あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

3月10日:箱根町

今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は『箱根』です。
「前乗りして箱根の関所へ行こう!」と
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーは、
きのう(9日)の午後には箱根へとやって来たのでした。
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本来は放送当日に撮影したものを、
その日の夜にオンエアーするからこその“撮って出し”ですが、
それでは箱根の山は大きすぎる…ということで、
去年に続いて今年も前日に現地入りしての撮影開始となったのです。
これを業界で“前乗り”と申します。
ご理解ください。

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ということで、番組のほうは金曜日の夜。
箱根登山鉄道「小涌谷」駅前からスタートです。
やはり箱根は山の中。
夜になれば冷え込みます。しかも、雨!
スタッフ全員、凍えながらのオープニングとなりました。
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今回前乗りに協力してくれたのは、
駅から歩いて15分ほどの所にある「箱根小涌園ユネッサン」。
三﨑の案内のもと、施設内のイタリアンレストランで
夕食をとることになっていましたが、予定より遅れてしまい
夜9時を過ぎての到着となってしまいました。
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それでも、ユネッサンの山本さん、中里さんは待っていてくれました。
営業時間を過ぎてしまったにもかかわらず、笑顔で迎えてくれました。
用意されていたのはナント!三﨑アナ中心に…ということで
ひとり1,800円とお得な「女子会メニュー」という
レディスプラン(前菜、サラダ、ピザ、パスタデザートなど)を
特別に用意していてくれました。
これは3人以上限定メニューということで、山本・中里の両氏と一緒の
食事会となりました。これも、特別な計らいでした。
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翌朝は、みぞれ混じりの天気となりました。
昨夜よりも更に寒さが増しています。
前乗り恒例(?)の朝風呂、、、ではなく
案内されたのは、雨でも楽しめる
温泉アミューズメントのユネッサンならでは。
水着で入る「温泉テーマパーク」の中でも、
特に存在感を放つウォータースライダー「ロデオマウンテン」です。
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全長役30mのスライダーをユネッサンの戸田夏実さんが
一緒に滑降してくれるということで、
元気に挑戦をしたデビさんでしたが・・・・。
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山道を登るにつれて、あたりはしっかりとした雪化粧になってしまいました。
国道1号線を進んで芦ノ湖も間近いと思い始めたころ、
「曽我兄弟の墓」というバス停がありました。
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あだ討ちで有名な曾我兄弟ですが、
ここに墓があるのは知らなかった、と思いながら案内板を見ると
鎌倉時代の石仏があるようで、
すぐ横に下に降りるトンネルもあります。
ちょっと独特な、というか異様な雰囲気も感じますが、
石仏をお参りさせてもらうことにしました。
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大きな岩肌に掘られた50cmほどの仏像が並んでいます。
その先にある「精進池」は、その場所と景観から
「地獄の池」とも言われていたそうで
現在も、「心霊スポット」的な噂が絶えない所。
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この雰囲気に
「この雪では、これ以上行くのは無理だな」と雪のせいにして
早々に芦ノ湖に向かうデビット伊東でした。


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箱根神社の第ニ鳥居の近くで、
「五郎稚児まんじゅう」という看板を発見。
食堂のようでもあるのですが、まんじゅうが一押しでしょうか。
寒いときには甘いものですね…と、
デビさんと三﨑アナはお店を訪ねることにしました。
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中に入ると「あっぱれ!…」を良く見ているという
工藤徳男さんと息子の徳行さんが迎えてくれました。
ここは「広志屋」というまんじゅう屋さんで、
今の建物は昭和の香りがする懐かしさですが、
創業は大正10年。
100年近く続く老舗のまんじゅう屋さんで
徳男さんで3代目。徳行さんは4代目になるのだそうです。
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看板にあった「五郎稚児まんじゅう」というのは、
曽我兄弟の弟、五郎にちなんでこの店の初代が考案したものだとか。
奥の作業場をのぞくと、ちょうど蒸し上った様子。
さっそく、このまんじゅうを味見させてもらって、
もう少しで口の中を大ヤケドしそうになったデビさんでした。
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甘いものを先に食べてしまいましたが、
今回、三﨑アナが予約していた店「大正(だいまさ)本店」に到着。
と見ると、その横路の先に「かまぼこ」の文字が目に入ったデビさん。
そちらに惹かれて行ってしまいました。
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「魚新」と書かれたお店を訪ねると、
出てきたご主人はどうも2人の訪問を知っていた様子です。
店先には、30分ほど前に芦ノ湖であがったばかりという
ワカサギやアジなどが並んでいます。
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箱根の山でも魚屋さんはあるんだな…と妙な感心をしながら
話を聞いていると、
なんと、食事の予約をしていた「大正本店」はこの魚屋さんが
やっている店なのでした。

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こちらは、もともと70年程前からの魚屋で、
平成元年から隣にお店を併設したのだとか。
箱根の山奥にありながら、小田原や沼津から新鮮な魚を買いつけ、
美味しい丼ものなどにして出しています。
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ご主人の石井修二さんと奥さんの寿美子さんが用意してくれたのは
お店オススメの様々な海鮮が乗った「ちらし丼」と「あじ寿司丼」。
さらに、やはり名産の「芦ノ湖産わかさぎフライ」も。
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   【あじ寿司丼1,050円】       【ちらし丼1,050円】
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          【芦ノ湖産わかさぎ丼定食2,100円】

海の幸と湖の美味しさを同時に味わっていると、
デビさんのファンだという突然に地元の女性が現れて…。
箱根の女性パワーに圧倒されたデビット伊東でした。
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ようやく「箱根関所」しました。
徳川幕府が全国53カ所に設けた関所の一つ。
江戸の地に近いこの関所は「出女」江戸から出て行く女性に対して
特に厳しく監視していたという関所ですが、
よく言われる「入り鉄砲」を見張る、というのは
お話だけのことだったそうです。
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関所の係りの方々に案内してもらって
食べるばかりじゃない、また歴史を知ったと感じる
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーでした。
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今週は「ユネッサン」と温泉「森の湯」の共通ペア入場券を
6組の方にプレゼント。
詳しくは、このHPのプレゼントのページをご覧ください。

次回(17日)は、茅ヶ崎市へと伺います。