1月22日:相模原市緑区の藤野地区
「あっぱれ!KANAGAWA大行進」今回は相模原市緑区の「藤野地区」を散策!
合併して相模原市となる前の藤野町です。
神奈川県と山梨県のほぼ県境にあるこの地域は、戦時中多くの芸術家が疎開し
活動の拠点としていました。
そんな歴史からか、今でも多くの芸術家達がアトリエを構えるアートな地域です。
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサー、それに撮影隊スタッフ一同は、あさ8時30分に
JR藤野駅前に集合しました。デビット伊東は5年ぶり、三﨑アナは「あっぱれ!」のメンバーと
しては始めての訪問です。
空は晴れわたっていますが、しかし、やはり朝は寒いですねえ。
〈クルマのフロントガラスは凍りついて、線路脇には霜が・・・〉
駅正面から小高い山の上に見る事ができる、有名な大きなラブレターに感激しながら、
二人は最近できた観光案内所『ふじのね』で情報収集です。
〈中には藤野の名産品がずらり〉
〈デビット伊東、ついに「my皿」まで持ち込んで味見のおねだり?〉
ここで見つけた素敵な絵の作者のアトリエがあると聞き、さっそくおたずねすることにしました。
〈加藤世紀(せき)さん〉
その方は、加藤世紀(かとう・せき)さん。藤野に生まれ、藤野に育った女流画家です。
アトリエの窓から見える美しい風景などを、水彩で描いています。
〈加藤さんの自画像です〉
芸術家ということでチョット身構えていたデビと三﨑ですが、そのおおらかな人柄に一安心。
楽しいお話をうかがうことができました。
次に撮影隊が訪れたのは『藤野アートヴィレッジ』。地元の有志3人が、アーティストと
地元の人たちの交流の場をつくろうと、去年5月にオープンさせた施設です。
かわいいコンテナブースに作家たちが思い思いの作品を展示しているユニークな展示場。
その一角には『野山の食堂』があって、このヴィレッジを運営する3人の本拠となっていました。
〈(左)桑原さんは会社経営・(中)中村さんは元役場職員
(右)調理の鈴木さんは家具工房経営とユニークな集り〉
毎週、月-木には和風の定食が。金-日にはビーフシチュー定食が食べられます。
これがまあ、自家製のパンとともに絶品の美味さ!本職のコックではないという鈴木さんですが、
その分、一所懸命につくってくれた、という気持ちが伝わってくる味わいです。
デビットも感激でした。
〈月-木の和風定食〉
さらに道を上っていくと、広い駐車場の奥に可愛い富士山を発見しました。
なんでこんなものが・・・?目の前の食堂で聞くと、その食堂の調理をしている息子さんが
「なにか名物になるものを」と3年がかりで自分でつくったのだとか。
デビット伊東、テッペンまで登って富士登山気分になっておりました。
昼を過ぎて、牧野(まぎの)で小学校のような建物を発見しましたが、どうも様子が違います。
『篠原(しのばら)の里』と書いてあります。
うかがうと、ここは元小学校。いまでは教室を利用しての宿泊施設になっていて、
きょうはここを会場にうどん打ちのイベントがおこなわれているのでした。
〈校庭には二宮金次郎の像が・・〉
デビット伊東と三﨑アナ、中を見学させてもらいつつ、しっかりとうどんをご馳走になってしまったのは
言うまでもありません。
今回も美味しくて、良い出会いに満ちた藤野町での「あっぱれ!」でした。
今週のプレゼントは、『ゆずの里 藤野』の名産品です。
プレゼントのページからご応募ください。
来週は、松田町をお訪ねします。