あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

4月16日:横浜市

今回の『あっぱれ!KANAGAWA大行進』は『横浜市』です。
テーマは「六角橋界隈でディープフードを喰らう!」にしました。
横浜市神奈川区の『六角橋商店街』。CIMG3566.JPG
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戦後すぐにバラックの闇市からはじまった、昭和の香り漂う町並みが魅力の商店街で、
綱島街道沿いの約五百メートルに及ぶメインストリートと
たくさんの小さな路地に魅力的なお店がいっぱい。
横浜の中でも、かなり元気な商店街のひとつです。

さて今回のスタートは、東横線「白楽駅」から徒歩5分ほどの白幡池公園から。
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商店街が活気づく時間を考えて、いつもよりかなりゆっくり。お昼直前の11時に集合しました。
桜の花も盛りを過ぎて葉桜となってきましたが、春らしさが増して太陽の光も輝いて
感じられます。
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すでに大勢の人が池にのんびりと釣り糸をたらしていて、穏やかな春の雰囲気。
また多くの人たちが、朝早くから「あっぱれ!」撮影隊を待ち受けていてくれました。
それにしても、横浜有数のにぎやかな商店街が目と鼻の先にあるとは
思えない風景です。
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デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーが商店街のメインストリートに入ると、
すぐに目についた不思議な光景。なぜか、道にこたつがひとつ置かれています。
その横の札には「路上こたつ チャリティマッサージ」と書いてあるじゃないですか・・・
不思議、というより変です、この景色。
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これは一体何?とコタツにいる女性に声をかけると、
ご主人が1階で古書店をやり、2階では奥さんがタイ式マッサージを経営しているのだ
そうです。
そして、奥さん曰く「コタツでタイ式マッサージを受けられる夢のコラボ!」として
時々、路上マッサージをしているのだとか。
「?」マークのとれない二人ですが、三﨑アナは「路上マッサージ」の初体験!
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デビット伊東は古書店の方をのぞいてみると、確かに6畳あるかないかの狭い店内に
たくさんの本や小物が並んでいました。
ご主人はあくまで古書店をやりたかったのだそうです。
スタート早々に、ある意味ディープな夫婦に出会ってしまいました。

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デビさんと三﨑アナは、更なるディープを求めて1本隣の「ふれあい通り」へ入りました。
人がすれ違うのも気を使うような路地の両側に様々な店が並びます。
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進んでいくうちに気なったのが1軒の喫茶店。CIMG3589.JPG
『珈琲文明』というそのネーミングに惹かれて中に入ると、天井には「空」が描かれていて
青空になったり夕焼けになったり変化しています。
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中々のムードです。香るコーヒーもかなり本格的で期待できそう。
更に、メニューに「地獄カレーパン」とあるのを目ざとく見つけた三﨑アナが訊ねると
なんとご主人が「体に悪いくらい辛いので、あまりお勧めできません」と言うじゃないですか。
こうなれば食べてみたくなるのがこの二人。
特に辛いもの好きの三﨑は大喜びですが、さて味はどうだったのか・・・
あっ!コーヒーは期待にたがわぬ美味しさだったようです。
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〈これが地獄カレーパン〉        〈三﨑、かぶりつく〉             〈10秒後、目に涙が・・・〉
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                     〈デビも挑戦〉                 〈口に入れた直後・・・〉


六角橋でディープなのは食べ物だけではありません。その他のお店も人も・・・です。
そして、新旧あわせ持つのもこの商店街の魅力をつくっている。
そんな新しい感覚の店をみつけました。
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『MOON CAT』ネコが描かれた絵看板が出ています。
中には時計や絵看板など温かみのある、可愛い作品が並んでいます。
店長さんに店のオーナーを呼んでもらいました。
すると現れたのは、デビが後ずさりするような強面の大柄な男性。
でもこの人が、可愛くやさしい作品の作者なのでした。人は見かけによらない、とは古くから
言われる言葉ですが(失礼)、イラストレーターの奥さんと「生活にアートを!」をコンセプトに
活動している、生まれ育った六角橋を愛するご主人なのでした。
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その先で、今度は昭和時代そのものと言えるような八百屋を発見!
『大勉強の店!池上商店』とあります。
あまりに渋い風情に、デビットも三﨑アナも一瞬
「映画のセットのようにわざわざ作った書割か?」と思ったほどです。
この店で商売を始めて60年以上とか。「以上」がどの位なのかわからないので70年かも
知れません。
そして、ご主人がかき混ぜていたのが、60年以上にわたって継ぎ足してきたというぬか床。
このぬか床で漬けたキュウリは絶品の美味しさでした。
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ここでデビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーの二人は、商店街からちょっと離れて
お隣の「東白楽駅」へ。
以前から気になっていたお店を予約していたのです。
関東では唯一の本当のわんこそばを食べさせる店『たち花』です。
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もちろん、ご主人は本場岩手県の出身。
今度の震災では郷里の知り合いにも被害があったのだそうです。
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          〈デビットにそばがき〉                       〈三﨑にはひっつみ〉
「蕎麦がき」と「ひっつみ」で迎えてくれたあとは、いよいよ「わんこそば」に挑戦です。
と言っても時間に限りのある録って出し番組ということで、
特別に30秒間という時間限定の中で何杯いけるか、デビットが挑戦させてもらうことに
しました。
さて、何杯いけたかは番組で・・・!CIMG3662.JPG
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三﨑アナが気になっていたお店がもう一軒あって、今回はそちらにも取材のお願いを
していました。
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ごらんのようなカレー屋さんで、どうしても一人では入リにくかったのだそうです。
きょう『あっぱれ!・・・』のお陰でようやくデビさんをつれて食事できます。
パキスタンカレーの店で、メニューはチキンカレーのみ。
ここも不思議な雰囲気のご主人が迎えてくれましたが、これが意外!といっては
失礼ながら素晴らしい本格カレー。塩以外に一切の調味料や水を使わず、
香辛料と素材のうまみを12時間煮込んで引き出したものだそうです。
さあ、どんなカレーだったのか?お楽しみに!

今週のプレゼントは、ディープな魅力『六角橋商店街』の商品券と
『ありあけのハーバー』詰合せ。
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