれる梨を生産していたと言いますが、
梨づくりは手間がかかること、農家の高齢化などから次々と姿を消して
現在は10分の1ほどに減ってしまったのだとか。
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でも、井上さんの息子さんが今年会社を辞めて、後を継ぐために修行中。
ということで、「井上農園」はまだまだ大丈夫なようです。
もいだその場で皮をむいて食べる梨は、
暑い日が続いたことで甘みも強く、とても美味しいものでした。
それにしても、デビさんが切り分けた梨をスタッフにも配る中で、
三﨑アナは丸ごとの梨にかぶりついているのでした。
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今回の予約のお店は、名門ホテルの味が味わえるという
地元でも知る人ぞ知る「フランス飯屋 a La 山田亭」。
外見はごく普通の洋食屋さん。
中に入っても気楽に食事が楽しめそうな食堂風です。
失礼ながら“ホテルの味”という雰囲気ではありませんが・・・。
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奥さんの山田英子さんがテーブルに案内してくれました。
席に着いてすぐに出されたのは「オニオンスープ」と「ポタージュ」。
ひと口食べて、デビット伊東も三﨑幸恵アナも、その美味しさに絶句。
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           【オニオンスープ(¥735)】 【ポタージュ(¥525)】 
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奥さんに話を伺っているところに、ご主人が
「エビのクリーム煮」と「ビーフカレー」をもってきてくれました。
これまた、その本格的な味にビックリ!
それもそのはず、ご主人・山田孝一さんは、
中学卒業と同時に箱根の名門・富士屋ホテルに入り、
フランス料理の洋食を修行してきたのだそうです。
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以来50年以上にわたって、箱根ホテルや一流レストランの総料理長を歴任。
現在は若手シェフの育成にもあたっているという
洋食界の重鎮なんです。
富士屋ホテル時代には、現在の天皇陛下、当時の皇太子様へお出しするカレーを
担当していたんだとか。
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       【エビのクリーム煮(¥1,575)】 
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                      【ビーフカレー(¥840)】 
冨士屋ホテルの有名なビーフカレーは、軽く2千円以上はします。
それをつくってきた山田さんのビーフカレーが840円で食べられる。
こんなにも奥が深い料理を庶民価格で味わえるとは
大井町はすごい!と驚いたデビさん・三﨑アナだったのです。
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住宅街を歩いていると、どこからともなく和風な響きが・・・。
音のする方向をたどっていくと、
一軒の民家に「尺八」と書かれた暖簾がさがっていました。
なんでこんなところに、、、と余計に興味をそそります。
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恐る恐る覗いてみると、そこは尺八の製作工房。
製管士(尺八をつくる人をこう呼ぶそうです)大橋鯛山さんの尺八の
試し吹きをしているところでした。
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大橋さんの自宅兼工房。
引き出しを除くと、1本7万円から15万円するという尺八が
ぎっしりとつまっています。
ここでは年間400本以上の尺八が製作されているんだそうです。
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                           今年会社を辞めて後を継ぐことを決意。
                           修行に励んでいるそうです。
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いろいろと尺八の知識を聞きながら奥深さに目覚めたデビット伊東でした。
自分で吹いてみたいと言い出しました。

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デビさんと三﨑アナは、きょうの目的の場所でもある
「四季の里 直売所」に到着しました。
ここは今年オープンしたばかりの大井町のニュースポットです。
大井町の“ひょうたん娘”に迎えられて、デビさんご機嫌です。
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                           【柴田朋子さん門松彩香さん】
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“ひょうたん娘”の2人に案内してもらいました。
大井町で生産された様々な農作物や加工品が並んでいます。
そこにあったスイカが、果肉が黄色だと聞いて
デビさん、「食べてみた~い」のおねだりが出ました。
すると、店にいたそのスイカの生産者の方が
その場で割ってくれたのです。
スタッフは恐縮です。
でも、この黄色いスイカ。瑞々しくてほんとに美味しいスイカだと
わかりました。
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直売所の横では、特製のピザ窯を使って、
こどもたちが地元野菜を使ったピザ焼き体験をやっていました。
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デビさん、ここでも図々しくもつまみ食い。
さすがに焼きたてのピザは、格別です。
最後にデビさんらしさを発揮して終わる「あっぱれ!…」なのでした。
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       【この映像は番組には出てきませんが、
             tvkを見ているとわかります】

今回のプレゼントは
「四季の里 直売所」から
【大井町産の新鮮野菜のセット】を3名の方に。
詳しくは、この番組HPのプレゼントのページをご覧ください。

次回は、9月1日。「川崎市」からの撮って出し。
細長い川崎市の南部を中心に歩きます。
お楽しみに。