10月15日清川村
今回の「あっぱれ!隊」のターゲットは、神奈川県唯一の「村」である『清川村』。
宮ケ瀬湖からスタートし清川村の人々や美味しいものを満喫しつつ
最後は「法論堂(おろんど)」にある露天風呂にのんびりとつかろうと、
秋にはチョット早い清川村をブラリブラリと散策します。
〈午前9時の村役場前。雨水が滝のように流れる〉
朝からけっこうな本降りとなってしまった清川村。
デビット伊東、三﨑幸恵アナウンサー、その他スタッフの面々は村役場に立ち寄ったあと
9時過ぎに「宮ケ瀬湖畔園地」にやってきました。
ここには、県内13番目のミニFM局として昨年開局したばかりの
「宮ケ瀬レイクサイドエフエム」のスタジオがあるので、
生出演させていただいて村民の皆さんにまずはご挨拶させていただくことにしました。
ちいさなスタジオから楽しくお話させていただきましたが、
リスナーの皆さんはきっと「何事が起きたのか?」と驚いたかも…。ごめんなさい。
〈宮ヶ瀬湖をバックにお便り紹介〉
ラジオスタジオを出て広大な「けやき広場」を見下ろしていると、
すぐ横で数名の男性がなにやら困り顔で相談している様子。
近づいて声をかけてみると、実は紙ヒコーキ愛好家の皆さんだそうで、
週に何回かここで飛ばして楽しんでいるのだそうです。
〈なにやら相談する男たちが…〉〈ケースの中は、紙ヒコーキ〉
みなさんシニアとお見受けしましたが、そろって大の紙ヒコーキ愛好家。
中には紙ヒコーキ暦20数年という人もいて、
侮るなかれ!なんと高さ50メートル以上まであがって1分間も飛び続けることも出来る、
全員が紙ヒコーキ名人なのだそうです。
雨も小降りになってきたこともあり、ちょっと無理を言って飛ばせて見せてもらうことに
しました。
ゴムの力で発射すると、紙ヒコーキとは思えない勢いで空へ舞い上がり
風に乗るとゆったりと飛び続けるのでした。
大人になっても少年時代を思い起こさせてくれる楽しさでした。
煤ヶ谷の緑中学校の前にさしかかると、何やらにぎやかな声が・・・
きょうは中学の文化祭だと聞いていたので、デビさんと三﨑アナは中をのぞかせてもらえないか
聞いてみることにしました。
関係者らしき人に声をかけると、見学のOKをいただいたので体育館へ案内してもらいました。
色々な演技や研究の発表展示がおこなわれていました。
学校の文化祭なんて久しぶりです。
こどもたちと話をしながら見学していくと、案内してくれているおじさんは学校関係者ではない様子。
聞けば、この清川村の村長の大矢明夫さんだったと聞いて、さすがのデビット伊東もビックリ。
〈右が大矢村長〉
冷や汗をかきながら平身低頭するデビット伊東でした。
きょう、村の消防団のみなさんの集まりで、清川の新しい特産品でバーベキューをやると
聞きつけた三﨑アナ。「あっぱれ!隊」も参加させていただけるよう、お願いをしていました。
その特産品は「清川恵水(めぐみ)ポーク」。
ということで、消防団員のひとりで、この豚を研究・開発した山口昌興さんを訪ねました。
清川村では養豚が盛んになって、今では人口3000人の村に豚が1万頭も飼育されているという
名産地になっているのだとか。
普通、豚の価値や等級は主に見た目の姿で決められるのだそうですが、
「清川恵水(めぐみ)ポーク」はその評価とは無関係に「肉質」「おいしさ」に
徹底的にこだわって開発して来たそうです。
その結果、きめの細かいやわらかい肉質・さらりとして甘みのある脂質を持った豚の
開発に成功したのでした。
この「清川恵水(めぐみ)ポーク」を使ったバーベキュー。塩と胡椒だけで肉の味が引き立ち、
脂の甘みが口の中に広がります。
ソーセージに加工しても独特の美味しさで、舌鼓を打つデビット伊東と三﨑アナなのでした。
この「清川恵水(めぐみ)ポーク」は、16日に村役場前で開かれる『ふれあい買い物市』でも
即売されるそうです。
「露天風呂」が近い「法論堂(おろんど)」という所にやってきました。
すると、カボチャを彫っている人を発見。
どうやらハロウィンのカボチャを掘っているのでした。
わきの建物には「おろんど工房」とあります。
この「おろんど工房」というのは、手づくりの手芸品や食料品を売っている小さなお店。
ご主人の山口健也さんと奥さんが今年4月に始めたばかりです。
山口さんは厚木で救急救命士をしていましたが、地元で店を開くという夢を実現するために
勤めをやめてきたのだそうです。
奥さんの米子さん手作りの手芸人形や、ご主人の叔父さんが作った布ぞうり、
親戚の叔母さんが作ったポーチ、また別の叔父さんが作った盆栽などなど、
手先の器用な一族のアンテナショップのようなちょっと変わったお店になりました。
〈店内の品は、すべて夫婦の手づくりのもの〉
手芸品ばかりではありません。
「おろんど工房」一番の売りは、奥様手作りの牡丹餅やお饅頭、
そしてご主人手作りの漬物やキムチなど。
奥様オリジナルのハロウイン饅頭やお客さんに無料で振舞われる自家製のしそジュースも
風味がしっかりした絶品で
手づくりの美味しさに目を細めっぱなしのデビと三﨑でありました。
いよいよ露天風呂がある「リッチランド」へやってきました。
ここはバーべキューやオートキャンプ、コテージやバンガローでの宿泊が楽しめる施設ですが、
デビさんが楽しみにしてきたのは、初秋の清川村を体中で満喫できる露天風呂。
受付へ行くと大の「あっぱれ!・・・」ファンというお母さんが迎えてくれました。
「デビさん、三﨑チャンは、毎年近くまで来るのにここまでは来てくれない。
いい加減に頭にきていた。やっと来てくれて嬉しい」というありがたいお母さんの話を聞きながら
露天風呂へ。
なぜか、自分の裸は視聴率アップにつながる、と思い込んでるデビット伊東。
夢に見てきた山の露天風呂で大はしゃぎ。
初秋のさわやかさを満喫して
疲れも吹き飛んだ「あっぱれ!」な清川村でした。
今週のプレゼントは、こんな旨い豚があったのか、とデビット伊東をうならせた
山口養豚場の『清川 恵水(きよかわ めぐみ)ポーク』の
「みそ漬け」と「ソーセージ」を3名の方に。
ご希望の方は、このホームページのプレゼントのページからご応募ください。
番組へのご意見・感想もプレゼントページからどうぞ。
次回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は、4回目の「増刊号」。
相模湾の釣り船からお送りします。果たして「マグロ釣り」にいけたのかどうか?
「あっぱれ!トーク」
今回は、三﨑幸恵アナウンサーです。