あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

5月7日:横須賀市

今回『あっぱれ!KANAGAWA大行進』は、
潮風と若葉香る横須賀・久里浜界隈をブラリ散歩です。

「ゴジラ」と「黒船」という、歴史的な大物(?)が上陸した地、横須賀・久里浜に
6年ぶり2度目の上陸を果たした「あっぱれ!隊」。
オープニングは黄色いポピーが満開の「くりはま花の国」にある
巨大なゴジラの滑り台から。
ここを基点に久里浜界隈を散策し、
最後は三笠公園で開催されている『よこすかカレーフェスティバル』で
絶品カレーに舌鼓を打とうというのがこの日の目的です。

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                          〈くりはま花の国はポピーの見ごろです〉

実はこの「花の国」。5年前に訪れた時には物凄い豪雨で「あっぱれ!隊」が
散々な目にあった場所。
さらに平成20年横須賀編でも『カレーフェスティバル』会場を訪れましたが、
すべてのカレーが売り切れてしまって試食を出来なかったという、
デビット伊東にとっては悪夢のような出来事があったいわくつきのイベント。
そう!!今回の隠しテーマは「横須賀リベンジ」なのです!!
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ところが今回の『花の国』も本降りの雨の中になってしまいました。地面にぬかるみが出来るほどです。
誰の心がけが悪いのか?とクサル気持ちを救ってくれたのは、視聴者の皆さんでした。
なんとこの悪天候の中、約10人もの方が『あっぱれ!・・・』撮影隊を朝から待っていてくれたのでした。
これにはデビも三﨑幸恵アナウンサーもスタッフも大感激です。
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きれいなポピーに目も洗われて、元気よく久里浜駅方面に向かうのでした。


京急線の線路を渡ってしばらく行くと、「あっぱれ!隊」の目の前に不思議な家が・・・
ちゃんと表札も出ていて普通の民家のようですが、『ぼぬーる』という看板もあって
喫茶店のようでもあります。
勇気を出して、でも恐る恐るお店のドアを開けると・・・!
そこは確かに喫茶店の趣き。でもなぜか奥はたたみの間。
そこでかつてうら若かったであろう元乙女の集団が、なにやら針と糸を使っているのです。
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聞けば、「ボヌール」は店主の小林さんが自宅を改装して2年前にオープンさせた喫茶店。
それ以前から、古布を使ったアート教室を開いていて
その生徒さんである地元の元乙女たちで、常に大賑わいなのです。
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 〈店主の小林さち子さんは、古布細工の先生〉
作品を見ながら、スタート早々に美味しいコーヒーをいただきました。

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続いて「あっぱれ!隊」は、京急久里浜駅前にあるアーケード商店街『黒船仲通り』にやってきました。
ここは、昔ながらのお店が立ち並ぶ地元の人たち御用達の商店街。
でも6年ぶりに訪れた商店街は、デビさんの目にはやや元気がなくなっているように
うつりました。
それでも、久しぶりに会った店の人たちは元気でした。
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                   〈お茶をご馳走になったり・・・〉        〈写真を撮ったり・・・〉
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    〈「産直市場」では、色々な試食もできます〉

『黒船産直市場』という地産地消の新たな取り組みに挑戦するなど、
町の活性化のために頑張っていました。
こうした駅前の昔ながらの商店街にはいつまでも元気であってほしいものです。


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商店街を抜けて平作川にきました。釣り船の桟橋が並んで、町の風情が変りました。
『夫婦橋』を渡ると、漁師町の風情が漂います。
そして見つけたのが『杉山海草店』の看板。CIMG4061.JPG CIMG4046.JPG
「海草店」という店名を始めてみたデビット伊東と三﨑アナ。
実は、ここは久里浜で2軒だけ残っている創業90年という老舗海草店。
地元のコンブ・ワカメ・ひじきを手作業で加工して販売しています。
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        〈生ヒジキを煮る釜に移す。重労働〉
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                      〈不純物混ざりモノを除く細かな作業〉
今が旬だというひじきの加工を見学させてもらいました。
ひじきの加工がこんなに手間ひまかかるものだと初めて知った二人はビックリでした!
そして、手間ひまかけてつくられたヒジキの料理を試食させてもらいました。
その味は、やはり手間ひまかけられたものだけが出せる、深い味わいなのでした。
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海側の漁師町が久里浜の歴史を残す顔なら、新しい顔は山側の住宅街。
都心まで京急で一本の久里浜は近年東京のベッドタウンとしても人気の街です。
というわけでやってきたのが「ハイランド」。
ここは町名に、日本最初にカタカナを使ったところです。
わざわざここに足を運んだのは、
「この住宅地のまん中に、常にお客が絶えないパン屋さんがある」と聞きつけたスタッフが
パンの予約をしていたからなのでした。
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ここは『Boulangerie zacro(ブーランジェ ザクロ)』。
駅から歩くと40~50分。近くのバス停からも10分ほどはあろうかという住宅街にある
湘南で一番美味しいパン屋さんとして、知る人ぞ知る存在なのだそうです。
パンを作っているのは、今年37歳になる森田克己さん。
日本橋の名店で18年間修行したあと、4年前に実家を改装して始めたのだそうです。
さあ、デビさん試食の感想は?CIMG4121.JPG CIMG4097.JPG
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                     〈森田克己さん〉

いよいよ「横須賀カレーフェスティバル」の会場へ!CIMG4129.JPG


全国各地からのカレーが勢ぞろいした会場は、悪天候にもかかわらず大勢の人で
賑わっていました。
実は前回デビさんたちが試食できない事態に、イベントの担当者は放送終了後、散々責められたのだそうです。そこで、今回は万全の備え。
見事デビさん。
カレーを口にすることが出来たのでした。CIMG4148.JPG CIMG4135.JPG                  
                                              〈すこやか軍艦カレー〉
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                〈牛タンカレー〉                〈会津地鶏カレー〉
                                           
雨にたたられながらも、楽しい横須賀歩きでした。

今週のプレゼントは、美味しさに目を見張る手づくりヒジキです。
ふるってご応募ください。

来週は、大和市をお訪ねします。

【あっぱれ!トーク】ようやく始まりました。
            今週は、三﨑幸恵アナウンサーです。ご一読ください。