5/14のあっぱれ!トーク
5月14日
今週は、音声スタッフ。おなじみの「六さん」を紹介します。
ある意味、『あっぱれ!KANAGAWA大行進』のスタッフの中で一番の有名人となった
「六(ろく)さん」。
本名は、田中勝己といいます。昭和28年生まれで、10月に58歳になります。
そう、音声技術一筋の大ベテランです。
でも、偉ぶらずいつもニコニコして、どんな無理難題でも解決してくれる、頼りになる音声マン。だから、デビット伊東さんをはじめ、スタッフから愛されている「六さん」です。
なんで「六さん」なのか?実は、昔「少年ジャンプ」に連載されていた柳沢みきおさんの『女だらけ』という漫画の、姉たちにいじめられている主人公の「野崎六助」にそっくりだ、ということで先輩につけられたあだ名だったんだそうです。
まだ20代になったばかりで修行中の「六さん」。先輩に「やめてください」とも言えず、いつのまにか定着してしまったのです。
〈重さ3キロもの機材を常にぶら下げている〉
実は「六さん」は「日放」というテレビ技術の専門会社の人です。
この業界に入って、最初は東京12チャンネル(現テレビ東京)の音楽番組の助手が最初の仕事でした。その後、ドラマやスポーツ中継など様々な番組を経験して、気がつくとベテランになってしまっていた、とニコニコ話してくれました。
そんな六さんにも失敗談はあるそうです。一度「あっぱれ!・・・」の現場にヘッドホンを忘れたことがあるそうです。その時は、町の電気屋さんに飛び込んでヘッドホンを自費で買って難を逃れたそうです。町で売ってるヘッドホンでも、見事、きれいなクリアな音を録って周囲を感心させました。
最近はデスク業務が多くなってしまったようですが、「あっぱれ!・・・」だけは自分で続けたい、といって毎週、現場に来ているのです。「あっぱれ!・・・」が大好きなのだそうです。
この番組のスタッフには、そんな人が多いのです。