12月22日:山北町
今回あっぱれ撮影隊がお邪魔するのは山北町。
まずは御殿場線山北駅前からスタート!
どこか懐かしい雰囲気が漂う駅前の商店街を散策します。
現在の御殿場線国府津~沼津間は昔の東海道本線。
山北駅は多くの物・人が集まるいわば主要駅。
“鉄道の街”として栄えました。
山北には、今でも地元の人達の間で語り草となっている
“幻の駅弁”があります。
それが鮎寿司弁当。
御殿場線が東海道線だった明治中期から昭和初期に
かけて大変な人気を博したそうですが時代と
共にその姿はなくなりました。
この駅弁を何とか山北の名物として
復活させようと頑張っているのが駅前で洋品店を営む内藤さん。
あっぱれ撮影隊は“幻の駅弁”にたどり付けるのか!?
創業100年を超える石田為吉商店。
主に学校給食のパンを製造しています。
3代目の石田宏之さんは子ども達の健やかな成長を
願いパンを作り続け50年。
その活動は語らずとも事務所に飾られた数多くの感謝状が物語っているます。
初代為吉が残した遺言書はお店の宝物。
現在の4代目は先代が築いた歴史と信頼を守るため日々奮闘中!
石田木工所は木を加工し木製部品などを製造する工場。
山北の特産品にも指定されている「けんかこま」も製造しています。
数十年前は、山北や周辺の地域で子ども達がコマ遊びをする
風景がよく見られたそうです。
現在はコマで遊ぶ子ども達も少なくなり製造は数量限定となっていますが、
当時を懐かしむ大人達からの問い合わせは多いそうです。