4月23日：小田原市
今週の『あっぱれ！KANAGAWA大行進」は、春爛漫の小田原を訪ねます。
と思っていたら、昨夜からの春雨が降り続く小田原になってしまいました。
横浜川崎のような横殴りの雨ではありませんでしたが、本降りの雨の一日でした。
オープニングは、小田原市と二宮町との境界線からにしました。
ここから小田原城をに向かってぶらぶらしようかな、と集合しました。
ふと見ると、この境界線を示す表示板のすぐ目の前、微妙な位置にカフェがあります。
このカフェが小田原市の始まりの場所か、これを確かめようと
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーはさっそくお店に入りました。
中に入ると狭い店内にアンティークがギッシリ。店の名前も『ANTIQU SHOP WHITE OAK』。
古美術品などが所狭しと並んでカフェというよりも雑貨屋のような感じもしますが･･･
店主の佐々木民子さんに話を伺うと、実は住所は二宮町になっているのだそうです。
このお店が小田原市と二宮町にまたがっているので、開店時に両方の役所に相談したところ、
どちらの住所にしても良いと言われたのだそうです。
そこで、佐々木さんは二宮を住所にしたのだそうです。
ということは今回の小田原特集にならない、ということで慌てて店の外へ飛び出す
デビットと三﨑アナなのでした。
そのまま山側の羽根尾という地域にやってきました。
大きな工場が数多く立ち並ぶこの地域は人通りもありません。
どこかをお訪ねするきっかけもなく困っていた二人ですが、ようやく人の姿を発見。
無理にお願いして一つの工場を見学させてもらうことになりました。
ここは小田原、箱根方面ではかなり有名な干物屋の『山安』の工場でした。
聞けば創業は文久三年。１４０年以上の歴史があるのだとか。
機械化と手づくりの融合？とも感じる現代の干物作りは、中々面白いものでした。
そして、こうなるとやっぱり味を見てみたいもの。
デビット伊東がいつものように図々しく試食をお願いしてみるものの、
この工場では無理、ということで直売所を教えてもらいました。
さっそく紹介された箱根登山鉄道の「箱根板橋」駅近くのお店に向かいます。
ちなみに「箱根」とついていますが、ここはれっきとした小田原市内です。
その直売所には１００種類以上の干物が並び、連日観光客が賑わいを見せています。
地元、早川港からの魚をはじめ世界中から新鮮な材料を仕入れているのだそうです。
さあ、店頭での試食の味はいかがだったかな？
「箱根板橋」の駅前に戻って、少し探検することにしたデビと三﨑アナ。
すぐに蔵作りのお店を見つけました。
このところ蔵を見ると血が騒ぐデビット伊東です。
『菓子工房 夢たまご』とあります。
ご主人の住吉知子さんに聞くと、ここはもともと米蔵でその後農協が倉庫として使用していたものを
住吉さんが改築しケーキ屋さんを開いたのだとか。
一階はお店、二階は今でも倉庫として使用しているといいます。
話を伺いながらもおねだりを忘れないのがデビと三﨑。
お店自慢の一口チーズケーキとロールケーキを試食させていただいた後、
二階へあがらせてもらいました。
歴史を感じさせるその空間の天井の梁や側面には、
「上棟式 皇紀弐千六百年記念事業 昭和十七年」と記されていたり
当時の大工さんが消し忘れたと思しきメモ書きなどが残っていて、
歴史を目の当たりに感じたのでした。
板橋を後にして、小田原駅前に。商店街をのぞきながら
予約してあるお店『萬屋平四郎』へ向かいます。
店に着くとちょっと風変わりな部屋に案内されました。
〈仙台牛タンの赤味噌煮800円〉 〈おまかせ串揚げ６本盛820円〉
〈信玄鶏の串焼1350円＋谷中生姜煙管巻1本250円〉
串揚げと創作料理のお店では、２５日から登場する新作メニューや姉妹店からの串焼きなどで
美味しいひと時をすごさせていただいた二人でした。
〈ユニークで愉快な店員さん達です〉
そして、ようやく最終目的地、雨の小田原城へ。
今月２９日から『小田原北條ウイーク』が始まるとあって、甲冑隊（かっちゅうたい）の装束の
人たちもいたりしますが違和感がないのが、やはり小田原なのでした。
今年は、東日本大震災を考慮して、例年行なって来た『北條五代祭り』は自粛し、
チャリティーなどを絡めた新たなイベントを行なう予定だそうです。
来週は『南足柄市』を訪ねます。
ねらいは「春の南足柄まるごとハイキング」。今度こそ晴れるといいな！
今週のプレゼントは、「山安」の「ひもの旬セット」と
「菓子工房 夢たまご」のチーズケーキ「ゆめたまちーず」です。
このホームページのプレゼント応募フォームをご覧ください。
