6月19日:横浜市
今回の「あっぱれ!」は横浜市です。
今年3月いっぱいで閉鎖された競輪場「花月園」。
かつては西の宝塚、東の花月園とまでいわれたほどの、そして戦前は東洋一とも
いわれたという遊園地だったのだそうです。
その「花月園」の入り口、花月園前駅から、反対側の第1京浜-鶴見川方向に歩きます。
昨夜からの雨風も、撮影開始の時にはウソのように収まりました。
駅前の商店街を行くと、早くも魅力的な和菓子屋さんを発見!
創業80年をこえるという老舗でお薦めのオリジナルというバタどら焼を買ってみました。
さらに、お隣の文具屋さんをのぞいたり、向かいのダンス教室を訪ねたりのいつもの珍道中が始まります。
このダンス教室では、きょう、明日のデビューを夢見るアイドルグループ「ドリームボックス」の猛烈レッスンの真っ最中でした。
第1京浜に出ると、「ないものはない」と妙な看板をかかげるハンコ屋さんを発見。
好奇心をくすぐられたデビと三﨑アナが早速飛び込むと・・・
壁一面に無数とも思えるハンコがずらり!聞けば6万もの名前のハンコが用意されているというのです。鶴見区には沖縄出身の人も多いのですが、どんな名前の人でもここに来ればほぼ一発でハンコが見つかるそうです。さらに、中国や韓国の人の名前も多くそろっているとか。
この界隈にきたら絶対にはずせないのは「生麦魚河岸通り」。
江戸時代には幕府に魚を献上する町としても栄えていた漁師町だったところで、
今では全盛期の半分以下となってしまいましたが、かつての東海道沿いには貝や鮮魚を扱う店が並び、まだまだ威勢の良さは健在で、周辺の料理人が毎朝仕入れにやって来るほか、一般の方へのばら売りもしてくれます。
江戸前のアナゴをその場でさばいているお店や軒先で貝を売るおばあさん、
海苔屋さんや割り箸屋さん、包丁研ぎ屋さんなど
料理人さんが必要とするお店が揃っていて、今も昔の風情を残してました。
この街に乾杯のコーナーは、この魚河岸通りが地元で、日本料理の板前として
修行をつんだご主人が腕を振るう割烹料理店「天金」でお願いしました。
魚河岸通りで仕入れたアナゴ料理などが評判のお店で、デビ&三﨑アナは
ランチメニューの「アナゴ丼」とその日仕入れた新鮮な魚の「刺身定食」、それに、ちょっと珍しいのではないでしょうか、「アナゴの白焼き」をいただきました。
魚河岸通りから裏へと続く、アジサイが綺麗な路地を発見しました!
探検気分で入っていくと、小さな水車が回る不思議なお宅が・・・
その路地を抜けると川の堤防に着きました。朝までの荒天がウソのような、真夏のような晴天に
鶴見川が輝いていました。