2月5日:箱根町
〈芦ノ湖からはきれいな富士山が望めました〉
今回は立春を迎えた箱根からの「あっぱれ!KANAGAWA大行進」です。
箱根湯本から大湧谷までを、けっこうハードにぶらぶら散策です。
さて、番組のオープニングは・・・
あれ?夜のシーンから始まる「あっぱれ!」ってありましたっけ?!
実は、箱根も大涌谷などまで行こうとなると、かなりの早朝から撮影を始めないと
横浜のスタジオに戻っての撮って出し放送に間に合わない、ということがわかったのです。
ということで、今回は「掟破り(?)」というか「禁じ手」というか、
撮ってだしルールギリギリのところで、前日に箱根入りしたのでした。
せっかくなので、普段お伝えできない夜の箱根湯本を散策しました。
デビット伊東、三﨑幸恵アナウンサー。いつもと違う開放感で温泉街を散歩すると、
「湯本見番」を発見。芸者さんの手配などをする事務所ですね。
いろいろな稽古をしたり、一般の人が踊りを見学することもできるそうです。
恐る恐る覗かせてもらったのですが、金曜の夜ということで芸者衆は全員
お座敷に出てしまっていました。
でも、元芸妓で箱根湯本芸能組合理事という、美しい松芳さんがお話してくれました。
〈松芳さんは、“杏”という芸名も持ってます〉
ふたりは今夜の宿、ホテル『天成園』へと戻りました。
『天成園』の庭には、パワースポットとして知る人ぞ知る「玉簾の瀧(たまだれのたき)」や
縁結びの「玉簾神社(たまだれじんじゃ)」があります。
パワーをもらえたかどうかはわかりませんが、夕食の予約時間が来たので食事どころへ
向かいます。
さあ、お腹をすかせたデビットと三﨑アナの前に並べられた豪華な夕食。
豪華さとその品数に大喜びの二人でした。
〈佐賀地鶏『みつせ鶏』の水炊きや朝獲れた金目などの舟盛〉
〈中国人の仲居さん:陳 垚(ちんよう)さんと森谷 茜さん〉
翌朝には、箱根の山が見渡せる天然温泉露天風呂を満喫。
お約束のデビさんの全裸も!?
〈足を温める陳 垚さんと三﨑アナ〉
天成園を後にし、一行は旧東海道をぶらぶら。
畑宿から箱根宿に向かう途中で見つけた、茅葺き屋根の「甘酒茶屋」で一服。
江戸時代初期から、およそ400年の歴史を持つこの茶屋では、
創業当初から変わらぬ製法で変わらぬ味の甘酒を提供しています。
囲炉裏端で無添加ノンアルコールのこの甘酒をいただきつつ、
当代の12代目と跡取りの13代目から、歴史や苦労話などを伺いました。
峠を越えて芦ノ湖へ。
〈『芦ノ湖丼』には芦ノ湖で獲れるワカサギ・ヒメマスなど〉
〈今朝あがったワカサギを使用〉
畔にあるレストラン「ほん陣」で、ワカサギ・ヒメマス・ニジマスといった、
芦ノ湖で獲れる魚の天ぷらが乗った「芦ノ湖丼」と、「芦ノ湖天ざる」をいただき乾杯を。
舌鼓を打つデビット伊東と三﨑アナの前に、更に出された天ぷらは・・・?
答えを聞いて驚く二人は、その味の良さにもう一度驚かされることになるのです。
〈とても温かい皆さんです〉
場所を移して、いよいよ大湧谷へ向かうその途中、デビットが「ちょっと寄りたいお宅がある」。
「??」といぶかしがる三﨑アナとスタッフが連れてこられたのは
女優の丘みつ子さんのお宅の工房でした。
デビさんが以前、別のお仕事で一緒になったことがあるそうで、その人柄に惚れてしまったのだ
そうです。
丘みつ子さんは、女優業を続ける傍ら、
30年前に始めた陶芸を、箱根の自宅兼工房で行なっているのでした。
趣味から始めたということですが、今では立派な陶芸家。その作品にデビも三﨑も目を
見張ります。
芦ノ湖を眺める工房でロクロをまわして、夏には年に一度の個展を開いています。
〈今年も8月初旬に個展を予定〉
ほかにも、畑で野菜を育てパン焼を楽しみ、ドライビングや水上スキーなど、
多才・多趣味の丘みつ子さんの魅力に、スタッフもはまってしまいました。
丘みつ子さん宅を後にし、二人はようやく大湧谷へ。
美しい富士山を眺めながら、二人は登山道へと進みます。
と、その途中で鳴り出した時計のベル。これは、一体?
なんとか、放送に間に合うようにと横浜のtvkを目指す「あっぱれ!」隊でしたが・・・・・。
来週は、三浦市。