６月２５日のあっぱれ！トーク
６月２５日
今回の「逗子市」の照明さんは、最近チョット影が薄くなった（？）長川博さん
久々の現場登場でした。
「あっぱれ！ＫＡＮＡＧＡＷＡ大行進」の画面に映るときは、
デビット伊東さんに引き出されてコメディアンのよう（笑）に見えてしまうことが多いのですが、
長川さんの名誉のために言えば、この道30年のテレビ照明の大ベテランなのです。
でも、この番組ではやはり｢唄う照明さん！｣ と言ったほうが
視聴者の皆さんには喜ばれますねえ。
長川さんが所属するのは、フジライティング＆テクノロジィ（ＦＬＴ）という会社です。
照明一筋にやってきた、いわば職人です。
フジテレビのスタジオでの仕事が多く、「志村けんのだいじょうぶだぁ」などで
チーフライティングディレクターを務めています。
自分の照明がシーンのイメージを創り出し、役者さんたちの表情も照明が浮き立たせていく
と仕事に誇りを持っているそうです。
でも「15年やってようやく一人前」といわれる世界で、
若いときには先輩たちからしごかれて来たそうです。
入社したての頃は、機材にも触らせてもらえず下働きから修行してきたそうです。
〈ある日のｔｖｋのスタジオで〉
スタジオの照明は綿密に打合せをして多くの機材を駆使してつくり上げた照明の仕事
であるのに対して、「あっぱれ！…」ではたった１台のバッテリーライトでその場を映し出す。
ただ明るくするのではなく、薄暗い場所に入っていけば薄暗さを感じさせるような工夫をして
時にはあえて灯りを切ってしまうなど工夫をしています。
更に、この番組ではデビット伊東さんが突然に動きが変わったりするので、
これに合わせてカメラマンとともにアドリブで対応するなど気が抜けないと言います。
それでもイザとなればカメラの前で歌ったり出来るのですから、スゴイ人ですねえ。
ちなみに長川さんが「あっぱれ！…」の中で歌わされる羽目になった訳は・・・。
ある日、撮影の合間にデビさんに「昔は歌手になりたいと思ったころがあったんだよね」と
口走ったら、番組のエンディングで突然に「むちゃ振り」されたのだそうです！
