1月21日:川崎市幸区
「あっぱれ!KANAGAWA大行進」
今回(1月21日)訪れるのは、川崎市の幸区。
JRの川崎駅は川崎市にあります。でも西口に出ると、そこは幸区です。
音楽ホール「ミューザ」や巨大ショッピングモール「ラゾーナ」は幸区にあるのです。
ここ数年めざましい変化をとげた西口側の、そんな先端スポットをご紹介!
…しないのが「あっぱれ」流。
今回ののスタート地点は川崎の多摩川の河川敷から。
氷雨舞うかなりの寒さの中、デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサー、
スタッフが集合しました。
「あっぱれ!…」隊は南幸町にやってきました。
住宅街を歩いていると、突然に商店街が現れました。
「栄通り商店街」
第二次大戦後すぐから賑わっていた比較的古い商店街です。
住宅地の中にこうした昔ながらの小規模な商店街が点在しているのが
幸区の特徴なんだそうです。
ここでも出会いを求めてぶらぶら歩きます。
ふと、一軒の和菓子屋さんを見ると、
菓子の形をつくるらしい木型が飾ってるのが目にとまりました。
これにデビさん、さっそく反応しました。
この和菓子屋さんは「新岩城菓子舗」と言う、
ここが商店街になるはるか前の昭和6年創業という
老舗の和菓子屋さんでした。
店の徳植由美子さんに伺うと、この木型は先々代の徳植さんのおじいさんが
使っていたものだそうで、由美子さんで3代目だそうです。
【当日焼いたどら焼が、午前10時で残りわずかに…】
イチオシの品をたずねると、「朝焼きどら焼」をすすめられました。
ご主人と息子さんが朝5時から作り始めて、常に焼きたてを提供できるよう
頑張っているそうです。
ふんわかとした優しい甘さの美味しいどら焼でした。
そのほかにも、ちょっと変った工夫を凝らした菓子が色々とあるようです。
由美子さんはとっても元気な人。
色々とアイデアをだして、老舗でありながら常に新しいチャレンジを続ける
まさに「あっぱれ!」な和菓子屋さんなのでした。
【思わず楽しくなるネーミングの商品が並ぶ】
デビさんと三﨑アナは、南武線の「矢向駅」と「鹿島田駅」の中間あたりを歩いています。
このあたりも住宅街。路地裏からマーケットを抜けると、
またも商店街がぽっかり現れました。
塚越銀座商店街。
今度は「塚越銀座商店街」です。
ここでデビさんが目ざとく見つけたのは、豆腐屋さんの奥の一枚の張り紙。
「コーヒー豆腐」と書いてあります。
これはデビさんでなくとも興味を惹かれますよねえ。
さっそく、店に入ってみました。
聞けば、ご主人の清水敏雄さんは大のコーヒー党。
なんとか商売の豆腐と、大好きなコーヒーの美味しさを一緒に味わえないものかと
思い立ち開発に着手したのだそうです。
【色とりどりですが豆腐です】
しかし、コーヒーの濃さや豆腐の固まり具合の悪さなど、思いのほか苦戦の連続。
あきらめかけもしましたが、奥さんの応援もあってようやく4ヶ月をかけて
「コーヒー豆腐」は完成したのでした。
【コーヒー豆腐を食べて二人の反応は…?】
黒蜜をかけて食べる、豆腐の一種というより和風スイーツの趣き。
その味は・・・・・・・・「う~ん、ちょっと微妙?」
ちなみに、この店のお薦め品をご主人にうかがうと、
「寄せ豆腐」か「ザル豆腐」だな、とのことでした。
南武線を渡っていくと、デビット伊東が変な建物を見つけました。
町工場みたいなのですが、シマウマみたいなペイントのバイクがおいてあります。
建物の中をのぞいてみると、なんだか乱雑な散らかり様です。
恐る恐る声をかけました。
出てきたのは自称、模型製造クリエイターで発明プランナーだという石戸広さん。
ご本人いわく「ここは何でもつくっちゃう工房」なんだそうです。
その名も「広工房」
動物柄のカスタムバイクなど注文があれば何でも手作りしてしまう石戸さんの工房は、
様々な“ガラクタ”に囲まれた、まさに大人の遊び場。
例えば、普通のバイクを防弾ガラスとカウルをつけたものにしちゃったりとか。
そんな中から石戸さんが嬉しそうに引っ張り出してきてくれたのが
電気動力の自転車(電動バイクでペダルこぎでも走れる)。
法令の関係で電動で公道を走ることは出来ないのですが、広場などで遊んでいるそうです。
そして、もう1台見せてくれたのは
2台の自転車を連結したタンデムトレーラーでした。
デビさんも乗ってみれば楽しいですが、これって商売になっているのでしょうか?
デビさんと三﨑アナ。妙なにおいに気がつきました。
においをたどって2階に行くと…
【2階はチョット研究室の趣が…】
【煙の奥にチーズの姿が…】
煙が充満したガラスケースがありました。
これはもしや…そう、自分でつくったスモークマシーン。
スモーク装置にはヤカンが取り付けられた、まさに手づくり。
石戸さんがここでつくっているのはチーズの燻製でした。
【手前が沢庵のスモーク】
なんでも徹底的にやらないと気がすまない、という石戸さん。
12年前のある日、「美味しいスモークチーズを食べたい!」と思い立って、
つくり始めて、「究極のスモークチーズ」を作り上げてしまったのでした。
今ではドライトマトのスモークチーズやスモークドオリーブ、
さらにスモーク沢庵まで(通称「ケムタク」というそうです)つくって、
ネットやデパートで販売するようにまでなってしまったそうです。
決して安くないお値段ですが、特別に取り寄せた無農薬のりんごの新芽チップを使い、
手間暇かけた商品。ひとくち試食してもらえば、その価値がわかります。
デビット伊東も感激する究極の美味しさだったようです。
他にも、オリーブの実や沢庵をスモークしたり、好奇心でチャレンジしまくる
ユニークなおじさんでした。
三﨑アナが予約していたのは、 南加瀬の「ぽんぽこ本゜舗(ぽんぽこぽんぽ)」 昨年夏にオープンしたばかりの、 「お好み焼き」「もんじゃ」「鉄板焼き」を 楽しく食べれると評判のお店です。 |
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席に案内されると、ちょうどお好み焼きの「牛スジ玉」が焼きあがるところでした。
この店は去年夏に開店したばかり。店長の岩崎靖史さんは、
16年間、大阪で修行をしてきたそうです。
【有頭エビの香草焼】
続けて登場したのは、「黒毛和牛のヒレステーキ」と「有頭エビの香草焼」。
ステーキは【A5】という最上級ランクの肉。
きょうは特別に、目の前で焼いてくれました。
【和牛ステーキ】
「有頭エビの香草焼」は、きのう(20日)から始めたばかりの新メニューなのだそうです。
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサー。
最後は、川崎っ子の遠足の定番「夢見ヶ崎動物公園」にやってきました。
シマウマやペンギンの姿をながめて、ほのぼのとした気分に寒さも忘れた
2人でした。
幸区にお住まいの視聴者の方から「幸区で番組になるのでしょうか?」という
お便りもいただきましたが、かなり楽しいまち歩きができました。
みなさん、ありがとうございました。
今回のプレゼントは、
『新岩城菓子舗』から
デビさん、三﨑アナが喜んだ「お菓子豆腐」をはじめとした
「和菓子詰め合わせ」を3名の方に…。
『スモークハウス 広工房』から
手づくりの「スモークチーズ」を1名の方に差し上げます。
希望商品名〈和菓子 または スモークチーズ〉を明記の上ご応募ください。
詳しくは、このHPのプレゼント案内のページをご覧ください。
次回(1月28日)は、「寒川町」を訪ねる予定です。