6月9日:小田原市
見渡す限り、海~!
今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は、
相模湾に面した温暖な町、小田原市からの撮って出し。
小田原市の入り口、国府津の海から番組をスタートします。
と思ったら天気は雨。
美しい相模湾を眺めながらのタイトルコールを予定していたのですが…
きょうの担当ディレクターは、
ひときわ雨率が高い高橋ディレクターなんです。
少しでも雨を避けて、海岸線を走る西湘バイパスの高架下からの
オープニングとなりました。
それでも元気を出して、目の前の相模湾の新鮮な海の幸を期待して、
今日から始まった「あじさい、花菖蒲まつり」会場の小田原城に向けて
ぶらぶら歩きに出発しました。
国府津の海岸から上がって、住宅街の路地へ入ってみました。
ほんとに細い道がジグザクに続き、角の先がどうなっているかわからない
迷路のようで、探検気分でけっこう楽しいものです。
そんな家々をのぞいて歩いていくと、窓から手をふってくれるこどもが
いたり日を過ごしている家族とお話しができたり・・・
国道1号に出るまでの短い時間が、けっこう楽しい旅になるのでした。
森戸川沿いを行くと、
玄関に和傘がかかっている家を見つけました。
良く見ないと気がつかないところを、目ざとく見つけるのは
さすがデビット伊東です。
ちょっと入りにくい雰囲気ですが、勇気を出して覗いてみると
中では1人の男性が和傘をつくっているのでした。
聞けばこの方は杉崎英紀さん。
「湘南和傘 英遊」として5年前から和傘づくりをしているのだ
そうです。
小田原市の職員だった杉崎さんですが、
旅先の金沢で出会った和傘に惚れてしまい脱サラ。
大分の中津で修業して和傘づくり職人になってしまったのです。
1本作るのに、凡そ2ヶ月くらいかかるという和傘。
開いてみると、1本1本が違うデザインで
その美しさに見とれてしまいます。
中には、自分の猫の足跡を使ったユニークな番傘も…
現代的な意匠やランプシェードなども手がけています。
その1本をお借りして、雨の小田原を歩いてみると
ちょっと小粋な感じがするのでした。
酒匂川を渡ってお城も近づいてきました。
西湘バイパスの下をくぐって海につながる
暗い小さなトンネルを抜けて通りに出ると
「早瀬のひもの」と書かれた小さな干物屋さんがありました。
“街かど博物館”と染め抜かれたのぼリもあります。
そして何故か、少し火が残っている七輪も…。
おじゃましてみました。
お話してくれたのは、ご主人の早瀬幸弘さん。
80年以上続く干物屋「早瀬幸八商店」の4代目だそうです。
売っている干物は店に並ベ切れないらしく、
木札で店の壁に表示されています。
中には、1枚が800円という高級な鯵もあるようですが、
いま一番美味しくなっている、という
カマスを買うことにしました。
どうやらデビさん。いま食べたくてしょうがない様子。
早瀬さんにすがってみると、
「外の七輪、使ってもいい」と言ってくれました。
こんなとき、焼き方を命じられるのは…
やはり一番の下っ端スタッフ、バイトADの松井クンですね。
ノボリにあった「街かど博物館」というのは、
小田原市で古くから栄えた町の産業を知ってもらおうと
18の店などが登録したもの。
「早瀬幸八商店」でも昔の道具などが展示されていて、
予約をすれば干物づくりの見学や体験も出来るそうです。
話を伺っているうちに、干物が焼きあがりました。
さあ、焼きたての干物の味は…?!
その様子は早瀬さんに写真に撮られてしまいました。
今回、三﨑アナが予約した美味しいものの店は
小田原駅のすぐ近くに昨年オープンした
「海鮮丼屋 小田原海舟」。
小田原港から届く新鮮な魚がウリの店で、
特に丼メニューが豊富です。
テーブルに着くと、まず三﨑アナの前に出されたのは
『小田原どん』に認定されたというカツ丼のようです。
【かまぼこカツ丼¥1080】
「ん?海鮮丼屋でカツ丼か?」と思いつつ一口食べた三﨑アナ。
ちょっとカツ丼とは違う様子。
デビさんは、自分より先に三﨑アナに料理が出ることに
また文句を言っていますが、、、。
店員さんに聞くと、カツ丼はカツ丼でも小田原名産の
「かまぼこのカツ丼」だったのです。
創業230年という小田原かまぼこの老舗に伝わる秘伝のレシピを元に
つくられたというだけあって、ただのかまぼこカツとは違う美味さが
広がります。
デビさんも一口食べると、「良い意味で予想を裏切られた美味しさ」とか…
『小田原どん』というのは、小田原の新鮮な食材を使い
伝統工芸の“小田原漆器”の器で出すことが条件で、
厳しい審査で認定されるのだそうです。
多くの店がアイデアを競い
すでに24もの「どん」メニューががあるとか。
そこに社長の田川順也さんが
海の幸が贅沢に盛りつけられた
「こぼれゲタ寿し」を出してくれました。
【こぼれゲタ寿し¥1890】
イクラ、金目鯛、シラス、まぐろなどなどが豪快に盛られて
寿司なのにご飯が見えません。
これにはデビさん、ご満悦。
これまた三﨑アナの前に出されたので、デビさん、またまた
オカンムリ!
でもそれも、一口食べて消えてしまうほどの美味しさ。
ご満悦の二人でした。
目的地、小田原城に到着しました。
今日から「あじさい 花菖蒲まつり」が開催されています。
生憎の雨の小田原ですが、
「紫陽花や花菖蒲には雨もまた風情があってよいものですね」と
デビット伊東も三﨑幸恵アナも満足の様子。
会場には、地元の味が楽しめるブースも並んでいて
漬物やB級グルメの小田原おでんなどを楽しむことができます。
もちろん、二人もつまみ食い。
一体、どんな胃袋なんでしょうか?
今回のプレゼントは“W”です。
①番組中、デビさん三﨑アナが焼立ての美味しさに大満足した
「早瀬幸八商店」の【早瀬のひものセット】を抽選で3名様にプレゼント。
②ご好評ご希望に応えて
【番組特製タオル&番組ステッカー&
交通安全ステッカー&番組特製カンバッジ】をセットにして
10名様にプレゼント。
※今回の応募には、番組内でデビさんが出した
『キーワード』が必要です!
(プレゼントページにヒントがあります)
応募方法など詳しくは、この番組HPのプレゼントページをごらんください。
次回(6月23日)の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は
横須賀市からの撮って出しです。