2月2日:鎌倉市 腰越
今回あっぱれ撮影隊がお邪魔するのは鎌倉市腰越。
腰越商店街は江ノ電が街の中を走るレトロな街並みが特徴。
まず最初に訪れるのは大正初期からこの地で営業している星野写真館。
2階に上がると大きな窓が印象的な撮影スタジオ。
照明技術が発達していなかった当時はこのように自然光を利用して撮影をしていたのだとか。
今でも現役のスタジオにお邪魔します。
商店街を歩いていると魚屋さんを発見。
腰越は近くに漁港があり漁師の町という顔も。
かねしち魚店の名物は鯖の燻製。
魚の卸問屋から発祥した店だからこそ今でも顔なじみの漁師から直接魚を
仕入れる事ができるそうです。
魚の燻製のお味は?
この辺りは、12分に一度は江ノ電が路面を走っていきます。
また、腰越駅を過ぎた辺りからは住宅街を縫うように電車は走っています。
駅近くには線路のすぐ側が玄関なんていうお宅も。
この地域ならではの生活が垣間見えます。
海、漁港がある腰越には船宿が数件あります。
船宿秋田屋さんは母親の代から釣り船を専門に営んでいましたが、
釣り客の要望に応えて宿もオープン。
地元の食材に徹底的にこだわったレストラン鱗亭も好評を得ています。看板は
母親が当時掲げていた手書きの字を複写し使用しています。
平家成敗を遂げ颯爽と鎌倉入りを果たそうとした源義経が、
兄頼朝により足止めをされ一時滞在したのが満福寺。
才気溢れる義経を脅威と感じ鎌倉入りを許さなかった兄頼朝。
弟義経はこの時頼朝に宛て一通の嘆願書をしたためます。
それが有名な腰越状。
現在でもその下書きと伝えられる書がお寺に残されています。