5月19日:伊勢原市
今回あっぱれ撮影隊がお邪魔するのは伊勢原市。
小田急線伊勢原駅北口から国道246号線までに広がる街並みを紹介。
大山詣での門前町とも言え、古い歴史を持つこの地域。
今でも観光地大山を訪れる人達の玄関口として賑わいをみせている。
大正元年創業の豊田商店は今ではあまり聞かない荒物雑貨店。
ここに来れば揃わないものは無いという正に万屋とも言えるお店。
店内には所狭しと日用品が並ぶ。とくに天井に飾られたせんみ凧(非売品)は
明治中期から昭和にかけ伊勢原で親しまれた凧。
今では職人がいなくなり、現存するオリジナルの凧は豊田商店を
含め市内でも数個を残すのみだとか。
豊田商店の数件先にあるのが創業1728年の老舗茶屋 茶加藤。
10代280年にも及ぶ歴史の中で4代目宗兵衛はあの二宮尊徳の
薫陶を受けるなどその歴史も華々しい。
そんな茶加藤をリードするのは28歳の若さでお店を継いだ10代目加藤宗兵衛。
若き経営者が描く老舗の将来像とは。
伊勢原は平塚に近いことから海の幸も豊富。
駅前龍神通り商店街のマルモトは地元相模湾の鮮魚を扱う町の魚屋さん。
ご主人は相模湾の地の魚と地元伊勢原の野菜を組み合わせた食育を
子供たちへ向け発信する活動も計画中。
伊勢原は県内でも弓道が盛んな地域。
伊勢原弓道協会に所属する選手はツワモノ揃い。
そんな選手たちの矢を丁寧に修復してくれるのが山田弓具店。
道具の中でも矢を専門にする矢師と呼ばれる職人は伊勢原市内に2人だけ。
全国的にも数少ない貴重な職人技を拝見!
伊勢原という地名の由来は、その昔伊勢から流れ着いた人々が
原っぱを開墾した事による、との事。
そんな伊勢原のルーツともいえる場所が伊勢原大神宮。
地元で最も身近な神社なのです。 5月19日 よる8:55放送!