4月21日:三浦市
今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は
三浦半島の先端。三浦市の城ヶ島からの撮って出しです。
多くの視聴者の皆さんから、毎週のように
「雨の中ご苦労さん」「風邪ひかないで…」と
ありがたいお便りをいただいてきましたが、
ようやく雨から開放されました。よかった~!
と言っても、曇り空。
4月下旬とは思えない寒さでしたが…。
【城ヶ島灯台/明治3年に造られた、日本で5番目の洋式灯台】
先週の番組終り際に「城ヶ島の灯台公園で、ご一緒に
タイトルコールをしませんか」と呼びかけをさせてもらいました。
さあ、何人ぐらいの方が来てくれるかな…とスタッフ一同ドキドキの
気分で灯台にやってきました。
お約束の午前9時を少しまわって、
デビット伊東と三﨑幸恵アナが番組冒頭のご挨拶の撮影を始めると
早くも上のほうから「デビさーん」の声が聞こえます。
デビさん・三﨑アナを先頭に「あっぱれ!隊」が
階段を登って「灯台公園」に入っていくと、
そこにはナント!
我々の想像を超える60人近くもの方々が集まってくれていたのでした。
こんな足の便が良いとは言えない場所に…本当にありがとうございます!
デビット伊東・三﨑幸恵アナと声をそろえて番組タイトルを絶叫してもらい
「あっぱれ!・・・」は無事、スタートしました。
「城ヶ島灯台公園」を出て小さな土産物屋が並ぶあたりに向かうと、
突然に男性が「お待ちしてました!」と声をかけてきました。
何かと思ったら、「あっぱれ!…」が来るというので待っていた」という、
城ヶ島観光協会の青木良勝さんでした。
青木さんの案内で土産物屋などをのぞいていたら、
城ヶ島近海で獲れた新鮮な魚の直売所がすぐ近くにあるというので、
連れて行ってもらうことにしました。
「城ヶ島漁協直売所」と書かれた看板がある建物に行くと
水槽で様々な貝や伊勢えびまでがいます。
【伊勢えびが水槽を飛び出した】
更に奥に案内されると生簀があって、
もっと多くのアワビ、サザエや蟹
更にアンコウやカワハギなどの魚も泳いでいました。
島の漁師達が獲ってきた魚介類を漁師自身で販売する、
まさに直売所。
表の直売所は土日祝日のみの営業ですが、奥の生簀では平日でも
買い物が出来るそうです。
でも、アンコウを一匹丸々買って行く人って、どんな人なのか?
新鮮な魚介類を見るだけなんて…と、例によってデビさんのおねだりが出ると
青木さん、「これが城ヶ島の漁師だ」と言って
無造作につかんだサザエをトンカチで叩き割り
身を食べさせてくれました。
漁師の豪快さに驚きながらデビさんと三﨑アナは
一口食べてその旨さにも感動するのでした。
青木さんと別れた二人は、
城ヶ島大橋の下の磯浜にやってきました。
寒さも少し和らいで、数組の家族連れが磯アソビをしています。
何が取れたのか見せてもらうと…
アサリなどと一緒に獲れた生きたタコを渡されて
デビさん大喜び!
浜には記念碑のようなものが建っています。
彫られている文字を読むと
「雨はふるふる城ヶ島の磯に…」という、
北原白秋の「城ヶ島の雨」の詩でした。
これは「北原白秋歌碑」なのでした。
すぐ近くの「白秋記念館」へ行ってみることにしました。
北原白秋は20代の終りに三崎に住んでいて
城ヶ島を眺めるのが癒しだったそうで、
この記念館には、直筆のノートや短冊など貴重な品々が
展示されています。
また、2階には「水垂れ(みぞったれ)の黒松」と呼ばれる
縁結びや子宝にご利益がある松の切り株が展示されていると聞いて
見せてもらいました。
これは城ヶ島の北岸の岩壁に生えていた松で、
白秋もよく愛でていたそうです。
その松を2005年に伐採したところ、
内部にアオダイショウが二匹、仲睦まじく暮らしていたのが
見つかりました。
アオダイショウの夫婦は一生添い遂げると言われ、
来館者から「縁が結ばれた」との報告が相次いでいるのだそうです。
となれば、当然、三﨑アナもこのパワーをいただきたいところです。
【とても92歳とは思えない鳥井イセさん】
島の商店街で店をのぞきながらブラブラ歩きです。
デビさんと三﨑アナ、干物屋さんで店番をしているおばあさんと
お話をしたりしながら、やってきたのは「磯料理いけだ」です。
池田一郎さんが迎えてくれました。
ここが今回の予約店。
三浦三崎といえばやっぱりマグロ。
さっそく三﨑アナの前に出されたのは、
そのマグロと海草のアカモクが乗った丼です。
そして、デビさんにの前には唐揚の丼が出てきましたが
何の唐揚なんでしょう?
【アカモクマグロ丼¥1,365】
【ウツボ唐揚げ丼¥1,050】
実はこれ、最近城ヶ島の名産として売り出し中の
「ウツボの唐揚げ丼」。
海のギャングと言われるグロテスクな見た目と違い、
白身魚のような淡白な味わい。
【恐る恐るのデビさんだったが、実は美味い。三﨑アナもバク食い】
漁師の間では、昔から食べられていたのだそうです。
そして、池田さんの息子の祐樹さんが見せてくれたのは
大きなヤドカリ「オニヤドカリ」。
島では「甘ガニ」と呼んで漁師達は食べていたのだとか。
その「甘ガニの味噌汁」も出してくれました。
【甘ガニの味噌汁】
見た目は決してよくはありませんが、ひとくち啜ってデビット伊東。
「すげー!濃厚な旨みだ」と感激していました。
見た目と違って甘く濃厚な味わい。
ウツボに合わせて、新名産品としてこの秋から売り出す予定だそうです。
海岸を散策していると「城ヶ島渡船 白秋」の看板が。
船で三崎に戻れるのかと歩いていくと、
インターフォンがあって、これで呼ぶように書いてありました。
デビさん、恐る恐るボタンを押してもウンともスンとも反応がありません。
それでも待っていたら、2〜3分ほどで船が近づいて来るのが見えました。
二人は船に乗って三崎港へ。
船長の渡辺俊治さんに聞くと、城ヶ島大橋が出来るまでは小さな渡船で
島に渡っていたのだそうです。
そして4年前に、観光用もかねてこの新しい渡船が復活したのだそうです。
片道200円の渡船に乗って、なにか得した気分になった
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーなのでした。
【我々を降ろすと、船はすぐに城ヶ島へと戻っていった】
今回のプレゼントは、
城ヶ島観光協会から直売所にもあった
「城ヶ島産のサザエ(1kg)」です。
応募方法などは、このHPのプレゼントのページを
ご覧ください。
次回(4月28日)は、「二宮町」からの撮って出しです。
お楽しみに!