4月24日:清川村
きょうは神奈川県唯一の村・清川村を訪ねました。
面積の93%が山林という村ですが、
美しい緑と山桜の山景色が、デビット伊東と三﨑アナを
迎えてくれました。
最近は、清川村に住みたい、と都会から引っ越してくる
人も多く、そんな人の中には趣味に生きる人が多いのだ
そうです。
細い道を行くと、突き当たりにロッジ風の家を発見。
恐る恐る除いてみると、清川に住んで20年の春山清夫さんが
15年以上前に始めたという趣味のグライダー作りと
ラジコンヨット作りの真っ最中でした。
それを見たデビは夢中です。子どものころの模型作りの夢を
思い出して、少年の目になってしまいました。
実は春山さん。この道では結構知られた存在で、全国大会でも
常連の腕前です!
春山さんのグライダーは、音もなく、すべるように空を飛ぶのでした。
住宅街を歩いているとお庭で竹細工を作っている方を発見!
半谷計元さんは、自宅裏の竹を使った竹細工の名人。
作品はたけぼうきや熊手などの実用品から、鼈甲竹を使ったオブジェなど多岐にわたります。
裏山の鼈甲竹とその作品
また写真も大好きで集めたカメラも20個以上!
昔から撮り続けた歴史を感じる写真も多数ありました。
更に住宅街を歩いていると、なにやら三味線や太鼓の音が聞こえてきます。
音をたどっていくと、三浦ミサ子さんのお宅に。
ご主人が三味線、奥様が踊りと太鼓が趣味で、20年ほど前に庭を改造して
舞台つきの部屋を作り、地域の方々を集めて教室や発表会をおこなっています。
きょうも生徒の皆さんが集まって、練習をしていたのでした。
まあ、その奥様方の元気で賑やかなこと。
デビもタジタジ、脂汗。とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。
料理もおいしかった。ご馳走さま。
またお芝居も大好きな三浦さん夫婦は、衣装やカツラ、各種小道具も用意して、
民芸団「いろり座」をつくり、老人ホームなども周っているのだそうです。
竹林や雑木が繁る山道に入り込んでしまった二人の前に、
「KWK技術研究所」という看板が。
訪ねてみると、川上利男さんという方が「癒し」と「ゆらぎ」をコンセプトにした
商品を開発中でした。
川上さんは、いわば発明家といってもいい人で、
シリコンで作ったクリオネやクラゲを生きているかのように
水槽で泳がせる癒しのグッズや、
竹炭を使った空気清浄機、間伐材を使った
オブジェなど、特許をもつ商品も多数。
特許数50以上という「清川の発明王」です。
その「KWK技術研究所」の川上さんの紹介でやって来たのは宮ヶ瀬湖。
川上さんが1年前から参加したという宮ヶ瀬湖ボートクラブが、
きょうボート大会を開催中でした。
デビ&三﨑アナもボートに挑戦!と行きたかったのですが、さすがに未経験者には無理!
別のボートに乗せてもらい宮ヶ瀬の自然を堪能しながら、
湖の上から大会を見学させてもらいました!
二人は最後に、村役場向かいの地元の産物が手に入る「清流の館」へ。
お土産を買って家路につきました。