9月26日:伊勢原市/大山阿夫利神社参道を行く
今回は伊勢原市。大山阿夫利神社の参道を行きます。
およそ400年前から大山詣でで多くの人達がやって来た大山阿夫利神社。
それ以前から大山は海上を行く舟の道標であり、関東平野の
人達にとっては、その日の天気を知る目安でもありました。
今も観光地として、信仰の山として春、夏、秋と多くの人達を集めています。
現在は「コマ参道」と言われる大山神社の入口まで一気に伊勢原駅からバスで行けますが、今回はそれ以前からある旧参道を通ってコマ参道を登ります。
今も昔ながらの作り方を守る佃煮屋さん。メインとなる「きゃらぶき」は
修験者の保存食だったと言います。
大山と言えば「大山独楽」。聖徳太子の時代まで遡れる
「木地師」の技を今に伝え、新しい試みにも挑戦しています。
「旧参道」には「とうふ坂」という坂が。昔は参拝者が、
豆腐をすすりながら登ったと言います。
今も参道には多くの豆腐料理を出す宿があり、
その多くに「先導師」の文字。これは大山の修験者達が
徳川幕府に武装解除させられて山を降り参道脇で加持祈祷、
そして宿泊、山の案内を商売にした人達の事。
現在もその流れをくむ旅館が50軒程あります。
大山名物「豆腐料理」も堪能します。
ひたすら参道を登って、最後は「つるべ井戸式のシステム」のケーブルカーに乗車予定。
その乗り心地と風景はとっても愉快。
ゴールは大山阿夫利神社下社。最後も急階段。
登りきると素敵な事が待っています。
他にも参道ならではの場所を紹介。デビット伊東、三﨑アナが
息を切らしてお邪魔します。
次回は10/3「綾瀬市」です。