7月3日:大磯町
きょうの大磯町は、やはりどんよりとした生憎の梅雨空でした。
大磯と言えば湘南の海のイメージですが、実際は大磯町の大半は緑に覆われた山と丘陵地帯なのです。そんな大磯で、あっぱれ撮影隊はきょうも美味しいモノを探します。
先ずは大磯の名を日本中に広めた照ヶ崎海岸からスタートです。
ここは日本の海水浴場発祥の地であり、その海岸線は多くの文化人や政治家に愛されました。
そんな照ヶ崎海岸でデビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーが最初に出会った謎の集団。
アオバトを観察する皆さんでした。
アオバトというのは神奈川県の天然記念物にも指定されている胸が緑色をしためずらしい鳩で、海水を飲んで塩分を補充するためにねぐらの丹沢から大磯の照ヶ崎海岸に集団で飛来してくるのです。
大磯漁港のすぐ脇に、今春オープンした話題の食堂「めしや大磯港」がありました。なにしろ大磯漁港直営のお店。その日の朝に獲れた新鮮な地元の海の幸が堪能できるとあって大人気。
ただし、漁ができない時化の日は休業。あいにく大漁といかない日は品切れ次第で営業打ち切りになってしまうので要注意。
デビットは刺身定食(2,000円) 三﨑アナは港御膳(1,200円)
大磯駅に向かう途中で通りすがりの女性から素敵な喫茶店を紹介されました。
「大磯珈琲庵」。普通のお住まいで井戸水を使って美味しい珈琲を入れてくれるお店というかお宅というか・・・不思議な、でもアンティックも並ぶ魅力的な場所でした。
大磯の駅前には地元の野菜などにこだわるお店「地場屋ほっこり」が開店していました。前に来たときにはなかったお店です。
その店先に、7月というのにみかんが置かれていました。
お店の人に聞くと、大磯ではハウスみかんの栽培が盛んなのだそうです。
ある農家を紹介していただき、デビさんと三﨑アナはさっそく訪ねることにしました。
やってきたのは、かなり海岸線からは離れた上船窪の「ひじかた柑橘園」。
ハウスみかんばかりでなく、それらを原料にジャムを作っている若き農業人の農場でした。
みかんのなんとみずみずしいこと!ジャムの自然でやさしい美味しさ!
デビさんも三﨑アナも大感激!
おいしいもの満載の大磯町でした。